――続いて、めちゃくちゃテンションが高かった山田リョウ役の水野さんのパフォーマンスはいかがでしたか?
長谷川 最初は緊張しているところもあったけど、私は一緒にカラオケに行ったりもするので、朔は歌がすごく上手いことはわかっていたんです。だから「カラカラ」も後半になるにしたがって乗ってきているのがすごくわかって、こちらもテンションが上がりました。
青山 そうそう。ライブしてる!って感じが一番した!
長谷川 そうかもね。そもそも「カラカラ」ってめちゃめちゃ難しい曲で、あれを生で歌うのは本当に大変なんです。それを見事に歌っていたからさすがですし、そりゃあ歌い終わったあとはあのテンションにもなるだろうなと(笑)。
青山 やり切ってたよね。そして紗弓も、“生ける(伊地知)虹夏”って感じ。
長谷川 紗弓のあのステージの感じは、他の3人では絶対に出せない空気感なんですよ。天性の“陽”の空気、みたいな。
青山 ステージの色が変わったよね。照明とかではなく。
長谷川 ぱぁ〜(キラキラ)ってね。
青山 「なんか花とか咲いた?」ってなるくらい。本人も緊張していたはずなんだけど、それをまったく感じさせなくて。飄々としているとも違う、唯一無二の魅力があったなぁ。
長谷川 ステージの印象がまったく違ったよね。
青山 だから結束バンドはキャラクターもですけど、キャストも全然個性が違うんだなって思いました。
――ちなみに、今だから言えるアクシデントとかはありましたか?
長谷川 私が朝、乗る電車を間違えて遅刻をしたというのは、ラジオ(「ぼっち・ざ・らじお!」)で話しているし……。でも、それで「今日の失敗はこれで終わった!」と思えたので、うまく切り替えられました。まぁ、「あのバンド」で歌詞を間違えたんですけど……(苦笑)。
青山 私は、「転がる岩、君に朝が降る」のAメロでギターの演奏が1フレットずつズレていたんですよ。自分でもそれに気づいていたんですけど、でもAメロはしとしと歌うところだから、「あっ、やばい!」とか動揺したら超かっこ悪いじゃないですか。だから、「もういいや、どこかで直そう!」と思っているのが、どのくらい映像になっているかが気になります(笑)。
長谷川 最初から押さえる位置が違ってたんだ。
青山 ハイポジションでイントロを弾いたあとに、ノールックでローポジションに行ったせいで全部がズレてしまって(笑)。大惨事だなぁって思ったし、本当は前を向きながら歌いたかったけど、サビとかでも結構ギターをガン見してしまって、それがちょっと悔しい。
――下を向いて歌っていたのが、逆にぼっち(後藤ひとり)っぽくはありましたけど。
青山 猫背感があって、内向的な感じは出ていたかもしれないです。
長谷川 ライブは生ものだねぇ。
青山 だから本当はリハのほうが堂々とやれていたところはあります。正直、人の顔がいっぱいで、手もいっぱいで圧倒されました。
長谷川 いや、でもあれはすごいよ!
――ライブをして改めて感じた『ぼっち・ざ・ろっく!』の音楽の魅力は?
青山 生バンドのライブになると、ちょっと音が物足りないなって感じることがあったりするじゃないですか。例えば、音源に入っているシンセの音がライブでは入っていなかったりとか。でも、『ぼっち・ざ・ろっく!』の場合はそれがあまりないんです。だからバンドの生音で勝負できるところは強みだなと思いました。あとボーカルが強い!
――そもそもの音源が、ほぼ4人の楽器の音だけでできているから、というのもあるんでしょうね。
長谷川 喜多ちゃんが歌っているので、キャラソンと言ってしまえばそうなんですけど、いわゆるアニメのキャラソンという枠からは大きく異なると思うんです。自分でステージに立って歌ってみても、『ぼっち・ざ・ろっく!』だけの楽曲の色があると感じましたし、だからこそ楽曲が、作品の間口を広げてくれたんだろうなって思いました。この作品は、楽曲から入ってくださる方も本当にたくさんいたので、それはこういう作り方をしてくださったからなんだろうなって思います。
――本当にロックの音そのものだし、実在するロックバンドっていう感じがすごくしましたからね。では、『ぼっち・ざ・ろっく!』に今後、期待したいことはどんなことですか?
