REPORT
2023.11.15
――イベントお疲れさまでした。いかがでしたか?
戸谷菊之介 すごかった!
masa もう、とにかく熱気が!本当にすごかったです!みんな、その熱気でも汗がすごかったくらいです。すごく嬉しい熱さでした。
戸谷 前にやったとき(リリースイベント)よりも、うちわとか名前を掲げてくれる人が多くて、手を振りやすかったです。
助川真蔵 すごく人も多かったので、後ろの方もそうですし、上のフロアでも見えないくらいのところまでいらっしゃってくださっていたので、次はもっと大きな会場で、僕たちの単独のステージを見せて、うちわもしっかり見えるような場所でのライブが出来たらいいな、と改めて思いました。
――このステージに向けて、準備してきたことや意識していたことはありましたか?
masa 以前、噴水広場でやらせていただいたイベントのときに、僕の中のアイドル像みたいなものにこだわりすぎるあまり、自分自身のパフォーマンスとして偽ったものを出してしまったように感じていたんです。でも今回は春賀楽翔役の、そのままのmasaとしてやれたかなと思いますし、その意識でステージに立てたことが嬉しかったです。
助川 今回は新しい要素として朗読劇が入っていましたし、人前でお芝居をすることが初めてというメンバーもいたので、練習期間の短さはありましたがどれだけこの朗読劇で各々がボルテージを上げられるか、と意識しました。今回は新情報でボイスドラマの配信も発表になりましたが、そのドラマの一部をすでに収録できていたので、掛け合いも上手くいったと思いますし、今日の朗読劇も良かったんじゃないかなと思います。
戸谷 ありがたいスケジュールだったよね。
助川 練習だけじゃなく収録も先にやらせてもらえたことで、感覚を掴むことは出来たしね。
戸谷 そうそう。僕が意識したことは、アイドルである、ということですね。僕たちはアイドルだけど、今までは手を振ったりファンサをしたりすることが恥ずかしかったんです。でも、もう恥ずかしがっている場合じゃない!と思って、いつもよりたくさん手を振りました。そういう部分を大事にしてイベントに臨んだことですね。もう1つ、「ELEVEN」です。曲が持っているエモさやメッセージ、物語性のある僕らのお話で綴られた歌詞をちゃんと伝えたいし、振りでもそれをちゃんと表現して、僕たちと気持ちを共有して欲しい、という想いを込めて「伝われ~!」と思いながら歌っていました。
masa 泣いている人もいたね。
助川 うん、声も返ってきていたのが嬉しかったよね。
戸谷 「ELEVEN」は振りも素敵だもんね。
――助川さんから朗読劇のお話も出ましたが、改めて初めての朗読劇の感想をお願いします。
助川 今回は場所も特殊だったんですよね。360度から見えると言っても過言ではないくらいだったので、全員度胸がついたんじゃないかなと思います。ほかの朗読劇の機会となると、平面のステージが主になると思うのですが、全方位をお客さんに囲まれた場所でやれたことは1つ大きな経験値にもなったのではないかと思いますし、何よりもそれぞれが緊張していたと思いますが、すごく楽しみながらやれていたことが印象に残っています。これまでは時勢柄お客さんからの「キャー!」の声はなかったので自分たちで進めていくだけだったのですが、そうした声があると自分たちのテンションもアガっていくので、相乗効果が出たのではないかなと思います。
masa 初めてだったのでめちゃくちゃ緊張しました。でも今回、JAXX/JAXXは5人全員揃ってやることができなかったので、次こそ5人でやれたらなという想いでいます。僕はやっぱり初めてだったので、リハーサルのときもみんながどうやってやるんだろうっていうのを見ながら、戸谷くんに「どうすればいいかな」って聞いたりもしていましたね。戸谷くんに、「masaくんの好きなようにやるのがいいよ」って言ってもらえたので、あまり気負わずに、初体験を楽しむような気持ちで臨みました。
戸谷 良かったよ、すごく!
