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INTERVIEW

2024.05.29

後輩のような存在から“光のアイドル”へ――前島亜美が語る丸山 彩と歩んできた7年、Pastel*Palettes新作ミニAlbum『いろとりどり』に刻まれた成長の証

後輩のような存在から“光のアイドル”へ――前島亜美が語る丸山 彩と歩んできた7年、Pastel*Palettes新作ミニAlbum『いろとりどり』に刻まれた成長の証

“諦めない”気持ちを胸に、アイドルとして登り詰める未来へ

――そしてイベントストーリー「荒野に咲け、花乙女たちよ」に紐づく楽曲が、キラキラかつエモーショナルなロックチューン「ReReRe エボリューションず☆」です。

前島 このシナリオは衝撃的だったので特に印象に残っています。まさか彩ちゃんがボーカルから外される話が持ち上がるなんて……シナリオを読んでいても胸が苦しくて。実は私もアイドル時代に自分のパートから外された経験があるんです。

――えっ、そうなんですか?

前島 私はいわゆるセンター的なポジションに立つことが多かったのですが、「このまま変わらないのであれば外れてもらいます」みたいな感じで別のパートを覚えるように言われて、実際に外されたことがあって。なのでその状況がどれだけ孤独な戦いなのかということも身に沁みてわかるんです。それでも彩ちゃんは「自分が頑張るべきなんだ!」って寝る間も惜しんで朝から晩まで練習して。「そんなに頑張らなくてもいいんだよ……」って親目線で泣いてしまいました。でも、以前のパスパレなら、問題が起こったときも一旦持ち帰って熟考したうえで「やっぱり違うと思います」となることが多かったのですが、今回はナオさんから彩ちゃんをボーカルから外す話が出た瞬間に、4人とも瞬発的に反対してくれたのがすごく嬉しくて。それだけはあり得ないという想いの強さを感じました。

――楽曲からも想いの強さや彩ちゃんの諦めない気持ちが感じられました。

前島 彩ちゃん節がすごく効いている曲だと思います。歌詞もいいんですよね。“この5人だからこそ*わたしたち*”や“パスパレカラー”といった言葉は意識していなくても想いがこもりますし、“諦めない”という言葉は「ゆめゆめグラデーション」然り、これまでもたくさん出てきたのですが、「TIS」に向き合っている今のパスパレの“諦めない”という言葉は、今までとはちょっと重さが違う気がしていて。「TIS」に向き合ったからこそ、自分たちのアイドルとしての強みや目指すべきアイドル像を改めて考えて、アイドル界の現実や競争の世界も認識しながら、それでも「私たちはこうなんだ!」という想いを貫く。もう一回り強くなったパスパレとして、“諦めない”“どこまでも”と歌うところは説得力を出せればと思いました。

――まさに真っ直ぐな気持ちが詰まった歌だと思います。

前島 こんなに真っ直ぐなのにきれいごとに聴こえないのがパスパレの良さであり、みんなの人間力だと思っていて。こういう熱血や青春感のあるキラキラストーリーは昔からある形だと思うのですが、そこにウソが1つも無くて、こんなにもダイレクトに伝わってくるなんて……というのは私がパスパレを好きすぎるだけかもしれないですけど(笑)、本当に迷いもウソも何一つないのがパスパレの輝きの理由の1つだと思います。

――もう1曲、イベントストーリー「夢の跡地に立つ者達は。」の楽曲「Radiate Warriors」は、EDM調の勇ましいナンバーです。

前島 これは事務所の後輩のビビキャンが「TIS」の二回戦で負けてしまうストーリーの楽曲で。それもすごくわかる“アイドルあるある”なんですよね。サバイバルやトーナメントで蹴落とし合ってください、みたいな。私も後輩がたくさんいて、その子たちとの関係性もあったりしたので、このストーリーもわかるなあと思いました。やっぱり夢が叶わないことはあるんですよね。でもパスパレはブレないっていう。この楽曲こそ彩ちゃんの芯にある諦めない気持ちや負けたくない想い、そこに対するこだわりや信念がそのまま出ている気がします。キラキラだけではない、執念とも言えるような熱量が表されている気がして、私も背筋が伸びました。

――“「諦めない。絶対に」”や“「だからこそ戦い続ける」”など、途中で力強いセリフが入っているのも熱いです。

前島 セリフの部分は、レコーディングのときは実際に使うかまだわからない状態で。でも私としては“THE 彩ちゃん”と感じられる、ストーリーにもぴったり合うセリフだったので、採用されて嬉しかったです。彩ちゃんっぽさがあるセリフというのもあると思うのですが、一発でOKが出た記憶があります。

――今までの経験を経たからこそ、ここまで力強い彩ちゃん像が生まれたという実感はありますか?

前島 あります。彩ちゃんはMarmalade(マーマレード)のあゆみさんというアイドルに憧れていて、後輩キャラが似合う子という印象があったのですが、このストーリーを読んだときに、先輩アイドルとしてもこんなにも素敵な一面があるんだなと思って。本当に完璧なアイドルですね。彩ちゃんのなかでも考え方が少し大人っぽくなったり、視野がどんどん広くなっているところがあるので、お芝居だけでなく歌でもそういう面を出せたらと思いながらレコーディングしています。

――その意味で今回のミニAlbumは、丸山 彩という存在の成長と今が、歌という形で刻まれている作品なのかもしれませんね。

前島 そう感じてもらえると嬉しいです。高校を卒業して、新たな道に進んで、「TIS」に参加して、ボーカルから外される危機にも見舞われて。

――ちなみにアイドル活動の経験がある前島さんからは、パスパレが「TIS」参加を通して改めてアイドルに向き合う今のストーリーはどのように見えていますか?