青山 期待と言われると、もうねぇ……。
長谷川 我らは声優ですから。
青山 もっと演じたいです!彼女たちの未来を、もっともっと自分たちで表現できる場があったら嬉しいなと思っています。ただ、来年の劇場総集編も、当たり前のことではないと思うので、まずは作品を愛していただいて、総集編で初めて作品を知った方の反応とかも改めて見てみたいです。まだ観ていなかった人とか、音楽しか聴いたことがなかった人が劇場でアニメを観て、ライブも見たいなって思ってくれたら嬉しいです。私個人としては、結束バンドのライブももっと見たいので、期待しています。
長谷川 私もまったく同じで、アニメの放送開始から1年が経って、ライブも本当に大反響をいただいて、そのライブが劇場で期間限定上映されるという機会までいただき、来年の春と夏には劇場総集編が公開される。それって『ぼっち・ざ・ろっく!』が今後も続いていくために、すごく重要なことでもある気がしているんです。なので、今まで好きだった方には、引き続き熱を持って愛してほしいですし、知らない方には知ってもらいたい。その先にアニメの続きが実現したらすごく嬉しいなと思います。あと、私もライブはやりたいし、『ぼっち・ざ・ろっく!』も結束バンドももっともっと先に行ける気がしているので、可能性がどんどん広がっていってくれたら嬉しいです。
――最後に、「結束バンドLIVE-恒星-」Blu-ray&DVDリリース記念トークイベントが、福岡・札幌・大阪・東京の全4回で実施されるんですよね。初日は12月24日で、4人が福岡に揃います。
青山 やっぱり地方に行くのであれば、その地方ならではの美味しいものが食べられたらいいなって思っています。
長谷川 どれだけスケジュールがタイトだろうと、行ったからには何が何でも美味しいご飯は食べたいし、それをやらなければ帰らない!絶対に(帰りの)飛行機に乗ってやらない(笑)。
――それに、その地域の方と会えるのも楽しみですよね。
青山 そうなんですよ!九州から東京は遠くて行きづらいことはわかっているので(※青山は熊本県出身)、九州のファンの方に会えるのが楽しみです。もちろん、東京から来ていただいても構いません(笑)。そこでしかお会いできない方もたくさんいらっしゃると思うから、改めて、愛を感じられたら嬉しいなって思います。
長谷川 地方の方は、きっと「また都内某所だけかぁ」って残念に思うことが多いと思うんです。行きたくても年齢的に行くのが難しいこともあると思いますし。そういう方たちに、こちらから会いに行けるというのは本当に嬉しいし、楽しみです。
●応募期間
2023年11月17日(金)~2023年11月24日(金)23:59
●応募方法
1:リスアニ!編集部の公式アカウント(@Lis_Ani)をフォローする
2:該当ツイートをRTする
【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、リスアニ!編集部公式アカウントのダイレクトメールにて後日連絡させていただきます。リスアニ!編集部公式アカウント(@Lis_Ani)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることはできません。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者への譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。
・賞品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます。
【個人情報の取り扱いについて】
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。
●リリース情報
「結束バンドLIVE-恒星-」Blu-ray&DVD
2023年11月22日(水)リリース
【Blu-ray】
品番:ANZX 10294-10296
価格:¥8,800(税込)
仕様:完全生産限定版 3枚組
【DVD】
品番:ANZB 10294-10296
価格:¥7,700(税込)
仕様:完全生産限定版 3枚組
【DISC 1】
・結束バンドLIVE-恒星-
Zepp Haneda(TOKYO)で開催されたワンマンライブ
音声特典:
・5.1chサラウンド
・オーディオコメンタリー
①青山吉能×鈴代紗弓×水野 朔×長谷川育美
②三井律郎(サウンドプロデューサー)×岡村 弦(音楽ディレクター)×高山幹弘(アソシエイトプロデューサー)
<曲目>
01.ひとりぼっち東京
02.ギターと孤独と蒼い惑星
03.ラブソングが歌えない
04.Distortion!!
