遊び心の詰まったバラエティ豊かな1枚で、1st LIVEへの準備は万端！前田佳織里、3rdEP「I’m ready！」リリースインタビュー

お祭りみたいな1日を一緒に楽しみたい！ライブでも大事にしたいのは“遊び心”

――ここからは、「My”I”」からその他の歌モノ3曲についても順にお聞きしていきます。

前田　「My”I”」は歌詞が結構どっしりとしていまして。「色んな私がいるけど、私ってなんだろう？」と私探しをしている曲なんですね。でもサビの「My“I”“I”“I”“I”“I”」というフレーズのテンポがとてもいいですし、メロディもすごく軽やかなんですよ。だから私は、そのメロディの軽快さに合わせるように歌いました。歌詞の意味合いに寄りすぎると、ちょっと重たく聴こえてしまう方もいらっしゃるかなと思ったので、皆さんの耳に残るような軽快さみたいなものを心がけながら歌っていきました。

――また、この曲は中盤にアクセントとなるラップが入ってきます。

前田　ラップ、楽しかったです。ここはフレーズも含めて「前田さんの思う、出てきたメロディで自由にやってください」と言われまして。一番アドリブに富んだ箇所なので、渾身の私のラップを聴いてほしいです（笑）。

――アドリブということは、もしかしたら披露のたびに少しずつ形が変わるかも？

前田　あ！そうだと思います。私自身、最近ラップを好きでよく聴いているんですけど、ラップって本当にその時の自分の感情で、自由自在に言葉を乗せることができるものだと思うんです。だからもしかすると、「文言自体が変わる」とかもあるかもしれないですね（笑）。

――そして続いては「ヤババ！」ですが、こちらは非常にポップなサウンドで、サビのメロディにもキャッチーさの強い曲ですね。

前田　私も最初からすごく「王道感のあるメロディだな」という印象がありましたし、今までのアーティスト・前田佳織里としては逆にやってこなかったジャンルだったので、すごく「新しいな」と思いました。特に“ウキウキしてヤババ！”とか“やる気出てドババ！”とか、口ずさむだけでもドーパミンが出るくらい言葉遊びが楽しくて、歌っているだけでもすごく快感のある曲なので、ぜひ皆さんにもたくさん歌ってほしいです。

――この曲も歌声から前向きさを感じましたし、加えてハッピーさみたいなものもあったように思います。

前田　誰でも「あ、ヤバい！これが、あれが……」みたいに慌てちゃう時ってあると思うんですけど、そんな時にこの曲が急に流れてきて、ちょっとクスッとしてほしいです（笑）。だから、歌う時には前向きさと一緒に、日常感みたいなものを大切にしたのかな？“喜怒哀楽”で表すと“楽”といいますか。楽しいとか、肩の力が抜けるような感じを意識しました。

――となるとこの曲は、特に聴いた方の反応が楽しみな曲の1つなのでは？

前田　そうですね。それに「ヤババ！」って、ネットミームじゃないですけど、SNSでも「〇〇してヤババ！」みたいに使いやすい言葉だと思うんですよ。「ウキウキしちゃってヤババ！」とか、「お酒つぎすぎちゃった、ドババ！」みたいな（笑）。そういうふうに、日常生活で「ヤババ！」が、皆さんと仲良くなってくれたら嬉しいですね。

――そしてもう1曲「ショータイムは終わらない」も、また力強さや“強い人”というイメージがある曲となっています。

前田　“ステージの上で生きている、パフォーマーの曲”という感じがして、ステージに対する執念すら感じられるような、とても生き様がかっこいい曲なんですよ。特に、Dメロの“バースト寸前の心でも　カウントダウンは止まらない　ここはパレードの最前線なんだ”の部分が好きで。「パレードの最前線なんだ」なんて、すごくかっこいいですよね！私自身も、キャラクターを背負ったものも含めて今までライブ活動をやらせてもらってきていますが、「ここが本当に自分のフロントラインです！」みたいな気持ちでステージのたびにぶつけに行っていまして。そういうところを体現している曲のように思うんですよね。

――そのかっこ良さを出すにしても押し一辺倒なわけではなく、それこそ序盤の“ショータイムは終わらない”のフレーズは、やや引きめにクールなアプローチをされています。

前田　最初は導入部分ということで、スポットライトを浴びて影だけが映っている……「レディース＆ジェントルメン！」みたいな、幕開けを飾る感覚があります。ただ、後半ではそれとはちょっと変わっていまして。アクセルが何段階も上がって加速していくような曲だなと思っているので、最後の“ショータイムは終わらない”ではあえてちょっとメロディを変えて組み合わせてみたりして、最後まで聴いてくださっている方の気持ちを上げ続けられる、一番かっこ良く聴こえる歌い方を探ったりもしてみました。

――さて、本作のリリースから約1ヵ月後には、いよいよ1st LIVEが開催されます。

前田　既にセットリストも決まって色々と演出も練っている段階でして……私、特に2nd EPで「常識外れヒューマン」を歌ったくらいの頃から、だんだんと自分の中での出したい前田佳織里は「やっぱり遊び心」と思っているんですね。なので、ここからリハーサルも重ねていくなかで“遊び心”を大事にしながらよりブラッシュアップして、皆さんに最高潮で楽しんでもらえる状況を作りたいです。

