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2016.05.23
『牙狼<GARO>』プロジェクト10周年記念作品として製作された最新劇場版にして、初のアニメシリーズとして人気を博した『牙狼<GARO> -炎の刻印-』の続編として前作の4年後を描いたアニメーション映画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』が5月21日(土)についに公開!
新宿バルト9(東京・新宿)にて行われた初回上映後の舞台挨拶に、浪川大輔(レオン・ルイス役)、堀内賢雄(ヘルマン・ルイス役)、富田美憂(ロベルト・ルイス役)、林祐一郎監督が登壇した。
キャストの3人は、それぞれ演じたキャラクターのバッジを着けて登場!
浪川は「映画の話を聞いたのが去年で、1月に収録があり、やっとここまで来ました」と万感の思いを口にし、林監督も「完成披露のときにお客さんとお話をして、手応えを感じていましたが、ようやくここまで来たと感無量です!」と感慨深げだった。
TVシリーズで死んだヘルマンも、ルイス、そしてロベルトの窮地を救うべく復活!
堀内は「ヘルマンが登場したのも喜びですが、映画になったということが嬉しい」と満面の笑み。特に、ヘルマンとロベルトは今回の劇場版で親子の対面を果たすが、堀内は「『まだ見ぬ我が子に会いたい!』という思いで、自分の子だという気持ちで話していました。“守りしもの”というのはこの作品のテーマであり、深い!僕にとっても代表作になりました」と特別な思いを語ってくれた。
富田は、「『牙狼<GARO>』初参戦で、不安がありましたが、現場でみなさんが温かく迎えてくださりました。(堀内さんと浪川さんは)お父さんとお兄ちゃんという感じで優しかったです!」とニッコリ。
林監督はまさにこのキャスト陣の結束の強さと役柄との結びつきを強調。「『炎の刻印』の時から感じてましたが、キャラクターとキャストがリンクしていて、雰囲気がぶれない。リアルで見ているような気分になる」と語った。
浪川は4年の月日を経たレオンについて「だいぶ成長してます。最後のバトルで片手を失ってもなりふり構わず弟たちを守るのは、今までにない姿。ロベルトがいたからレオンも成長できたと思う」と語ったが、堀内は「レオンと共に浪川くんも成長してる」とニヤリ。「シリーズを通して、人間的にも成長してます。独立も果たしたし、“まもりしもの”が増えた」とプライベートにまで鋭く切り込みつつ「2人で飲んで、珍しく演技の話をしたりしました。(役と)シンクロする部分が多かったし、僕も成長させてもらいました」と嬉しそうに語っていた。
ちなみに幼いロベルトについて、富田は「泣き虫ですが、それを克服して強くなって、レオンやヘルマンのようにカッコよく成長してほしい」と語っていたが、林監督は「ヘルマンの息子だから(笑)」と語り、“兄”浪川も「今は純情だけど…」と疑義あり…?堀内はこれからも息子たちのピンチのたびに復活する気満々のようで「まだ続くの?まいったなぁ…」と言いつつも嬉しそうな表情。さらなる続編を期待するファンからは期待の拍手が沸き起こった。
●作品情報
劇場版『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』
公開中
【スタッフ】
原作:雨宮慶太
監督:林 祐一郎
脚本:小林靖子
演出:林 祐一郎、朴 性厚
キャラクターデザイン協力:武井宏之
アニメーションキャラクターデザイン:菅野利之
美術監督:工藤ただし
色彩設計:鎌田千賀子
撮影監督:淡輪雄介
CG監督:陸川 励
編集:廣瀬清志
音楽:MONACA
音響効果:倉橋裕宗
音響監督:久保宗一郎
主題歌:JAM Project「刃~The divine blade~」
制作:MAPPA/東北新社
配給・製作:東北新社
【キャスト】
レオン・ルイス:浪川大輔
アルフォンソ・サン・ヴァリアンテ:野村勝人
エマ・グスマン:朴 璐美
ヘルマン・ルイス:堀内賢雄
ダリオ・モントーヤ:萩原聖人
サラ:小宮有紗
ロベルト:富田美憂
©2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社
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