『マクロスΔ』ワルキューレの5人と“Last Mission”を振り返った特別な一日。“5.1chで聴く！幕張Day6ディレクターズカット版舞台挨拶付き応援上映会”レポート

「Go! ワルキューレ!!!!!」5人のかけ声で会場が1つに！

ここからは上映されるライブ本編の見どころについて、メンバーそれぞれが“Last Mission”幕張Day6当日の思い出を振り返りながらトークを繰り広げた。

東山　私が忘れられないのは、「一度だけの恋なら」で一番最初にステージへせり上がっていくときに1か所目の涙腺ポイントが来ていて……「こうやって上がるの、最後なんだ」みたいな。初日もエモかったけど、最終日のエモさもすごかったなと思う。

安野　画面が大きいことにより、遠くで見切れていた、小っちゃくコチョコチョ動いているメンバーの動作が見えたりとか、「あそこで2人がイチャついている！」だとか、色々見えたんですよ。あとは暗めのシーンでもかっこいいカットがよく見えるなという印象を受けました。すみません、5.1chというよりは大画面そのもののポイントになっちゃったんですけど（笑）。

西田　「ワルキューレがとまらない」の私の土下座もバッチリ見られるしね（笑）。あと、「Absolute 5」は皆さん、私たちが会場のどこで歌ったか、覚えてますか？　そう、会場の一番後ろのバックバックステージです！　5.1chなので、音も背後から聴こえるんじゃないかしら？なんて。なので、皆さん耳を澄まして聴いてみてくださいね！

鈴木　映像を見て思ったのは、“Last Mission”というゴールに向けてやってきたからこそ出る、内から出る輝きみたいな……今、やってくださいと言われても出せない表情の輝きみたいなものを、大画面で見るとより感じて、これは超えられないし、できないなって思いました。表情は本当にみんなどのシーンを切り抜いても輝いてますね。

JUNNA　目が、みんな覚悟している目を持っていて。やっぱり、あのときにしかできなかった表情がありますね。

東山　8年間の活動をしっかり背負って、みんなそれぞれが「絶対に有終の美を飾るんだ！」という気迫をもって臨んでいるという。それは映像からも感じられると思うなあ。

西田　みんなのライブ中のコメントにも注目してほしくて。みのりちゃんの「泣いても笑ってもラストミッション！」とか。要所要所でみんながその場で感じた言葉が出ているから、そこに注目してもらえたら嬉しいですね。

JUNNA　「ルンピカ」の最初の、みのりちゃんのあの煽りは……私、泣いちゃう。

鈴木　でも、あそこなの。さっき言った、私が「え、今なんて言った？」みたいになるシーンは（笑）。感極まりすぎて「もうこれで最後だ、何か言わなきゃ！」っていうときで、みんなの歓声もすごかったので、もう、ぶつかり合いみたいになって。

安野　私は、「ルンピカ」のサビでみのりちゃんが歌詞の部分を変えて歌っていた、「まだまだ～きっと声出せる、ハイッ！」、これが大好きです（笑）。

まだまだ話は尽きないところだが、今回は上映前ということで舞台挨拶は早くも終わりの時間に。

西田　ライブを実際にやってから、もう8ヵ月経っているのに、こんなにたくさんのお客さんたちが楽しみにしてくださって、この場に足を運んでくださっていることがすごく嬉しいです。私にとって本当に素敵なライブになったなって、いまだに噛みしめていて、たまに夢にまで出てきたり。この舞台挨拶が決まったときに、もう1回ライブをやる夢を見て「ヤバい！あの立ち位置、覚えてない！」って苦しめられたり（笑）。そのくらい記憶に残ったライブです。今日の応援上映は自宅のテレビで見るのとはまた違う体験ができると思いますので、いっぱい声を出して楽しんでもらえると嬉しいなと思います！

東山　こうやってまた『マクロスΔ』、ワルキューレを応援してくださる皆さんと会える機会があるというのがすごく嬉しいです。ファイナルライブツアーが終わったときは縁遠くなってしまうのかなと寂しく思っていたんですけど、いやいや、そんなことないんだなって。こういう節目節目で皆さんと会うことがきっとこれからもできると思うし、機会は少なくなってしまうかもしれないけど、この絆は永遠だなと思っているので、今日は今日だけの瞬間をめいっぱい耳と目で、それから声援で一緒に楽しんでいただけたらと思います。

安野　本日はたくさんの皆さんに駆けつけていただけて、とても嬉しいですし、ライブから8ヵ月たった今、またこうやってワルキューレ5人揃ってこのステージに立てていることもすごく幸せなことだなと思います。私もこんなに大きなスクリーンでライブを観る機会をいただけたのが今回初めてだったので、本当にいちファンの気持ちでワルキューレのライブを客席からも楽しませていただくことができました。声出しポイントは私も楽しく声を出して参加しちゃいました。皆さんも心残りのないように最後まで、存分に楽しんでいただければなと思います。また必ずお会いしましょう！

鈴木　“Last Mission”も、最後は映画館で締めということで。私は初めて皆さんの前で歌ったのも映画館のイベントのとき（2016年3月の“『マクロスΔ』放送直前ルンピカ上映会～1＆2話ゴリゴリ見せちゃるかんね～”）だったので、映画館に始まり、映画館で終わる、みたいな気持ちが今沸き上がっていて……。もしかしたらそのときから応援してくださっている方もいらっしゃるかもしれないですし、出会ったタイミングがどこであれ『マクロスΔ』やワルキューレへの愛を伝えてくださる方をこれからも大切にしていきたいな感じています。「ありがとうございます」の気持ちでいっぱいです。2022年のライブ“Walküre Reborn!”では役者としてワルキューレのフレイア・ヴィオンを演じきり、そして“Last Mission”ではアーティストのワルキューレとして、自分の持っているすべてを出しきって、やりきりました。皆様もぜひ再びライブ映像を、あの瞬間の輝きを目に焼きつけてください。ありがとうございました！

JUNNA　私もさっきの回でライブ本編を全部通して見せていただいたんですけど、「ワルキューレってやっぱりいいな！」って……ライブをやっていた身としても、いちファンとしてもすごくいいグループだなと思いながら観ていました。歌声も、表情もそうですし、バンドメンバーの皆さんの音や、見えていないところで頑張ってくださっているスタッフさんのおかげでこのライブが作り上げられたなと思いますし、それをすごく感じられる映像と音になっているなと思いますので、皆さんぜひ最後まで楽しんで、帰っていただけたら。そしてまた皆さんとどこかで会えたら、とても嬉しいなと思っています。本日は本当にありがとうございました！

メンバーから一言ずつ挨拶があった後、最後はワルキューレのライブ前恒例であるステージ裏での気合い入れを会場全員で行い、舞台挨拶はお別れの時間となる。

「銀河のために！」

「誰かのために！」

「今、私たち！」

「瞬間完全燃焼！」

「命がけで楽しんじゃえ！」

「「「「「Go! ワルキューレ!!!!!」」」」」

8ヵ月前の“Last Mission”のときは寂しさも感じたが、2024年にこうしてまた元気なワルキューレと再会できたことが、何よりも嬉しいイベントだった。応援上映会に参加できなかった方も、この日のような大画面上映は難しくとも、ぜひBlu-ray&DVDでじっくりワルキューレの勇姿を堪能していただきたい。