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2016.05.25
累計発行部数は400万部を突破し、実写映画の興行収入が32億円を記録した青春SFコミック『orange』。
7月より放送となるTVアニメ『orange』の本ビジュアルが完成・公開された。
ティザービジュアルにも松本市のマンホールが描かれるなど、物語の舞台にゆかりのある要素があったが、今回の本ビジュアルでは松本の美しい風景が開放感のあるビジュアルとして描かれている。
キャラクターデザイン・結城信輝氏描き下ろしの菜穂、翔、須和、あずさ、貴子、萩田が空を見上げている橋は、松本市東部の「筑摩橋」であり、橋の下を流れる「薄川」の奥には、日本百名山の一つである「美ヶ原連峰」が雄大に描かれている。
青く澄み切った空に置かれた「未来の涙が、私を変えてくれた。」というキャッチコピーが、友情のため、切ない恋のため、そしてに未来を変えるために、懸命に生きていく菜穂たちを表しているようにも見える。
TVアニメ『orange』の持つ、美しいキャラクターと風景描写に、さらに期待が持てる新ビジュアルとなっている。
また、物語の中で菜穂と翔にとって大切な場所となる「あがたの森公園」と菜穂の部屋のイメージボードがアップされた。
実景写真と比較して分かるように、細やかかつ精彩なディティールに注目だ。
TVアニメ『orange』PV第1弾
●作品情報
TVアニメ『orange』
2016年7月送開始
原作:高野 苺(双葉社「月刊アクション」連載)
【キャスト】
高宮菜穂:花澤香菜
成瀬 翔:山下誠一郎
須和弘人:古川 慎
村坂あずさ:高森奈津美
茅野貴子:衣川里佳
萩田 朔:興津和幸
【メインスタッフ】
監督:浜崎博嗣
脚本:柿原優子
キャラクターデザイン:結城信輝
音響監督:長崎行男
音楽:堤 博明
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
制作協力:トムス・エンタテインメント
<Introduction>
漫画雑誌「月刊アクション」(双葉社刊)にて連載されていた、高野苺による“青春SFコミック”『orange』。
2013年12月より「月刊アクション」での連載がスタートし、2015年10月号(2015年8月発売)を持って連載最終回を迎えました。
高校生の恋愛模様を瑞々しく描く恋愛コミックスの王道要素を抱えつつ、「自ら命を絶ってしまう友達を救ってほしい」という、未来の自分から届く手紙を元に物語が展開されるSF要素や、想いを果たせなかった10年後の世界と現在世界の話が交互に進行していく切ないストーリーテリングが大きな反響を呼び、『全国書店員が選んだおすすめコミック2015』5位、『次にくるマンガ大賞2015』12位、更には『このマンガがすごい!2015 オトコ編』15位など、多数のコミックランキングにランクインし、2015年11月に発売した最終巻(第5巻)は数々の少年誌ビッグタイトルを抑え、オリコン週間ランキング第1位を獲得!累計発行部数は全5巻で400万部を超え、2015年12月には実写映画『orange−オレンジ−』が公開され、興行収入32億円を超える大ヒットとなりました。
そして、女性のみならず、男性からも多くの支持を集める異色の傑作コミック『orange』が、俊才のクリエイター陣によってTVアニメーションとして、この夏、物語を紡ぎだします。
[監督]には確かな演出力で「STEINS;GATE」や「テラフォーマーズ」を手掛けた浜崎博嗣を、[脚本]には「ちはやふる2」や「Persona4 the ANIMATION」のストーリーを形成した柿原優子を、そして[キャラクターデザイン]には「坂道のアポロン」・「宇宙戦艦ヤマト2199」においてキャラクターに命を吹き込んだ結城信輝を迎え、原作『orange』の魅力を丁寧に映像化していきます。
<あらすじ>
高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。
その差出人は、10年後の自分だった。
初めはイタズラかと思ったが、
書かれていることが次々と現実に起こり、
「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。
転校生の翔を好きになること。
そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。
翔を失った<26歳の菜穂>の後悔と願いを知った<16歳の菜穂>ができることとは?
©高野苺・双葉社/orange製作委員会
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