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INTERVIEW

2025.03.11

TRIGGER、3rd Album”Trois”発売記念!キャスト連続インタビュー【第3回目】佐藤拓也(十 龍之介役)

TRIGGER、3rd Album”Trois”発売記念!キャスト連続インタビュー【第3回目】佐藤拓也(十 龍之介役)

この10年で、隣に立つ彼らがより大好きになった

――2025年はアプリ『アイナナ』のリリースから10年となります。彼らの音楽と共に歩んできた10年という時間を振り返ると、どのような想いがありますか?

佐藤 もう10年にもなるんですね。初期を思い返すと、「アイドルとは」を考えるところから僕と龍之介の付き合いが始まりました。ストーリーの展開上、TRIGGERはIDOLiSH7が背中を追う人気アイドルという位置付けでしたから。自分とはずいぶんとギャップのある役と思ったけれど、今思えば僕と龍之介には通ずるものがあったように感じるんです。僕はトップアイドルとしてデビューする人物の役を担い、龍之介は世界観も自身のイメージも事務所に決められた上でステージに立つ。僕も龍之介も「アイドルたるにはどうするべきか」を考える作業をしていたんじゃないかなと。龍之介からは人前に立つ際の在り方をたくさん学ばせてもらったけれど、起点の部分は実は少しだけ、同じだったように思えるんです。

――龍之介の変化や成長にはどのような印象がありますか?

佐藤 彼はたくさん兄弟のいるお兄ちゃんということもあり、責任感がとても強い人です。おおらかに見えるんだけど、そこには責任感ゆえの頑固さや、融通の利かなさもあるように思います。「お兄ちゃんじゃなくちゃいけない」とか「自分がTRIGGERを支えなければいけない」とか、そういう想いが枷となって彼の心にのしかかっていたんじゃないかな。けれど、天や楽と一緒に大変なことも楽しいことも経験し、共に歩んでいくなかで、枷となっていたものがだんだんほぐれていったように見えていて。今の龍之介は、「受け止めなければ」ではなくて、自然と色々なものを広く受け入れられる人になれている気がします。

――その変化に合わせて佐藤さんの歌へのアプローチも変化したのでしょうか。

佐藤 変化しているはずです。TRIGGERのデビュー曲「SECRET NIGHT」の頃は、龍之介のパブリックイメージをどうするのかを多分に意識しながらレコーディングに臨んでいたんです。でも、物語が進むにつれて3人の関係性も環境も変わり、龍之介自身の枷も外れ、それに合わせて僕も彼自身のパーソナルな部分を歌声に滲ませながら表現していこうと思うようになりました。彼らの変化に呼応するかのように、演じる僕自身も、イベントやライブパフォーマンスを経て変化をしました。最初の頃は、劇中の天も楽も圧倒的な存在だし、彼らを演じる壮馬くんと羽多野さんにコンプレックスを感じる部分があったんです。役を抜きにしても素晴らしい2人だし、この2人に追いつくにはどうすればいいのだろうと考えることも多かった。それがTRIGGERで単独ライブをする頃には、2人と一緒にパフォーマンスをする楽しさのほうが勝るようになりました。背中を預けて並び立ってみたいと思うようになったし、実際にそうなれた。元々壮馬くんのことも羽多野さんのことも好きだったけれど、より好きになっていましたね。それはきっと、龍之介も同じ。龍之介も天と楽への好きがどんどん増していますから。この龍之介とリンクする気持ちが、芝居や歌にも滲み出ているのかもしれません。

――好きな気持ちが滲み出るとは、素敵ですね。

佐藤 もう、大好きですから(笑)。こういう仕事をしていて、ここまでの感情が生まれることはそう多くはないと思うんです。2人は本当に貴重な仲間ですね。

――今後のTRIGGERや『アイナナ』に、佐藤さんが期待していることはありますか?

佐藤 挑戦することを止めないことがTRIGGERの強さなので、応援してくれている人たちが笑顔になれるようなこと、楽しくなれるようなことにこれからも挑戦していってほしいと思います。あと、これは多くの方に言っていただくのですが、TRIGGERの有観客ライブを待ってくれている人たちがたくさんいらっしゃるそうなんです。単独ライブはコロナ禍の影響で、配信のみの形でしたから。もしいつか機会がきたら、全力で臨ませていただきたいです。

――最後に、アルバムを楽しみにしている読者にメッセージをお願いいたします。

佐藤 ぜひ、”Trois”を1曲目から通して聴いてみてください。皆さんが愛してくれた、そして育ててくれた今のTRIGGERが目一杯詰まっていて、これまでのTRIGGERとの思い出や彼らの軌跡が、皆さんの中に蘇ってくると思います。皆さんと一緒に歩みを進め、今を生きるTRIGGERには、明日があります。同じように明日がある皆さんの頑張りに、寄り添っていく。そんな1枚になっていればいいなと思っています。

“Trois”Pre-add/Pre-save はこちら
https://lnk.to/LACA-25136d


●リリース情報
TRIGGER 3rd Album
“Trois”
2025年3月12日発売

【初回限定盤】

品番:LACA-35136~7
価格:¥8,470(税込)

【通常盤】

品番:LACA-25136
価格:¥3,850(税込)
<CD/初回限定盤・通常盤共通>
01.Prelude: Lueur des Trois – Origine (Instrumental)
作曲・編曲:菊池博人
02.PLACES
作詞:結城アイラ 作曲・編曲:陶山 隼
03.SOL
作詞:工藤大輝 作曲:工藤大輝・MAKKA 編曲:MAKKA
04.SUISAI
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:蓮尾理之
05.BE AUTHENTIC
作詞:結城アイラ 作曲・編曲:木下智哉
06.Prelude: Lueur des Trois – Passion (Instrumental)
作曲・編曲:菊池博人
07.EVOLUTION
作詞:結城アイラ 作曲:浅倉大介 編曲:Shinnosuke・浅倉大介
08.Hidden Region
作詞:結城アイラ 作曲・編曲:amazuti (KEYTONE)
09.Radiance
作詞:結城アイラ 作曲・編曲:Shinnosuke
10.ESCAPE FROM NOW
作詞:真崎エリカ 作曲:杉山勝彦・佐々木”コジロー”貴之 編曲:佐々木”コジロー”貴之
11.Prelude: Lueur des Trois – Scène (Instrumental)
作曲・編曲:菊池博人
12.Smile Again
作詞:辻村有記 作曲・編曲:辻村有記・伊藤 賢
13.BEAUTIFUL PRAYER
作詞・作曲・編曲:Shinnosuke
14.KISS IN THE MUSIC
作詞:結城アイラ 作曲・編曲:高橋 諒
15.Triple Down
作詞:R・O・N 作曲・編曲:高橋 諒

<CD/初回限定盤特典>
01.Suites pour violon seul “Trois” – Origine (Instrumental)
作曲・編曲:伊藤友馬
02.Suites pour violon seul “Trois” – Passion (Instrumental)
作曲・編曲:伊藤友馬
03.Suites pour violon seul “Trois” – Scène (Instrumental)
作曲・編曲:伊藤友馬
04.Triple Down -VC’s “Hermetic Art” UKG Remix-
作詞:R・O・N 作曲・編曲:高橋 諒

Ⓒアイドリッシュセブン CD:Arina Tanemura

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