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2015.08.13
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く、ノイタミナムービー第2弾として発表され、大きな注目を集めている「Project Itoh」。2009年に34歳で夭折した小説家・伊藤計劃(いとう・けいかく/1974-2009)が遺したオリジナル長編小説『虐殺器官』『ハーモニー』、そして彼が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成した『屍者の帝国』の3作品が「Project Itoh」として劇場アニメ化されるが、プロジェクト第1作目となる『屍者の帝国』(10月2日公開)の劇場本予告編が、8月1日からの劇場上映に続き、この度WEBにて初解禁となった。
本作『屍者の帝国』の舞台は、“死者蘇生技術”が発達し、屍者を労働力として活用している19世紀末。物語の主人公、ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で彼を違法に屍者化を試みる。その行為は、諜報機関「ウォルシンガム機関」の知るところとなるが、ワトソンはその技術と魂の再生への野心を見込まれてある任務を命じられる。それは、100年前にヴィクター・フランケンシュタイン博士が遺し、まるで生者のように意思を持ち言葉を話す最初の屍者ザ・ワンを生み出す究極の技術が記されているという「ヴィクターの手記」の捜索。第一の手がかりは、アフガニスタン奥地。ロシア帝国軍の司祭にして天才的屍者技術者アレクセイ・カラマーゾフが突如新型の屍者とともにその地へ姿を消したという。彼が既に「手記」を入手し、新型の屍者による王国を築いているのだとしたら……?フライデーと共に海を渡るワトソン。しかしそれは、壮大な旅のはじまりにすぎなかった。イギリス、アフガニスタン、日本、アメリカ、そして最後に彼を待ちうける舞台は……?
本予告編は、ワトソンがフライデーを屍者として蘇らせる物語の重要なシーンより始まる。魂を持った屍者“ザ・ワン”を生み出した物語のカギとなる「ヴィクターの手記」を求め、世界中を旅するワトソンたち。「ヴィクターの手記」とは一体何なのか?フライデーに21グラムの魂は宿るのか?EGOISTによる主題歌「Door」を背景に『屍者の帝国』の壮大なる冒険を描いた本予告編を、ぜひチェックしよう!
●作品情報
『屍者の帝国』
10月2日公開
<物語>
“死者蘇生技術”が発達し、屍者を労働力として活用している19世紀末。ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で彼を違法に屍者化を試みる。その行為は、諜報機関「ウ ォルシンガム機関」の知るところとなるが、ワトソンはその技術と魂の再生への野心を見込まれてある任務を命じられる。
それは、100年前にヴィクター・フランケンシュタイン博士が遺し、まるで生者のように意思を持ち言葉を話す最初の屍者ザ・ワンを生み出す究極の技術が記されているという「ヴィクターの手記」の捜索。第一の手がかりは、アフガニスタン奥地。ロシア帝国軍の司祭にして天才的屍者技術者アレクセイ・カラマーゾフが突如新型の屍者とともにその地へ姿を消したという。彼が既に「手記」を入手し、新型の屍者による王国を築いているのだとしたら・・・?フライデーと共に海を渡るワトソン。しかしそれは、壮大な旅のはじまりにすぎなかった。イギリス、アフガニスタン、日本、アメリカ、そして最後に彼を待ちうける舞台は…? 魂の再生は可能なのか。死してなお、生き続ける技術とは。
「ヴィクターの手記」をめぐるグレートゲームが始まる!
【キャスト】
ジョン・H・ワトソン:細谷佳正
フライデー:村瀬 歩
フレデリック・バーナビー:楠 大典
アレクセイ・カラマーゾフ:三木眞一郎
ニコライ・クラソートキン:山下大輝
ハダリー:花澤香菜
M:大塚明夫
【スタッフ】
原作:「屍者の帝国」伊藤計劃×円城塔(河出文庫)
監督:牧原亮太郎
脚本:瀬古浩司、後藤みどり、山本幸治
キャラクター原案:redjuice
キャラクター設定:千葉崇明
総作画監督:千葉崇明、加藤寛崇
色彩設計:橋本賢
美術監督:竹田悠介
3D監督:西田映美子
撮影監督:田中宏待
編集:肥田文
音響監督:はたしょう二
音楽:池 頼広
主題歌:「Door」EGOIST(ソニー・ミュージックレコーズ)
アニメーション制作:WIT STUDIO 制作:Project Itoh
配給:東宝映像事業部
(C)Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES
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