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REPORT

2023.11.12

“13人揃って第3芸能課”を体現した朗読と歌。“TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」スペシャルトークイベント ~トゥインクルパーティー~”DAY1レポート

“13人揃って第3芸能課”を体現した朗読と歌。“TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」スペシャルトークイベント ~トゥインクルパーティー~”DAY1レポート

TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』のリアルイベント「TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』スペシャルトークイベント ~トゥインクルパーティー~」DAY1が2023年11月11日、森のホール21 (松戸市文化会館)大ホールにて開催された。

DAY1には橘 ありす役の佐藤亜美菜、的場梨沙役の集貝はな、佐々木千枝役の今井麻夏、龍崎 薫役の春瀬なつみ、市原仁奈役の久野美咲、古賀小春役の小森結梨、佐城雪美役の中澤ミナ、遊佐こずえ役の花谷麻妃、プロデューサー役の米内佑希が出演した。

TEXT BY 中里キリ

声優の演技にあわせて作画を変化させるこだわりについてのトークも

イベントは米内の進行で、トークやゲームなどのコーナー単位で進行。最初のコーナーでは「キラキラしてるけど目に見えないものってなに?」と題して、TVアニメの思い出深いシーンにまつわるトークを行なった。

どうしても第11話を挙げたかったという佐藤亜美菜は、屋上でありすが一歩を踏み出すシーンのBGMの変化の素晴らしさを力説。同話のラストシーンのリボンのキラキラの理由が(ありすの)母親との関係性にあることを語っていた。

久野美咲は第2話で、仁奈が着ぐるみを返してほしいと頼むシーンを挙げた。「オンエアを見て、仁奈の身体の動きや表情が思い描いていたままで、私たちのお芝居に合わせて描いてくださったんだと感じました」と語り、アフレコ後に声優の芝居に合わせた作画の修正や追加が行なわれていたことを明かしていた。

春瀬なつみはアドリブに関する話題の中で、第1話のプロデューサーとぶつかってしまう場面に久野の提案で声を入れたことを話し、大好きなシーンだと語っていた。集貝はなは第5話でプロデューサーと梨沙が電車で話しているシーンをチョイス。梨沙が想いを長台詞で話すシーンで、心の動きを決められた尺でどう表現するかをスタッフと相談しながら頑張ったエピソードを話していた。

そして、『U149』の光の演出の素晴らしさについてトークが盛り上がると、小森結梨は「キラキラに入る前の雨模様の暗い感じとの対比がよくできているなと思いました」と語っていた。

花谷麻妃は、初めてアニメに出演した第13話から、こずえの二度寝のシーンを紹介。「こずえちゃんは夢のようにつかみどころのない存在だと思っていたんですが、おうち(部屋)や二度寝にこずえちゃんらしさがこもっていると思いました」。ソロ曲「おめざめめーめー」については、こずえがどんな場所、気持ちで歌っているかの詳細なプロットが用意されていたそうで、「早く聴いて、皆さんお目覚めしていただけたらと思います」と語っていた。

今井麻夏は千枝らしさを絵で繊細に表現してくれたことへの感謝を語ると、千枝の後ろ姿の描写のきめ細かさを語っていた。自身が演じるキャラクターらしさを聞かれた中澤ミナは、一見口数少ないように見えて、自分をしっかり持って意志を貫こうとするところを挙げると、そこが好きだと話した。

トーク中にはアニメ『U149』に関わった作詞家の八代雄太やシリーズ構成の村山 沖、総作画監督の井川典恵、劇伴の宮崎誠からのメッセージも紹介され、作品に対するこだわりと愛情の深さを感じさせた。

続いては、「深まるほど強くなるものってなに?」と題した、チームワークを競うゲーム対決コーナー。集貝、小森、春瀬、今井のミナミコアリクイチーム(チーム名は集貝発案)と佐藤、中澤、花谷、久野のパンダチーム(久野発案)に別れてゲームを行なった。

最初の競技は「10秒お絵描きリレー対決」。合計30秒でお題の絵を描き、回答役が正解できれば勝ちという内容だ。

先攻のミナミコアリクイチームは、初手の小森の作画力が光ってお題の「美容師」を見事正解! 後攻のパンダチームは初手の中澤がお題の「ゾンビ」っぽい物を描くことに成功したものの、花谷と久野が手を入れた内容がやや迷走。佐藤の回答は「親子喧嘩」となってしまい、お絵描きリレーはミナミコアリクイチームの勝利となった。

続く競技は「童心替え歌ゼロトゥワン!!」ゲーム。「ゼロトゥワン!!」の歌詞を「プロデューサーさんたちがキュンキュンする歌詞」というお題で替え歌にするもの。真剣な会議の末、両チームの替え歌詞が完成。王道に愛を甘く伝えていくミナミコアリクイチームと、ツンデレの心情を描いていったパンダチームの対決は、会場投票の結果接戦でパンダチームの勝利となった。

トータル1-1となって、勝負は引き分け。商品のマカロンセットは全員で分け合うことになったのだった。

次ページ:第3芸能課の未来を描く朗読劇からのシームレスな歌披露

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