masa うん。リラックスしながら出来たと思う。
戸谷 「UniteUp!」で人前での朗読劇をするのは初めてで、もちろんそれぞれが緊張していたとは思いますが、そういった緊張だったり初めてであることを感じさせない、みんな役者でした。アニメを乗り越えてきてもいますから、僕としてはちゃんと掛け合いが出来て、おしゃべりが出来て、本当に楽しかったです。あとはお互い近寄ったり触り合ったり、動きもそれぞれが付けてもいたので、それこそ二次元と三次元のキャラクターをそれぞれ重ねてもらえるような、良い朗読劇になったのではないかと思っています。
――今回、配信リリースしたばかりの「ELEVEN」を初披露されました。こちらの曲の感想もお願いします。
masa 人前で歌うのが初めてでしたが、それでもメッセージや熱さが伝わる曲だなって思いました。振り付けもパッションがあって、力強い振りが多かったから、僕らの気持ちもぶつけやすかったですし、お客さんに届きやすかったと思います。あのとき(7月のワンマンライブ)の感情や景色を全部ぶつけたことで、みんなからの「嬉しい」を返してもらえたし、それこそ泣いているファンの方もいて。感情と感情がぶつかりあった感覚があって、すごく気持ち良かったです。
助川 今回の楽曲はmasaが言うようにメッセージ性の強いものになるので、僕の中での解釈としては「手紙」のようなイメージがあります。曲って一方的に伝えるものも多いですが、この楽曲はこちらが言ったことを受け取った人が汲み取れるようになっていて、汲み取ったものを返してもらうことで僕らはファンの皆さんの感情を受け取れることができる。その感情の波のやり取りが、今回の曲にはすごく多いと感じます。僕らも実際にやってみるまではどういう反応をしていただけるかわからなかったのですが、泣いている方や感動してくださっている方もいらっしゃったので、その気持ちが伝わってきたことで、この曲をたくさん練習してきてよかったなと思いましたし、もっともっと精度をあげていきたいなという気持ちにもなりました。
masa 曲の中で会話があったよね。
戸谷 うん、あった。
助川 確かな気持ちのやり取りを感じたね。今年の7月のライブのことを思い出してくれているんだろうなっていう気持ちになりました。
戸谷 僕は“sMiLea LIVE”に参加できなかった身として、この曲をどう歌おうか、とレコーディングのときに悩んだのですが、やっぱり“もう1回 もう1回”と言うように、次のライブへ前向きな気持ちで取り組んでいかなきゃな、と思いました。出られなかったから残念だね、というよりも次に向かっていこうという想いを込めて歌いました。振りも構成も、最後の部分にしても、僕としてもすごく感じ入るものがあるので、そういった想いも込みで皆さんに楽しんでもらって、温かな気持ちになってもらえたらいいなとパフォーマンスしましたね。
――次の機会に向けて聴き込んでもらいたい1曲ですね。そして、もしかしたらその1曲も聴けるかもしれない“リスアニLIVE 2024”。日本武道館で開催されますが、ご出演が決まった今のお気持ちをお聞かせください。
masa いやぁ、嬉しいです!僕は大きなステージを目指してソロアーティストとして音楽活動をしていたので、単純に嬉しいですし、そこで自分がどんなパフォーマンスが出来るのか、表現ができるのか、挑戦でもありますし、楽しみでもあります。どうぞよろしくお願いいたします!
助川 最初に(決定を)聞いたときには夢かな、と思いました。送られてきたスケジュールを見ていて「武道館……武道館!?」って二度見してしまいました。飲み込むための期間も結構あったのですが、単純に嬉しかったですし、その大きな舞台で実際にチャンスを掴むのは僕たち自身なので、このチャンスをいかに逃がさないか。それは努力次第ですから。しっかりと全員で底上げをしていって、僕たちを知らない人たちにもとんでもない旋風を巻き起こせるように頑張っていけたらなと思います。
戸谷 今日、“AGF2023”でたくさんの方に集まっていただきましたし、最初の頃を考えると信じられない想いでいっぱいです。“リスアニLIVE 2024”ではさらに大きい日本武道館のステージに立たせていただけるということで、会場にいるみんなをファンにしていくぞ!という勢いで僕たちどんどんデカくなっていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします!
masa いつか「UniteUp!」だけで日本武道館を埋めるためにも頑張ります。
戸谷 それはやりたい!頑張っていこう!
助川 僕らの活動を楽しみにしていてください!
●作品情報
「UniteUp!」
ソニーミュージックが贈る多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」
2023年1月にはテレビアニメ「UniteUp!」が放送され、第二期の制作も決定、同年7月には東京ガーデンシアターにて初のワンマンライブが開催された。
そんなUniteUp!には4つのユニットが登場する。
歌い手出身の3人からなる新人アイドル「PROTOSTAR」(プロトスター)
高いダンスパフォーマンス力を持つ実力派アイドル「LEGIT」(レジット)
強い絆で結ばれたバンドアイドル「JAXX/JAXX」(ジャックジャック)
彼らの所属事務所の代表を務めかつて伝説のアイドル「Anela」(アネラ)
ユニット毎に独自の音楽性が表現されており、そのクオリティの高さが話題に。
これまで5つのCDがリリースされ、公式YouTubeチャンネルにも多数の楽曲が公開されている。
時には声優、時にはアーティストとして2次元(アニメ)や3次元(ライブ)で、まさに多次元で活躍する大注目のプロジェクト。
【キャスト】
清瀬明良:戸谷菊之介
直江万里:山口諒太郎
五十鈴川千紘:平井亜門
高尾大毅:助川真蔵
二条瑛士郎:森蔭晨之介
東郷楓雅:坂田隆一郎
春賀楽翔:masa
桂 ほまれ:下前祐貴
香椎一澄:馬越琢己
若桜 潤:坪倉康晴
森ノ宮奏太:高本 学
大月 凛:斉藤壮馬
辻堂真音:中島ヨシキ
©Project UniteUp!
●イベント情報
リスアニ!LIVE 2024
2024年1月27日(土)SATURDAY STAGE
開場15:00/開演16:00(予定)
2024年1月28日(日)SUNDAY STAGE
開場14:00/開演15:00(予定)
会場
日本武道館
UniteUp!は両日出演!
チケット(※すべて全席指定)
1月27日(土)SATURDAY STAGE、1月28日(日)SUNDAY STAGE
¥10,000(税抜)/¥11,000(税込)
詳細はこちら
「UniteUp!」公式サイト
https://uniteup.info
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