――そして初回生産限定盤と通常盤には、ReoNaさんが作詞だけでなく編曲でクレジットされた「By myself」を収録。ReoNaさんの歌とギターのみで構成された楽曲ですが、どのような経緯で生まれたのでしょうか。
ReoNa この楽曲も、元になるデモがruiさんから届いたのですが、そのときにディレクターさんから「この曲なら自分1人で弾けるのでは」と言われて。それで、5周年を終えたあとの新しい挑戦の一環として、改めてひとりぼっちに戻ったうえで、1人でレコーディングブースに入って、1つの楽曲を全部1人でやってみることにしました。歌詞では、私にとっては、誰にも見せる気もなかった日記をそのまま置いている感覚に近くて。“ハロー、アンハッピー”ツアーのMCで言っていたリアルタイムな自分自身の言葉と、すごく孤独を感じていた時の自分自身の言葉がどちらも入っているので、すごくリアルな今の自分もいれば、あの時こう思っていたな、という自分も混在している曲です。
――その今の自分とかつての自分について詳しく聞きたいです。
ReoNa 例えば“「いつ死んでもいいや」ってくらいの 思い出が欲しかった”という一節は10代の頃の私の言葉です。当時、心の底からそう思っていて、逆に「いつ死んでもいいや」と思えるくらいの思い出が欲しい、というのが生きるベースになっていた時期があったんです。でも、時が経って考え方や言葉の表し方が変わったとしても、それは決して嘘ではなくて。どのタイミングで思っていることも、その時の私には真実っていう。そんな言葉たちです。
――この歌詞をそのまま受け取るとしたら、ReoNaさんはすごく孤独を感じていた時期があって、その中で寂しい気持ち、誰かに知ってほしい気持ちを抱えていたのかなと。
ReoNa やっぱり忘れられるのは寂しいし、見つけてもらえないのも寂しいので。いくつになっても、どんな思い出を重ねても、どんな人と知り合っても、ひとりぼっちは寂しいし、逆に楽しい時間があるからこそひとりぼっちがより寂しくなることもあって。多分、私にとって“ひとりぼっち”というのは永遠のテーマだと思うんです。“孤独”や“自分自身”“ひとりきり”という言葉とは一生付き合っていくんだろうなって思います。
――でも「By myself(=自分ひとりで)」という気持ちもある?
ReoNa あります。前に毛蟹さんとお話していた時に、「俺は世界中に誰もいなくなって、自分1人になったとしても曲を作ってると思うんだけど、ReoNaはどう?」と聞かれたことがあって、その時には結論がパッと浮かばなかったのですが、その言葉がずっと頭の中に残っていたんです。そんななか、ライブやレコーディング、リハーサルや制作をしていくなかで、最近改めて、私は単純に歌うことが好きなんだなと思って。だから「ひとりぼっちでも歌おう」「言葉にしたいけどできないから歌おう」と思った時に、自分の言葉ながらすごく腑に落ちたんです。ひとりぼっちだったとしても、せめて届けたいと思えるもの。私にとってそれは歌うことだったんだろうなって。
――これまで色んな人の絶望に寄り添う歌をうたってきたReoNaさんですが、この曲においては自分自身に向けて歌っている印象を強く受けたんですよね。その意味でも“ひとりぼっちの歌”と言いますか。
ReoNa そうですね。その意味で言うと、これからこの楽曲がどんなふうに聴いてもらえるのか、期待と不安のない交ぜ感が、今すごくリアルに抱えている思いかもしれないです。
――今回、ギター演奏を自分で担当したわけですが、1人でスタジオに入っての演奏はいかがでしたか?