05.ひみつ基地
06.カラカラ
07.あのバンド
08.小さな海
09.なにが悪い
10.青い春と西の空
11.忘れてやらない
12.星座になれたら
13.フラッシュバッカー
アンコール
01.転がる岩、君に朝が降る
02.光の中へ
03.青春コンプレックス
【DISC 2】
・ぼっち・ざ・ろっく!です。(2023年4月23日開催イベント)
【DISC 3】
・Making of -恒星-
・ギターヒーローへの道 番外編
<完全生産限定版特典>
オフィシャルフォトブック(全24P)
「光の中へ」リリックビデオ ポストカード2種
※仕様・収録内容は変更になる場合がございます。
「結束バンド LIVE-恒星-」Blu-ray&DVD リリースイベントツアー詳細はこちら
https://bocchi.rocks/special/kousei_talkevent/
「結束バンド LIVE-恒星-」Blu-ray&DVD 店舗別特典詳細はこちら
https://bocchi.rocks/bddvd/kousei.html
●イベント情報
「結束バンド LIVE-恒星-」期間限定劇場上映
【劇場一覧】
札幌シネマフロンティア
MOVIX仙台
新宿バルト9
TOHOシネマズ新宿
TOHOシネマズ池袋
TOHOシネマズ上野
109シネマズ二子玉川
TOHOシネマズ錦糸町
立川シネマシティ
横浜ブルク13
川崎チネチッタ
TOHOシネマズ海老名
109シネマズ湘南
京成ローザ10
T・ジョイ蘇我
TOHOシネマズららぽーと船橋
TOHOシネマズ流山おおたかの森
MOVIXさいたま
ユナイテッド・シネマわかば
イオンシネマ越谷レイクタウン
ユナイテッド・シネマ水戸
MOVIX宇都宮
ユナイテッド・シネマ前橋
T・ジョイ新潟万代
シネシティザート
ミッドランドスクエアシネマ
109シネマズ名古屋
イオンシネマ大高
MOVIX三好
イオンシネマ白山
T・ジョイ梅田
TOHOシネマズ梅田
TOHOシネマズなんば
TOHOシネマズ鳳
イオンシネマ大日
T・ジョイ京都
OSシネマズ神戸ハーバーランド
TOHOシネマズ西宮OS
広島バルト11
T・ジョイ博多
T・ジョイリバーウォーク北九州
鹿児島ミッテ10
https://bocchi.rocks/special/kousei_screeningevent/
●「結束バンド LIVE-恒星-」劇場上映記念舞台挨拶 ライブビューイング
11月19日(日)15:50 の回上映後
実施劇場:「結束バンド LIVE-恒星-」上映劇場にて実施いたします
チケット料金: 2,000円(一律)
登壇者(予定):青山吉能、鈴代紗弓、水野 朔、長谷川育美
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます
※チケット販売スケジュールは、各劇場のHPをご確認ください。
●発売情報
「リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション」
発売中
定価:¥1,650(本体:¥1,500+税10%)
発行・発売:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
[内容]
・結束バンド キャスト座談会
青山吉能×鈴代紗弓×水野 朔×長谷川育美
・結束バンド キャストソロインタビュー
青山吉能/鈴代紗弓/水野 朔/長谷川育美
・楽曲制作クリエイター座談会
樋口 愛×音羽-otoha-×三井律郎
・結束バンド アルバム座談会
長谷川育美×三井律郎×岡村 弦
・結束バンド 音楽スタッフ座談会
比田井 修(ドラム)×高間有一(ベース)×akkin(ギター)×三井律郎(ギター)×岡村 弦(エンジニア)
・アニプレックス スタッフ座談会
石川達也(プロデューサー)×高山幹弘(アソシエイトプロデューサー)×岡村 弦(音楽ディレクター)×田中 瑛(宣伝プロデューサー)
・菊谷知樹(音楽)インタビュー
・はまじあき(原作)インタビュー
・結束バンド 楽曲制作クリエイターコメント
音羽-otoha-/北澤ゆうほ(the peggies)/草野華余子/ZAQ/谷口 鮪(KANA-BOON)/塚田耕平/内藤英雅/永井正道/中嶋イッキュウ(tricot)/樋口 愛/吉岡大地
・アニメ制作スタッフ陣が語る『ぼっち・ざ・ろっく!』の魅力!
斎藤圭一郎(監督)/けろりら(キャラクターデザイン・総作画監督)/山本ゆうすけ(副監督)/川上雄介(ライブディレクター)/梅原翔太(アニメーションプロデューサー)
・コメント:大槻ケンヂと『ぼっち・ざ・ろっく!』
・作品紹介/キャラクターガイド/ストーリーガイド
・結束バンド 全楽曲クロスレビュー
・コラム:下北沢の音楽シーンと『ぼっち・ざ・ろっく!』
▼詳細はこちら
©はまじあき/芳文社・アニプレックス
アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイト
https://bocchi.rocks/
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