INTERVIEW
2024.01.11
2024年1月27日（土）・28日（日）に日本武道館にて開催される“リスアニ！LIVE2024”へ、「UPCOMING ARTIST」として両日出演することが決まった「UniteUp!」。本プロジェクトは、声優、シンガーソングライター、役者、と様々なフィールドで活動しているメンバーが集結して紡いでいく「多次元アイドルプロジェクト」だ。
伝説のアイドル・Anelaが設立したsMiLeaプロダクション所属のアイドルである彼らは、ポジティブな想いの満ちるナンバーを歌い上げる正統派アイドルユニット・PROTOSTAR、クールかつエモーショナルなダンスビートに彩られたナンバーでシーンを席捲するLEGIT、強い絆で繋がり真っ直ぐな応援ソングを届けるバンド・JAXX/JAXXで構成される。“リスアニ！LIVE”で彼らのパワー漲るステージを目撃する前に、そんな「UniteUp!」を「知っておかないと！」ということで、彼ら一人ひとりにフォーカスしていく短期集中連載を公開中。第9回は冷戦沈着でしっかり者、PROTOSTARの最年少メンバーで実は日本舞踊の家元の長男である五十鈴川千紘を演じる平井亜門が登場。素直な言葉で真っ直ぐに「UniteUp!」について語ってくれた。目標は“リスアニ！LIVE”のステージを見た人に「アニメ、観てみよう」と思ってもらうこと！
INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち
——オーディションで作品と出会ってから約3年という時間が流れていますが、今改めて「UniteUp!」はどんなコンテンツだと感じますか？
平井亜門 ライブやアニメのアフレコをするたびに、「UniteUp!」は本当に関わってくださっている人が多いなぁって感じるんですよ。アニメのスタッフさん、タレントのマネージャーさんたち、音楽周りのスタッフさん、本当にたくさんの人たちに支えられているコンテンツなんだなと思いますし、ありがたいことですよね。僕は普段俳優をやっていて最近は少数精鋭の現場も多いのですが、「UniteUp!」は「この人はどこを担当されているんだろう……!?」と思うくらいにたくさんの人が現場にいらっしゃって、どれだけ多くの人の力で支えられているコンテンツなんだろう、と驚くほどです。
——2021年末にYouTubeチャンネルが開設されてから動画投稿がスタートし、アニメ化されて、そして2023年の夏にアニメ最終回のライブ（“sMiLea LIVE -Unite with You-”）を実際にキャストの皆さんが行いましたね。階段を一段ずつ登るように人々の元に届いていった「UniteUp!」ですが、この時間の中で印象に残っていることを教えてください。
平井 先ほどもお話したように普段は俳優として活動をしていることもあり、アニメーションに合わせて声を出すという芝居をしたことがなかったので、最初の頃は本当に苦労しました。第1期の最初の方の千紘くんの声を聞くと、やっぱり拙いなと思いますね。ただ、そこが千紘くんのかわいらしさにもなっているかなと甘めにも見てしまう部分もあるのですが（笑）、最近“アニメイトガールズフェスティバル2023”や“北九州ポップカルチャーフェスティバル2023（KPF2023）”のステージで朗読劇をやりまして。アニメのアフレコを終えてから1年くらい経っている今、千紘くんと自分がシンクロしてきたな、馴染んできたな、という感覚が芽生えてきました。キャラクターの成長という部分にも繋がるんですが、SNSを見ているとキャラクターの誕生日のときに、ファンの方が祝ってくださるんですよ。その気持ちの総量みたいなものがどんどん大きくなっているような気もしていますし、千紘くんという存在がより色濃くなっていて、それがファンの方とも一緒にキャラクターが成長していっているのかな、という印象を受けています。
平井亜門（PROTOSTAR：五十鈴川千紘役）
——そんな「UniteUp!」はアニメ第2期も決定しています。今度はどんな彼らを見たいですが？
平井 PROTOSTAR寄りの話になっちゃいますけど、第1期のPROTOSTARは高校生たちがアイドルになってライブのステージを踏む、という物語だったんです。事務所の代表さんや先輩アイドルの皆さんに支えられてようやく人前に出ていけた彼らだったんですが、第2期では一人前になって独り立ちしたPROTOSTARが見たいなぁと。「かわいい」というコンセプトのPROTOSTARですが、今後は“頼れる姿”も見てみたいなと思いますね。
——最終回のライブのシーンでは“頼れるPROTOSTAR”でしたよね。
平井 その辺りから強さが見えてきましたよね。でも、もっともっとそういう姿を見たい！「俺らだけでワンマンやりますよ！」くらいの強さが出てくると嬉しいですね。
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