FictionJunctionとしては3枚目となるアルバム『PARADE』がリリースされた。今回は前作となる『Everlasting Songs』や『elemental』と違ってタイアップ曲は少なく、一方で新曲とfeaturing曲とカバー曲が混ざり合い、梶浦由記が生み出す純然たるFictionJunctionを味わえる感覚を抱く。現在のFictionJunction音楽を「パレード」と称する理由、収録曲それぞれが持つ背景、そして30周年を機に展開される活動への想いなど、梶浦の言葉の一つひとつが、来る『Kaji Fes. 2023』に向けて増す高揚感をさらに加速させる。
INTERVIEW & TEXT BY 清水耕司続きを読む
SHARE