前島 私が活動していた当時は“アイドル戦国時代”と呼ばれていて、色んなアイドルさんが色んなコンセプトや戦略でアプローチしている渦の中にいて。そのなかで「私たちはどうあるべきか?」ということをすごく悩んだのですが、私がいたグループは王道アイドルとして清く正しく活動するコンセプトで活動していたので、自分の信念を信じるというところではパスパレと近いところがあったように思います。その頃は私も「TIS」によく似た名前のアイドルフェスに毎年出ていたので……。

――毎夏にお台場近辺で開催されるアレですね(笑)。

前島 はい(笑)。なので懐かしい気持ちもありますし、その渦の中にいたときの高揚感、独特の焦りやひりつきみたいなものがあることもわかるからこそ、パスパレのみんなの在り方はとても尊敬できます。こんなに素敵なアイドルはなかなかいないので、ぜひ優勝して日本武道館のステージに立ってほしいですね。目標の場所が武道館というのも“アイドル戦国時代”の頃のことを思い出しますし、パスパレに関しては親目線の気持ちが強すぎて「逆に夢を見せてくれてありがとう!」という気持ちになっているので、頑張りすぎて体を壊さないように、という気持ちが強いです。

――話を変えて、この7年、「バンドリ!」を通じて“いろとりどり”の経験をしてきたなかで、特に印象に残っていることを教えてください。

前島 本当にたくさんあるのですが、その中でも「TITLE DREAM」というライブ(2021年7月8日に開催された“Pastel*Palettes Special Live 「TITLE DREAM」”)はとても思い出深いです。パスパレの場合は、私が代表して歌って踊って、演奏はRAS(RAISE A SUILEN)の皆さんにしていただく形が多かったので、ずっとパスパレの5人でステージに立ちたい想いがあったのですが、この日のライブのアンコールのときに、サプライズで5人勢揃いしたんです。パスパレの楽曲を皆さんと歌える事実が私にとってはあまりにも特別すぎて。そのときは「SURVIVOR ねばーぎぶあっぷ!」を歌わせていただいたのですが、1番で皆さんに続々登場していただいて、1サビは全員で歌って、その後の2Aの彩ちゃんのソロを“汗、涙でボロボロ…”という歌詞そのままの感じでボロボロになりながら歌って(笑)。あの瞬間、彩ちゃんとしてもそうですし、丸山 彩役としての私の想いもすべて報われたような気がしました。そしてずっと待ってくださっていたパスパレファンの皆様にも、全員の姿をお見せできたのが嬉しかったです。

――最後に、今後の「バンドリ!」での活動における意気込み、Pastel*Palettes/丸山 彩としてやってみたいことや見てみたい景色があればお聞かせください。

前島 今は彩ちゃんがアイドルとして登り詰めていく過程を一緒に体験させていただいてるのですが、この“光のアイドル・丸山 彩”がどこまでいくのかが本当に楽しみで。彩ちゃんの性格を考えると満足することは一生ないと思うのですが、でも、彩ちゃんが「ここまでやったんだ」と自分を肯定する瞬間にいつか立ち会いたいですし、何十年の付き合いになってもいいので、その瞬間が訪れるまで一緒に頑張っていきたいです。パスパレのみんなも、「夢が叶った!」となれるところまで行ったときに、みんなが何を思うのかがすごく知りたくて。いつかパスパレがMarmaladeのような伝説のアイドルになって、日菜ちゃんとかが新しいアイドルのプロデューサーになるような未来があるのかなって想像しています(笑)。

――リアルの活動のほうではいかがですか?

前島 「バンドリ!」は新しいバンドさんも加わって盛り上がっているので、パスパレも花を添えつつ一緒に楽しんでいければと思っています。イベントもまたできればと思いますし、「ガルパ」も7年目までくると、10周年の欲も出てきて(笑)。「バンドリ!」も末永く続けていけばと思いますし、私も携われる際は頑張りたいです。

――“光のアイドル”を演じるからには、前島さんも光の存在であり続けないといけないですね。

前島 いやいや!私はめちゃくちゃ闇の人なので(笑)。彩ちゃんたちに照らされて、みんなの残り光で生きている感じなので。

――アハハ(笑)。とはいえ、また丸山 彩としてライブステージに立つときは、輝いていただければと思います。

前島 少しでも相応しい人間になれるように、自家発電で光量を上げていきたいです(笑)。


抽選で1名様に前島亜美さんのサイン色紙をプレゼント!

●応募期間
2024年5月29日(水)~2024年6月5日(水)23:59

●応募方法
1:リスアニ!編集部の公式アカウント(@Lis_Ani)をフォローする
2:該当ポストをリポストする

【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、リスアニ!編集部公式アカウントのダイレクトメールにて後日連絡させていただきます。リスアニ!編集部公式アカウント(@Lis_Ani)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・X アカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることはできません。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者への譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。
・賞品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます。

【個人情報の取り扱いについて】
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。


●リリース情報
Pastel*Palettes ミニAlbum
『いろとりどり』
2024年5月29日 (水)リリース

【グッズ付初回生産限定盤】

定価:¥6,820(税込)
品番:BRMM-10765
※ミニアルバムCD+グッズ(アクリルジオラマ)

【通常盤】

定価:¥2,420(税込)
品番:BRMM-10766

<収録内容>
・CD
1.トリドリ*パレット
2.ドラマチック!アライブ
3.Radiate Warriors
4.ReReReエボリューションず☆
5.everyday flower

・付属グッズ ※グッズ付初回生産限定盤のみ
オリジナルアクリルジオラマ

・初回生産分限定封入特典
バンドリ!トークイベント 最速先行抽選申込券
Pastel*Palettes Special Event 最速先行抽選申込券

関連リンク

公式サイト
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YouTube「バンドリちゃんねる☆」
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