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新生ClariS篇

2014年初春、3rdアルバム『PARTY TIME』に関してどのような記事を作成するかレコード会社と相談している最中、我々は衝撃の事実を知ることとなった。

——アリスがClariSを卒業する!

2014年5月、この知らせは衝撃的なニュースとして業界を駆け巡り、多くのファンの元に届くこととなった。アリスの心の内については、公式HPに掲載されたメッセージや、「リスアニ!Vol.17」及び「リスアニ!Vol.18」における彼女のコメントから察してほしい。ただひとつ言えるのは、彼女はClariSに青春を捧げ、ClariSでしか得られなかった経験を経て、人生の決断を下したのだ。我々はこれまで彼女がもたらしてくれたたくさんの喜びを胸に、アリスの明るい未来を願いたいと思う。
リスアニ!Vol.17

PARTY TIME

さて、その頃のクララはというと……様々な思いを胸に抱えながら、歌とダンスのレッスンに打ち込んでいたのだという。そんな彼女をサポートしていたのが、同じ音楽スクールの出身で、昔からの友だちであったカレンだった。「あのときは、すごくカレンに救われた気がしていました」というクララの発言は、ふとこぼれた本音だろう。
そしてある日、クララから「カレンとClariSをやりたいです」という発言が飛び出した。新生ClariS誕生の瞬間である。
リスアニ!Vol.18
その後の展開は迅速なもので、皆さんもご承知のとおり。「DROP」「君の夢を見よう」に続く3曲目のオリジナル音源として、「Clear Sky」が「リスアニ!Vol.19」の付録CDとなった。この曲の意味は“太陽は背中を押すの はじまるこのメロディー”という歌詞に集約されているように思う。ClariSがデビューする以前、アリス☆クララの時代からアリスとクララのシンボルは“太陽”と“月”だった。そしてカレンは“星”となり、新たにクララと輝きをはなっていくのである。
リスアニ!Vol.19

Clear Sky

新生ClariSのシングル第一弾「border」は2015年1月、「ナイショの話」でもコラボレーションした〈物語〉シリーズ、『憑物語』のEDテーマとしてリリースされた。「ナイショの話」のときの無邪気な女の子らしさとは違う、少し切なさも混じったロックナンバー。「(ファンに受け入れてもらえるか)大丈夫かな……」というカレンの不安をよそに、ClariSらしさと新しさが両立された楽曲となった。
その新しさのひとつで重要なものに、“よりライブを意識した”というものがある。実際、リリース直後に武道館にて開催された“リスアニ!LIVE-5”にClariSは出演し、この曲を披露した。もちろん初めてのフェス参加であり、バンドを背負って歌うことも初めてだった。そしてそのステージで、ふたりは初のワンマンライブの開催を宣言した。
「ClariSをもっと近くに感じてもらいたい」とは、「CLICK」以降、クララが事あるごとに発していた言葉である。新生ClariSとして迎えた2015年は、いよいよそれが本格的に実現されるのだろうか。「今からカレンとライブの演出や衣装のことを話し合っていて、夢がどんどん大きくなってきているんですよ!」と言葉を重ねるクララに、期待が膨らむのは筆者だけではあるまい。
憑物語
©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

border

クララとカレン。ふたりは7月31日、Zepp Tokyoにて「ClariS 1st LIVE“扉の先へ”」を開催する。本ベストアルバムに収録されたアリスとクララ時代の曲も歌われるであろうこのライブは、2010年からの5年間の集大成であり、クララとカレンによる新体制の門出でもある。どのようなステージになるのか、ClariSの新章を熱く見守りたい。

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