INTERVIEW
2025.04.05
クラシック音楽を代表する音楽家たちをモチーフにしたキャラクターが音楽へと情熱を賭けていく“偉大な音楽家の意思を未来へ紡ぐ夢のプロジェクト”である『クラシック★スターズ』がいよいよ放送スタートに! Elements Gardenの上松範康が企画原案・製作総指揮を務める本作。作品の中心となるベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、リストの4人を演じる内田雄馬、伊東健人、安部 瞬、石毛翔弥による集合インタビューをお送りする。
INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち
PHOTOGRAPHY BY 江藤はんな
まずはインタビューをお届けする前に、改めて『クラシック★スターズ』という作品について説明をしようと思う。
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“世界で一番新しい音楽を共に――”というテーマのもと、企画原案・製作総指揮にElements Gardenの上松範康がキングレコードとUNISONと共に作り上げる新感覚の音楽アニメーション、それが『クラシック★スターズ』だ。
音楽・芸術・スポーツ、あらゆるエンターテインメント分野で未来を渇望された若者たちが集う私立グロリア学園に1人の青年が編入してくる場面から物語は始まる。学園に足を踏み入れるなり「ベートーヴェン」と呼ばれて戸惑う彼は、モーツァルト、ショパン、リストと呼ばれる生徒会のメンバーたちと出会う。偉大な音楽家たちの名で呼ばれた彼らは「才能(可能性)」に適合し、体内に【ギフト】を移植された青年たちで、ベートーヴェンもまたボクシングでのケガをきっかけにその適合性を見出されたのだという。モーツァルト、ショパン、リストの3人は人々の心を揺さぶる音楽でコンテストでの優勝を目指しているが、またボクシングができると思っていたベートーヴェンは、編入先が音楽科という事実に驚愕するのだった。そんなベートーヴェンは3人と共にエモい音楽を響かせることができるのか――というのが物語の大枠だ。
ベートーヴェンたちは、各々がそれぞれにギフトを与えた音楽家の楽曲をモチーフとしたナンバーを豊かな表現力と共に歌い上げ、放送前から話題となっている。ベートーヴェンが歌う「魂のために」は、バガテル第25番「エリーゼのために」と、モーツァルトの歌う「Kissとナハトムジーク」は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章と、ショパンの「進化のエチュード」はエチュード 作品10-12「革命」と、そしてリストの「甘き羽音に乱れて…」はパガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」と……というように、作品タイトル、そしてキャラクター名通り、それぞれ有名なクラシックの名曲と現代音楽が融合した楽曲で本作を彩っている。Elements Gardenのクリエイターが手掛けるそれらの楽曲は、どれもが未だかつて誰も聴いたことのない、偉大な音楽家と現代音楽のフュージョンだ。物語の中で「エモージョン」と呼ばれるその音楽をVR空間で響かせる彼らのライブシーンもまた、驚きに満ちたものであり、視聴者を圧倒するはず。そんな楽曲群は、彼ら4人によるGran★MyStarの歌うEDテーマ「BEYOND★CLASSIC」も含めたキャラクターソングアルバムとしてのリリースも決定。まさに“世界で一番新しい音楽”と共に、『クラシック★スターズ』が2025年を席捲する!
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