ReoNa 無責任な言い方をすると、すごく楽しかったです(笑)。普通であれば、自宅でパソコンを立ち上げて、マイクを立ててやるような作業を、私はスタジオで一流のエンジニアさんのいる環境で経験させてもらって。自分の演奏した音がすごく良いマイクに拾われて、それをプロのエンジニアさんがミックスして楽曲になっていく様がすごく新鮮でした。自分の弾いたものが形になるのはこんなに嬉しいんだなと思って。
――こうなってくると、作曲のクレジットにもReoNaさんの名前が並ぶ日が来るのを期待してしまいます。
ReoNa 作詞・作曲・編曲:ReoNaっていう。やってみたい気持ちはすごくあります。
――最後に、2025年3月から始まる全国ツアー「ReoNaONE-MAN Live Tour 2025“SQUAD JAM”」と、1月に開催される“リスアニ!LIVE 2025”への出演の意気込みをお願いします。
ReoNa 2年ぶりに“リスアニ!LIVE”さんにただいまさせていただきます。新年明けてすぐに皆さんに会えるタイミングをいただけたことが嬉しいですし、すでに届けたいこともたくさんあって、それを叶えられるステージにしたいです。そしてその先には久々のオールスタンディングツアーを控えていて。“ハロー、アンハッピー”ツアーもガーデンシアター2デイズも“リスアニ!LIVE”もすべてが地続きにあって、その先の“SQUAD JAM”へと物語が続いていくので、そんな1つ1つの足跡があるからこそできるツアーという約束を、ぜひ“楽しんだもん勝ち”なので遊び尽くしていただけたらと思います。
●リリース情報
ReoNa 10th Single
「GG」
11月20日発売
【初回生産限定盤(CD+DVD)】
品番:VVCL-2615~2616
価格:¥1,980(税込)
※フォトブック、トールケース仕様
<CD>
M1. GG(アニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』OPテーマ)
歌詞:rui(fade)、ハヤシケイ(LIVE LAB.)、ReoNa
作曲:rui(fade)
編曲:rui(fade)、⽑蟹(LIVE LAB.)、Sugi from coldrain
M2. 私たちの讃歌(ゲーム『ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリーム』主題歌)
作詞:ReoNa、ハヤシケイ(LIVE LAB.)、⽑蟹(LIVE LAB.)、rui(fade)、Iruma Rioka(LIVE LAB.)、神崎エルザ
作曲:荒幡亮平、堀江晶太、rui(fade)、⽑蟹(LIVE LAB.)、ハヤシケイ(LIVE LAB.)、神崎エルザ
編曲:荒幡亮平、堀江晶太、宮野幸⼦(SHANGRI-LA INC.)、⽑蟹(LIVE LAB.)
M3. By myself
M4. GG -Instrumental-
<DVD>
V1. GG -Music Video-
V2. 私たちの讃歌 -Music Video-
【初回仕様限定盤(CD)】
品番:VVCL-2617
価格:¥1,320(税込)
<CD>
M1. GG
M2. 私たちの讃歌
M3. By myself
M4. GG -Instrumental-
【期間生産限定盤(CD+DVD)】
品番:VVCL-2618~2619
価格:¥1,980(税込)
※アニメイラストスリーブケース仕様
※2025年5月末までの期間生産限定
<CD>
M1. GG
M2. 私たちの讃歌
M3. Mosquito
M4. GG -TV Size –
<DVD>
V1. アニメ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ」 ノンクレジットオープニングムービー
V2. ReoNa – GG Collaboration Movie「Dive into GGO」
●作品情報
アニメ『SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』
TOKYO MX・とちぎテレビ・群馬テレビ・BS11・MBS・テレビ愛知・AT-Xにて10月4日(金)24:00より放送開始
ABEMAにて地上波同時・単独最速配信。その他サイトも順次配信予定
<イントロダクション>
突如アナウンスされた新たなチーム対抗デスマッチ大会に、レン、エム、フカ次郎、ピトフーイの最強チーム《LPFM》が参戦する。優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けるのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド“ “MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア“ “無名チームの結託” という過酷な状況だった。さらに、全プレイヤーに驚愕の特別ルールが告げられる――
【スタッフ】
原作:時雨沢 恵一(電撃文庫 刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:黒星 紅白
原案・監修:川原 礫
監督:迫井政行
シリーズ構成・脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン・総作画監督:小堺能夫
メカニカルデザイン:石口 十
デザインワークス:あきづきりょう
グラフィックアート:荒木宏文
美術監督:橋本 巧(草薙)
美術設定:伊良波理沙(草薙)・森川 篤
色彩設計:手嶋明美(Wish)
3D監督:小川耕平(Marco)
