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INTERVIEW

2024.11.18

IDOLiSH7 3rd Album“LEADiNG TONE”発売記念!キャスト連続インタビュー 【第6回目】阿部 敦(逢坂壮五役)

IDOLiSH7 3rd Album“LEADiNG TONE”発売記念!キャスト連続インタビュー 【第6回目】阿部 敦(逢坂壮五役)

様々なものを乗り越えた逢坂壮五の歌声。その変化の答えはあなたの中にある

――2024年までの歌声が詰まった今作“LEADiNG TONE”について、阿部さんの演じる逢坂壮五はここまでに様々なことを乗り越えてきたかと思いますが、そういったところは歌う際に意識はされていますか?

阿部 あまり僕としてはそこまで意識することはないのですが、10年という年月の中で気づかないうちに僕自身も変化していて。自分の身長が伸びていることには自分自身では気づきにくいけれど、測ってみたら少し伸びていたり、久々に会う人から「大きくなったね」と言われる。それと同じように、自分でも気づかぬうちに変化していることってあるんですよね。この年月の中で僕自身も年月を重ね、表現の幅が広がってもきていて。同じ役をずっとやってくるなかで深堀りができて、表現が変わってきているところもあると思います。気づいているところもありますが、気づいていない部分もあって。むしろそれはずっと追いかけてきてくださっているお客さんのほうが気づいてくださっていると思います。そういったこともあって特に僕から意識して変化はさせていません。

――10年前に壮五さんの歌声を決めたときの阿部さんはどんな感じでしたか?

阿部 そもそも壮五くんのような役を担当すること自体がそれまでの僕には珍しかったんです。どちらかというと熱血系が多かったので、壮五くんのような無口で大人しくて、綺麗で静かな役はやったことがなかったんです。そういった役もやってみたいなと思っていたので、そういう役ができることが嬉しかったんです。それこそ『アイナナ』で僕を知ってくれた人もたくさんいらっしゃるので、「阿部さんって昔はこんなに叫ぶ役をやっていたの!?」というふうに言ってくださる方が増えました。僕の幅を広げてくれた作品であり役でもあるなと思います。

――2025年はアプリのリリースから10年となります。彼らの音楽と共に歩んできた10年という時間を振り返ると、どんな想いがありますか?

阿部 10年は一昔、と言われるくらいの時間ですよね。当時中学生だった子が新卒で働き始めているくらいの月日……僕らもそうですが、そういう時間を一緒に過ごしてこられたことは大きいです。この10年、個々人としても色々なことがありましたし、コンテンツでもライブもあり、『ムビナナ』やイベントといった色々なことがあって。そこに個人個人の思い出が合わさっている。楽しくも濃い10年だったと思います。このアルバムって、今、新たに僕らを知ってくれた方にも楽しんでもらえますよね。ここから知ってアニメを観てくださってもいいでしょうし、アプリも遊んでいただきたいです。一方で、ずっと聴いてくださっていた方にとってはそれぞれの曲の思い出が蘇る1枚だと思います。そういった曲の良さとは違う色んな想いの結びつきがあると思うので、色んな楽しみ方をしてもらえたらなと思っています。

――ではこの10年の壮五さんの成長については、どんなふうに思っていますか?

阿部 僕目線で見ると、一番変わったのではと思ったりもします。最初にキャラクターの説明としてヤンデレっぽいところがあると言われたんです。やってみるとたしかにその要素は見えるけれど、礼儀正しくて物静かで、でも考えすぎちゃう人で、器用そうに見えて不器用なキャラクターで。それがこの10年で言いたいことややりたいことを表に出せるようになってきましたよね。僕の声帯や感情を通して壮五くんを表現してきたので、一緒に荷物を背負っている感はあったのですが、ここ何年かの壮五くんが、みんなの協力もあってその荷物を1つ1つ下ろしていったように感じるし、誰かに「荷物を背負うのを手伝ってくれない?」と言えるようになったことも大きいなと思います。最近の壮五くんは生き生きとしていて良いですね。

――「TOMMOROW EViDENCE」や「HELLO CALLiNG」でも「未来」を歌ってきたIDOLiSH7。彼らとどんな未来を見たいですか?

阿部 まず何よりも、ずっと追いかけてくださっているファンの皆さんと一緒に、これからも楽しいことができたらなと思っています。10年の先、15周年、20周年という時間になっていきますが、ぜひ親子2代とかで楽しんでくれたら嬉しいです。親と子供が同じものをファンとして追いかけるのって素敵だなと思うので、僕もコンテンツが続くなかで一緒に楽しんでいきたいですし、一緒にその楽しさを味わう時間を作れたらいいなあと思います。

――最後にアルバムを手に取ってくださる皆さんに、本作の「ここを聴いてほしい!」というポイントを教えてください。

阿部 IDOLiSH7の歌の幅です。そして新曲もありますが、皆さんが追ってくださってきたなかで発表された曲たちもたくさん収録されていて、そのときの皆さんの思い出や想い、感動を蘇らせてもらえる良きアルバムになっていると思いますので、ぜひ聴き込んでいただきたいです。そして一緒にここから未来へと踏み出しましょう。


●CD情報
IDOLiSH7 3rd Album
“LEADiNG TONE”
2024年11月20日発売

【初回限定盤(2CD)】

品番:LACA- 35117~8
価格:¥8,470(税込)

【通常盤(CD)】

品番:LACA- 25117
価格:¥3,850(税込)

<CD/初回限定盤・通常盤共通>
01. LEADiNG TONESCAPE (Instrumental)
02. Crz Love
03. マロウブルー
04. NiGHTFALL
05. HELLO CALLiNG
06. Because Now!!
07. TOMORROW EViDENCE
08. Encounter Love Song
09. Day/Night DiSCO
10. アヤナスピネル
11. Ardor Life
12. WONDER LiGHT
13. BE WITH YOU
14. MEDiUM -Extended Mix-

<CD/初回限定盤特典>
01. BE WITH YOU -MATZ Remix-
02. Seventh Wave Celebration -DÉ DÉ MOUSE Remix-
– HELLO CALLiNG
– Day/Night DiSCO
– MEDiUM

Ⓒアイドリッシュセブン CD:Arina Tanemura

関連リンク

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アイドリッシュセブン アニメ公式サイト
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