――前田さん自身も、意気込みなどはかなり高まってきていますか？

前田　正直言うと今は結構ドキドキのほうが大きいんですけど、今まで培った歌い方を生かして“前田佳織里の今”や“アーティストとしての気持ち”を受け取ってほしいなとも思っているので、自信を持ってステージに立ちたいですね。1st LIVEって一生に一度しかないものですし、会場に来ていた方だけが共有できる本当にスペシャルな1日になると思っています。自分の中でも「こうやったらみんな楽しめるかな？」みたいなものもたくさん試行錯誤して考えているので、前田佳織里の勢いにむしろ向かっていく！くらいの気持ちで（笑）、一緒にお祭りを楽しみましょう！

●リリース情報
3rd EP
「I’m ready！」
3月19日発売

【初回限定盤（CD＋Blu-ray）】

品番：AZZS-162
価格：￥4,850（税込）
※3方背スリーブケース

＜Blu-ray＞
キュンアピ（Music Video）
“I’m ready！” Behind The Scenes

【通常盤（CD）】

品番：AZCS-1133
価格：￥2,980（税込
※トレーディングカードランダム封入（5種類）
全5種の中から1種類がランダムで封入：初回プレス分のみ

＜収録曲＞
1.Awakening Overture
作曲・編曲：田中隼人
2.キュンアピ（TVアニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』EDテーマ）
作詞・作曲・編曲：田仲圭太
3.My “I”
作詞：田仲圭太作曲・編曲：田仲圭太, 齊藤美咲
4.ヤババ！
作詞・作曲・編曲：田仲圭太
5.ショータイムは終わらない
作詞・作曲・編曲：田中隼人
6.Progress
作詞：前田佳織里, 田仲圭太作曲・編曲：田仲圭太

●ライブ情報
前田佳織里1st LIVE 2025 「Are You Ready？」

[日程]2025年4月27日（日）
[会場] 東京 / LINE CUBE SHIBUYA
[開場 / 開演] 16:00 / 17:00
[問] ホットスタッフ・プロモーション：050-5211-6077（平日12:00〜18:00）
[ライブチケット情報]
https://maedakaori.jp/event/detail/?id=93

[チケット料金]
全席指定：8,800円（税込）
来場者全員特典が付きます。
※特典のお渡しは当日会場のみとなります。ご来場いただけなかった場合の後日お渡しや個別での発送対応はお受けできません。あらかじめご了承ください。

[枚数制限]お一人様4枚まで
[年齢制限] 4歳未満入場不可
※電子チケット、紙チケットの取り扱いになります。
（一部先行、紙チケットのみ取り扱い）

●放送情報
TVアニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』

＜放送情報＞
毎週月曜24:00～テレ東系列にて好評放送中！

・テレ東系列
2025年1月6日(月)24:00〜／毎週月曜24:00～

・AT-X
2025年1月7日(火)23:00〜 ※地上波：1月6日(月)〜
毎週火曜23:00～
毎週木曜11:00〜 ※リピート
毎週月曜17:00〜 ※リピート

＜放送局＞
テレ東／テレビ大阪／テレビ愛知／テレビ北海道／テレビせとうち／ＴＶＱ九州放送

＜配信情報＞
dアニメストア／U-NEXT／DMM TVにて好評配信中！

＜イントロダクション＞
容姿端麗！スタイル抜群！川井モナは、息をするようにモテる女!!
しかし、そんな彼女に見向きもしない転校生・黒岩メダカの登場で、
モナの学校生活は一変する！　「今までずっと、チヤホヤされて生きてきたのに!!」
あの手この手でメダカをオトそうと大奮闘！　時にはちょっぴりカゲキなことも!?
モテ女子×禁欲男子のラブコメディ、大勃発――!!

＜スタッフ＞
原作：久世蘭（講談社「週刊少年マガジン」連載）
監督：奥村よしあき
シリーズ構成・脚本：筆安一幸
キャラクターデザイン：渡辺まゆみ
音楽：立山秋航
音響監督：小沼則義
色彩設計：山上愛子
撮影監督：西村徹也(スタジオエル)
美術監督：三宅昌和
アニメーション制作：SynergySP

＜キャスト＞
黒岩メダカ：岩崎諒太
川井モナ：芹澤優
湘南旭：雨宮天
春野つぼみ：花澤香菜
難波朋：矢野妃菜喜
白浜美波：前田佳織里

＜主題歌情報＞
オープニングテーマ：いろはにほへっとあやふぶみ「雨トキメキ恋模様」
エンディングテーマ：前田佳織里「キュンアピ」
第二エンディングテーマ：逢田梨香子「Is this love?」

＜原作情報＞
「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」
著：久世蘭（講談社「週刊少年マガジン」連載）

1話はコチラから
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496328994763

マガジンコミックス発売中！
1巻～17巻：好評発売中