玉置成実、上海での初ワンマン“NAMI TAMAKI ONEMAN LIVE IN SHANGHAI”で広がった光景は、国境を超えた“最高のスマイル”――！

まさにホームグラウンド。海外のファンの愛に包まれた最高の時間

「ラストスパート、いきますよー!!」と玉置の声に大歓声が沸く。ここに集まった上海のファンが待っていた楽曲がついに響き渡る！“遠く離れてるほどに近くに感じてる”とその始まりから大合唱となった、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のEDテーマ「Reason」だ。サビのみならず曲中も終始歌声が止むことがない――それだけ愛されている1曲だというのがひしひしと伝わってきた。ステージからその様子を見ていた玉置本人はどんなことを感じていただろう。隅々の観客まで、1人1人に届けるように見渡しながら歌う彼女もきっと、熱い想いを受け取っていたはず。楽曲がもつ生命力が、より強く、光を纏っていくような、そんな感覚を味わった瞬間だった。続けて彼女のデビュー曲であるTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』のOPテーマ「Believe」が鳴り出す。大きく手を上げてクラップで歌声を支え、共に歌を奏でる会場。ペンライトの光が瞬く中、力強く伸びやかなボーカルがフロアを1つにし、息つく暇もなく畳みかけるビートがライブのクライマックス感を強めていった。

「みんな、最高―――！」と玉置が叫ぶと「ウォーー！」と歓声が応え、玉置は笑顔を見せた。「最後は私とみんなで、お祭り。わぁ！と盛り上がろうっていう曲を持ってきました！」と語り、ラストナンバー「大胆にいきましょう↑Heart &Soul↑」をタオルを回しながら歌う。かっこいい玉置成実から、ボーイミーツガール的なキュートなダンスナンバーで宴の終わりを締め括った。玉置もダンサーもオーディエンスも、みんなで一緒に跳ねて、歌って、笑顔になった初の上海ワンマン、そこにはピースフルな瞬間があった。国のボーダーを超え、「ガンダムSEEDシリーズ」で、歌で繋がる至福の時間。最後の撮影タイムでは「みんな、笑顔で！」と声を弾ませた玉置。玉置成実初の上海ワンマンライブは終始愛に包まれていた。

＜SETLIST＞
M-1 Realize
M-2 Brightdown
M-3 Sanctuary
M-4 BREAK THE CHAIN
M-5 Result
M-6 Vivid Telepathy
M-7 Connect the Truth
M-8 Fortune
M-9 荒波鳴踊（「鳴潮」）
M-10 Resolve
M-11 BEYOND THE TIME ～メビウスの宇宙を越えて～
M-12 JUST COMMUNICATION
M-13 Reborn
M-14 Reason
M-15 Believe
M-16大胆にいきましょう↑Heart &Soul↑