IDOLiSH7 3rd Album“LEADiNG TONE”発売記念！キャスト連続インタビュー【第2回目】増田俊樹（和泉一織役）

明日が虹色に見える、そんな曲やフレーズを大切に感じてほしい

――2025年はアプリのリリースから10年となるそうです。

増田　そうなんですよね。とはいえ、『アイナナ』にとって10年って別にものすごく重きを置いたものではないと思うんです。大切なのはまず7だったから。ほかのコンテンツに比べれば10年という節目にめちゃくちゃフォーカスを当てるのは間違いなんじゃないかなっていう気はしますね。じゃあ次が何年目ならお祝いムードなのって言われたら、『アイナナ』というくらいだから17年目に次の本当の節目がくるかわからないですが、純粋に10年続いてきたことはすごいなあとは思うし、10年やってこられたんだなあという感慨はあります。

――この10年、一織を演じてこられて、一織も色々なことを経験しているじゃないですか。

増田　うんうん。

――そういった一織の経験してきたことを歌声に重ねてきたのでしょうか？

増田　載せたかった。

――たかった？

増田　うん。載せたいけど、一織に関してはいいかなあ。やりすぎになってしまうと思うんです。僕は歌という媒体において、一織が活躍しすぎるのは違うかなと思っているので。100人に伝わる載せ方をしてしまったら、僕はそれを美しくないなと思っちゃいます。それは七瀬陸がやればいいことかなと。陸が一番はじめにいて、その次に他の5人がきて、一織は一番少なくていいんじゃないかというのが僕の思いです。

――「TOMMOROW EViDENCE」や「HELLO CALLiNG」でも「未来」を歌ってきたIDOLiSH7。彼らとどんな未来を見たいですか？

増田　「どんな未来が見たい」かと問われたときに思ったワ－ドは「回帰」だったんです。生まれ変わるという言葉が正しいかはわからないですが、1つ成し遂げた彼らだからこそまた大きなステージに向かって、目標に向かってスタートを切る7人を見たい、というところかもしれないですね。

――では最後にアルバムを楽しみにしている皆さんに、本作の「ここを聴いてほしい！」というポイントを教えてください。

増田　僕の「ここを聴いてほしい」よりも、彼らに、この一枚に興味を持った人たちがいて、このアルバムを聴いたとき、この曲、このフレーズを大切にしたいと思うところがあったなら、そこをとことん大事にしてほしい、大切にしてほしい。きっとそこに行き着くまでに色んな人たちの想いが集約されていると思うので、「みんながここを聴いてほしいと言っているから私も聴かなきゃ」ではなく、すべてを手離して、手離されてみんなの下に届いているのだから、可能な限りポジティブな気持ちで聴いてほしいけれど、そこから先は聴いてくれるあなたたちの自由。だからこそ自分の一番ホッとする、わくわくする、明日が虹色に見える、そんな曲やフレーズを大切に感じてみてほしいです。

●CD情報
IDOLiSH7 3rd Album
“LEADiNG TONE”
2024年11月20日発売

【初回限定盤（2CD）】

品番：LACA- 35117～8
価格：￥8,470（税込）

【通常盤（CD）】

品番：LACA- 25117
価格：￥3,850（税込）

＜CD／初回限定盤・通常盤共通＞
01. LEADiNG TONESCAPE (Instrumental)
02. Crz Love
03. マロウブルー
04. NiGHTFALL
05. HELLO CALLiNG
06. Because Now!!
07. TOMORROW EViDENCE
08. Encounter Love Song
09. Day/Night DiSCO
10. アヤナスピネル
11. Ardor Life
12. WONDER LiGHT
13. BE WITH YOU
14. MEDiUM -Extended Mix-

＜CD／初回限定盤特典＞
01. BE WITH YOU -MATZ Remix-
02. Seventh Wave Celebration -DÉ DÉ MOUSE Remix-
– HELLO CALLiNG
– Day/Night DiSCO
– MEDiUM