テクニカルディレクター:後藤春陽(旭プロダクション)
撮影監督:青木睦希(旭プロダクション)
編集:本田優規(旭プロダクション)
音響監督:明田川 仁
音響効果:上野 励
音響制作:マジックカプセル
音楽:DAITA / 篠田大介
プロデュース:EGG FIRM・ストレートエッジ
制作:A-1 Pictures
製作:GGO2 Project
主題歌
オープニングテーマ:「GG」ReoNa エンディングテーマ:「Little Dancer」レン starning 楠木ともり
【キャスト】
レン:楠木ともり
ピトフーイ:日笠陽子
エム:興津和幸
フカ次郎:赤﨑千夏
●配信情報
神崎エルザ starring ReoNa
「Girls Don’t Cry」
配信中
配信はこちら
https://ReoNa.lnk.to/GirlsDontCry
●リリース情報
神崎エルザ starring ReoNa 2nd Mini Album
『ELZA2』
12月25日発売
【完全生産限定盤(CD+Tシャツ)】
品番:VVCL-2623/4
価格:¥5,800(税込)
・黒星紅白 描き下ろし「ELZA2」完全生産限定盤ジャケットイラスト仕様
・「ELZA」絵柄ビッグTシャツ同梱(着丈約81cm×身幅約63cm×袖丈約25cm)
・ボーナストラック収録
<CD>※曲順・タイトルは変更の可能性がございます
1. Oh Unhappy Day
2. Girls Don’t Cry
作詞・作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.) 編曲:宮田 “レフティ” リョウ
3. TOXIC
4. 革命
5. ハレルヤ
6. Game of Love
作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.) 作曲:rui(fade) 編曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)
7. YOU
Bonus Track
ALONE -Naked-
【通常盤(CD)】
品番:VVCL-2625
価格:¥2,500(税込)
・黒星紅白 描き下ろし「ELZA2」通常盤ジャケットイラスト仕様
<CD>※曲順・タイトルは変更の可能性がございます
1. Oh Unhappy Day
2. Girls Don’t Cry
3. TOXIC
4. 革命
5. ハレルヤ
6. Game of Love
7. YOU
アナログレコード
神崎エルザ starring ReoNa NEW Analog Record
『ELZA / Prologue』
ミニアルバム「ELZA」「Prologue」合計10曲を再構成・リマスタリング
11月3日発売
詳細はこちら
https://smu.lnk.to/ELZA_Prologue
●ライブ情報
ReoNa ONE-MAN Live Tour 2025 “SQUAD JAM” (※読み:スクワッド・ジャム)
2025年3月1日(土) Zepp Namba 開場17:00 開演18:00
夢番地 TEL:06-6341-3525(平日12:00~17:00)
2025年3月2日(日) Zepp Nagoya 開場16:30 開演17:30
サンデーフォークプロモーション TEL:052-320-9100(12:00~18:00)
2025年3月9日(日) Zepp Fukuoka 開場16:30 開演17:30
キョードー西日本 TEL:0570-09-2424(月曜〜土曜 11:00-15:00/日・祝 休み)
2025年3月16日(日) Zepp Haneda 開場16:30 開演17:30
ホットスタッフ・プロモーション TEL:050-5211-6077 (平日12:00〜18:00)
2025年3月20日(木祝) Zepp Sapporo 開場16:30 開演17:30
マウントアライブ TEL:050-3504-8700(平日 11:00〜18:00)
2025年3月29日(土) KT Zepp Yokohama 開場17:00 開演18:00
ホットスタッフ・プロモーション TEL:050-5211-6077 (平日12:00〜18:00)
チケット代(全会場共通):スタンディング ¥7700(税込) 2F指定席 ¥8250(税込)
リスアニ!LIVE 2025
会場:日本武道館
2025年1月24日(金)開場17:00/開演18:00(予定)
2025年1月25日(土)開場15:00/開演16:00(予定)
2025年1月26日(日)開場15:00/開演16:00(予定)
※ReoNaは1月25日(土)のSATURDAY STAGEに出演!
詳しくは公式サイトをチェック
https://www.lisani.jp/live/
©2023 時雨沢恵一/KADOKAWA/GGO2 Project
ReoNa オフィシャルサイト
https://www.reona-reona.com/
ReoNaオフィシャルX
https://x.com/xoxleoxox
https://x.com/ReoNaStaff
ReoNaオフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCyUhtF50BuUjr2jOhxF3IjQ
「ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリーム」公式サイト
https://fd.sao-game.jp/
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