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INTERVIEW

2023.10.18

共に明るい未来へ――!七海ひろき、約3年ぶりのニューアルバム『DAYLIGHT』を語る。

共に明るい未来へ――!七海ひろき、約3年ぶりのニューアルバム『DAYLIGHT』を語る。

1人のアーティストとして、また役者として、声優として活動してきた七海ひろきが、2020年リリースの『KINGDOM』以来3年ぶりとなるフルアルバム『DAYLIGHT』を完成させた。ここまでミニアルバムに配信シングル、念願のアニメ主題歌として書き下ろされた1stシングル「It’s My Soul」とコンスタントに音楽制作を重ねてきた七海が、このアルバムで辿り着いた「役者アーティスト」という自身の表現方法。しかも発売に先駆けてライブツアーを慣行し、バンドと共に楽曲を育ててきた七海が「役者アーティスト」という答えに出会えた2ndアルバム『DAYLIGHT』について語る!

INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち

夢を叶えた2023年

――2023年も残り3ヵ月を切りますが、ご自身の音楽活動を振り返ると2023年はどんな時間でしたか?

七海ひろき 新曲をたくさん聴いてもらえる時間だったなと思います。初めての配信リリースもありましたし、初めてシングル(「It’s My Soul」)も作りましたし、2ndアルバムも出すということで充実していました。2023年の3月くらいまでは舞台をやっていたので、3月下旬から4月にかけて音楽活動へとシフトしていったこともあり、2023年は音楽活動に邁進した期間だったなと感じています。色んな楽曲を出させていただけたので、アーティスト・七海ひろきの様々な表情を見てもらうことができたのではないかなと思っています。

――そんな2023年のアーティスト・七海ひろきが放ったシングル「It’s My Soul」は初めてのアニメタイアップ曲でした。この経験によって音楽制作に対して影響や刺激はありましたか?

七海 自分にとってもアニメタイアップで、主題歌を歌わせてもらうことは夢の1つでもありましたし、アーティストのみならず声優活動としても色々な挑戦をさせてもらっています。アニメが大好きですから、そういった夢が叶ったことは単純に嬉しかったのですが、だからこそアニメはもちろん楽曲も届けるためには自分が表に立つ立場にはいるものの、色んな人の力が集結して出来ているものなのだな、と感じることが出来た機会でもあったんです。どういう曲にするのか、誰に作ってもらうのか、作詞はどうするか……と色んなことを決めて、色んな人の力に支えられて作品は出来ていくのですが、自分はその先頭で表現をしているのだなと改めて実感したことは、大きな刺激になりました。私の見えないところで多くの人が1つのものに対して力を注いでいる。見えている部分だけではなく、見えない部分でも多くの人が力を出しているんだなと考えると、楽曲1つを自分の精一杯の力でより広く届けなければいけないな、とこれまで以上に責任を感じましたし、プレッシャーもありました。
――実際に「It’s My Soul」への反響はいかがでしたか?

七海 すごく良かったです。手紙やSNSのメッセージでも嬉しい言葉をもらいました。ほかにも同級生や知人、友人から「アニメの主題歌をやるんだね!」と祝福の連絡もあり、私の歌が届く範囲が今までよりも広がったし、色んな人に聴いてもらえるんだな、と実感しました。

「銀河鉄道の夜」からインスピレーションを受けて生まれたリード曲

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