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INTERVIEW

2024.09.11

【連載】アニソン野外フェス「ナガノアニエラフェスタ2024」突撃!開催前インタビュー 第2回:TRUE

【連載】アニソン野外フェス「ナガノアニエラフェスタ2024」突撃!開催前インタビュー 第2回:TRUE

2024年9月21・22日に長野県佐久市・駒場公園にて開催される野外アニソンフェス“ナガノアニエラフェスタ2024”の出演アーティストに話を聞くインタビュー連載、第2回のアーティストはシンガーのTRUEが登場。長野生まれで現在もプライベートを含めて頻繁に訪れるという彼女は、5年前の2019年以来の出演。そして自身も活動10周年を迎えるなかでの“アニエラフェスタ”凱旋となったTUREに、長野と“アニエラフェスタ”、そしてアニソンを歌うことへの思いを語ってもらった。

INTERVIEW & TEXT BY 澄川龍一

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【連載】アニソン野外フェス「ナガノアニエラフェスタ2024」突撃!開催前インタビュー

念願叶った久々の“アニエラフェスタ”

――いよいよ開催が迫ってまいりました“ナガノアニエラフェスタ 2024”ですが、今年の出演が決まったときの感想を教えてください。

TRUE 実は過去に何度かお声がけいただいていたんですが、ちょうど同じ日にリリースイベントが決定してしまっていたりして。私も個人的に出身地でもあるので長野に出演する機会を大切にしていきたいなと思っていたんですけど、なかなか叶わず。なので念願叶って再びステージに立たせていただけるということで、すごく嬉しかったです。

――前回の出演が2019年、もう5年前になるんですよね。

TRUE そうなんです。それからもオファーを、それこそ去年もいただいて調整を粘っていただいたのですが、イベントが被って出演できないということですごくがっかりしていたので、今年こそはというところで本当にすごく楽しみです。

――まさに念願叶っての“アニエラフェスタ”再出演となるわけですね。

TRUE 5年前に出演させていただいて、それ以降もどんどんイベントが大きくなっていくのを拝見していて、長野発のアニソンイベントが大きく育ってらっしゃるんだなというのは、私自身も生まれが長野なのですごく誇らしく感じていました。私が出演させていただいたときはいい意味でアットホームというか、手作り感がすごくあるイベントだなと思っていました。関わられているスタッフお一人お一人が、本当にアニメやアニソンが大好きで。その思いを胸にイベントを開催してくださっているんだなというのがすごく伝わったので、とてもアットホームな、すごく雰囲気のいい会場だなと思ったのを覚えています。

――生まれが長野、育ちが東京だそうで。

TRUE はい、そうです。両親が長野出身ということもあって親族もみんな長野にいたので、小さい頃から夏休みなら1ヵ月半ずっと長野で過ごしていたりして、年の4分の1はずっと長野にいました。佐久市ではなくて伊那市というところなんですけどね。

――長野も小さい頃から馴染みのある場所だったんですね。

TRUE そうですね。今も毎年お墓参りに行ったり長野に帰る機会は本当に多くて。あと私、キャンプが好きなので、長野でキャンプ行ったり。キャンパーは長野が大好きなので(笑)。それで大人になってからも帰省することが多いですね。

――そんな長野と縁の深いTRUEさんにとって、長野の魅力はなんだと思いますか?

TRUE 私にとってはふるさとという感じなんですが、きっと誰が訪れてもほっとする場所というか。あとはやっぱり食べ物が美味しいですよね。

――以前SNSでも伊那の名物であるローメンをアップしていましたね。

TRUE はい、あとは鯉こくや山菜にお蕎麦……とにかく何でも美味しいですね。他県から“アニエラフェスタ”に遠征される方もたくさんいらっしゃると思うので、長野のローカルフードを楽しんでもらいたいなって思います。

――そうした長野で今年ライブができるというのも、TRUEさんにとってはまた帰ってきた感があるといいますか。

TRUE ありますね。今ちょうど10周年のタイミングでもあったりするので、そういうときにまた長野に出向いて歌を届けられるっていうのは、すごく感慨深いものがあります。

――今年は、TRUEさんの1stシングル「UNISONIA」から10年を迎え、数々のフェスやワンマンなど精力的なライブ活動を展開されていますが、10周年イヤーの活動はどんなモードに入っていますか?

TRUE ずっと高揚しているというよりも、すごく気持ち的にも肉体的にも、とても安定した1年を過ごしている気がします。10周年なので、今まで支えてくれたファンの方や出会うことができた作品への恩返しをする1年にしようってスタートのときに決めたんですけど、それと同時に新たな挑戦をとにかくたくさんして、11年目に繋がる1年にしようと思っていて。例えば、ギターを始めたのもそうですし、ワンマンライブもコンセプチュアルなものにしてみたりとか。自分の中で新たな挑戦をしているところもあって、どこか過去をなぞるような気持ちがあまりないというか。

――10年の総括というより、すでにその先を見据えていると。

TRUE そうですね。なのですごく安定しているというか、精神的にも。私、コロナ禍の頃もあまり止まらずにここまで来たというか、コロナ禍の1、2年間もずっと制作をしてきていたものが今どんどんリリースしているタイミングで、様々なことがあった10年だったけど、とにかく自分のペースで一歩一歩確実に歩んできた10年でもあったので、そのままの気持ちで今年1年も過ごせているかなと思います。

――たしかにTRUEさんは、数々のアニメ作品とともに途切れず楽曲を発信し続けてきた印象があります。それを続けてきた末の10周年でも変わらず見せているのは、アーティストとしての充実ぶりが伺えるというか。

TRUE ありがとうございます。私のアニソンシンガーとしての一番のプライドは、ずっと長い時間をかけて作品と寄り添い歩いてきたことだと思っていて。多分それはこれからもきっと続いていくであろうし、長く付き合ってきた作品だけじゃなくて、どんなアニメでも一緒に作った曲を、そのあとも一緒に育てているという感覚がありますし、出会うことができた作品と歩み続けているっていうのが、私のプライドだし自信にもなっているので。なので、何が起きてもあまり動じないというか、そんな私でいられるのかなと思います。それはやっぱりアニメソングを歌っているシンガーだからだと思いますし。

――そうした数々の作品との向き合い方ができるシンガーだからこそ、こうして海外も含めて数々のフェスにも呼ばれるわけですよね。

TRUE ありがたいですよね。“アニエラフェスタ”もお客さんが開放的な印象もあるので、そんな思いにお応えできるような歌がうたえたらいいなと思っています。

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