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2014.07.29
現在公開中の劇場アニメ『思い出のマーニー』にて、東京から海辺の村に引っ越してきたメガネの少女・彩香(さやか)役を杉 咲花が演じていることがわかった。
2010年に公開された『借りぐらしのアリエッティ』から4年。米林宏昌監督が手掛けるスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』は、イギリスの同名児童文学を原作に、美しく広がる北海道の湿地を舞台にしたファンタジー。心を閉ざした12才の少女・杏奈と謎の金髪の少女・マーニーふたりの少女のひと夏の出会いを描いた作品だ。杏奈とマーニーの数奇な運命、ラストで明かされるふたりの秘密に日本中が感動の嵐に包まれている。
そして本作には物語の鍵を握る少女がもうひとり。東京から海辺の村に引っ越してきたメガネの少女・彩香(さやか)役を、auやCook DoのCMで明るい演技が印象的な杉 咲花が演じている。杉咲演じる彩香は、夢見がちだけれどマーニーの謎に迫る女の子。この第三のヒロインともいえる重要な役柄を杉咲は見事に演じ、アフレコ時には米林監督もイメージ通りだと大絶賛。杏奈の成長を手助けするもうひとりの少女・彩香にもぜひご注目いただきたい。
●杉 咲花コメント
小さいころからジブリ作品をたくさん観てきたので、まさか自分がジブリ作品の声優をできるなんて想像もしていませんでした。本当にびっくりしましたし、私でいいのかな?とも思いました。
どんな映像になるのか、いろいろ想像を膨らませながら楽しく台本を読んでいたのですが、アフレコでは声ひとつで感情を伝えることがとても難しかったです。でも監督からわかりやすく指示を出していただきましたし、私が演じる彩香ちゃんは元気で好奇心旺盛な子なので、伸び伸びと演じさせてくださいました。
『思い出のマーニー』は、みんなが優しくてみんなが誰かのことを大切に想っている、あたたかい映画です。観たあとには幸せになって帰れる、そして大切な人に会いたくなるような映画です。
●西村義明プロデューサーコメント
「TVドラマ「夜行観覧車」での演技がスゴイ“回鍋肉の子”」。彩香のキャスティングが難航しているとき、ジブリのスタッフが薦めてきました。
意味も分からないまま“回鍋肉の子”で検索すると、杉 咲花さんの名が。声を聴いてみると、マーニーの秘密を探ろうとする夢想家な彩香にピッタリです。
アフレコでは予想を超えた“彩香らしさ”で、麻呂さん(=米林監督)大満足。赤い丸メガネを付けたら、そのまま彩香になりそうですね。
映画『思い出のマーニー』
現在全国上映中
(C)2014 GNDHDDTK
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