人気声優陣がドラマやコント、歌などさまざまな映像表現と笑いに挑んだ異色の番組「セカイ系バラエティ 僕声」が、現在開催中の東京国際映画祭に登場!同番組のトークイベントが10月28日、六本木ヒルズアリーナで行われ、声優の小野賢章、濱健人、森久保祥太郎、そして住田崇監督、脚本のオークラが登壇。MCは大のアニメ好きで知られるお笑い芸人・岩井勇気(ハライチ)が務め、軽妙なトークを繰り広げた。
2017~2018年にかけてWOWOWや「GYAO!」で放送・配信された「セカイ系バラエティ 僕声」は、豪華な出演陣に加え、演出に住田崇、脚本にオークラなど第一線で活躍する気鋭のクリエイター陣が集結し、話題を集めた。大勢のファンが集まった今回のイベント内では、「僕声」シーズン2の製作が決定したことを発表。このシーズン2には、この日のイベント登壇者である小野、濱、森久保はもちろんのこと、伊東健人、内田雄馬、勝杏里沢城千春、武内駿輔、寺島惇太、土岐隼一、中島ヨシキ、永塚拓馬、西山宏太朗、増田俊樹ら豪華キャストの出演も決定している。
これを受け小野は「やったという感じですよ。僕自身、お笑いがすごく好きなので、出られてうれしいです」と笑顔でコメント。すでに収録は一部始まっているとのことで、「セリフを覚えるのが大変でした。でもすごく好きな世界観というか。あまり内容には触れないようにしたいですが、(収録したコントは)みんなキャラが濃くて、作り込まれているので、誰だか分からなかったくらい。きっと飽きないと思いますし、インパクトが強いと思います。僕には、テレビ的なコントのノウハウがまったくないので、一生懸命お芝居をすることで、その結果、面白く見えたらいいかなと思います」と意気込みを語る。
一方の濱は、「一緒に芝居をやる中で、ここは他の人が笑っちゃいけないところだなというところがあるんですが、小野さんが振り切った芝居をするんで、本当につらい。先輩方は余裕があるんで、目で笑わせにかかってくるので、やめてくれよ!と思うんです」と笑ってみせる。そして収録はこれからだという森久保も「僕は役者として時代劇をやるのは初めてなんで楽しみです。初めての経験が多いので楽しみです」と続けた。
そして前作に引き続き脚本を担当するオークラが「シーズン1は、どちらかというと、世界系をフリにしたものだったと思いますが、今回はもっと声優さんが遊べるようなものになりました。シーズン2では、芸人に書いているような100%のコントをやってもらおうと思っています。収録したものはまだ観てないんですが、住田さんからすごく面白かったと聞いているので、今から楽しみにしています。そして今後の脚本もどんどん仕上がっていますが、その段階でも面白いと思えるものになっているので、お楽しみに」と自信を見せると、住田監督も「前回以上に確実に面白くしようというのが念頭にありました。現場は本当に楽しくて。芸人さんとやるとどうしてもアドリブ的なことが多くなると思いますが、声優さんたちなので、どちらかというとドラマ寄りでいこうと思います。シーズン1は(初めてなので緊張で)ガチガチだったんですけど、今回は皆さんがどれだけできるのか、どんなことが得意なのかは把握したので。気負いなく、純粋に楽しめるものやろうと思っています。画面に関しては、ある程度カッコよくというか。品がある感じにしようかなと思っています」と今後の展望を語った。
そして最後のメッセージとして、まずは濱が「シーズン2が決定したということで、(配信向けのスピンオフ番組)『誰声』に続き、素敵なコンテンツに関わったなと思っています。素敵な先輩に囲まれてやらせてもらっています」と語ると、小野が「シチュエーションコメディなどもやっていますが、もともとお笑いが好きなので、自分自身楽しく演じています。お笑いっていいなと思う事がたくさんあるので、シーズン2を見て、楽しい気持ちになってくれたらなと思います」と続ける。そして森久保が「僕自身、シーズン1は声のみの出演でしたが、2で出させてもらうことになりました。初めてのことが多いので、非常に楽しみです。住田監督とオークラさんが作り出す世界観は想像を超えるものなので、身を委ねて撮影をしていけたらと思います」と会場に呼びかけた。
WOWOW「セカイ系バラエティ 僕声」スペシャルトークショー
10月28日(日)12:00-13:00 場所:六本木ヒルズ アリーナ
【出演】小野賢章、濱健人、森久保祥太郎、住田崇監督、オークラ(作家)
【MC】岩井勇気(ハライチ)
●番組情報
「セカイ系バラエティ 僕声」
シーズン2 製作&放送決定!
2019年1月~ 特設サイト 先行無料配信
2019年2月~ WOWOW一挙放送&TOKYO MX放送スタート
© 2018 「僕声」プロジェクトパートナーズ
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