ここにD4DJからHappy Around!が続けて登場、DJを担当する明石真秀役・各務華梨が「ぐるぐるDJ TURN!!」を会場に響かせると、愛本りんく役・西尾夕香、大鳴門むに役・三村遙佳、渡月麗役・入江麻衣がステージ上を縦横無尽に駆け巡りパフォーマンスを届ける。さらにここに「君にハピあれ♪」が立て続けに走り出すと、華麗なマイクリレーを披露。各メンバーの個性が存分に現れた言葉たちで聴くものを魅了したのだった。
ノンストップで「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」のリミックスと「ぎぶみーAwesome!!!!」が続く。オーディエンスからは「Awesome!」コールが上がり、会場は圧倒的な一体感で包まれた。
ここにクールなサウンドが続くと、そこに英語歌詞を次々にハメていくHappy Around!の面々。披露したのは「Look at me♡」だ。これまでのかわいさからのギャップに魅了されずにいられない。オーディエンスの視線を我が物にすると、ここに「HAPPIEST☆DREAM」がドロップされ、再びハッピーな空気が会場を包み込む。息のあったパフォーマンスで聴くものを魅了したのだった。
さらに、ここに和を基調としたサウンドが続く。披露したのは「アバンチューールなサマーデーーイズ」。愛らしいサウンドに合わせて4人がタオルを頭上で回すと、それにオーディエンスが追随し、この上ないほどの一体感がそこに生まれた。
そしてHappy Around!のパフォーマンスもラストナンバーへ。締め括りは「Dig Delight!」。曲に合わせて思う存分身体を揺らすメンバーたち。その姿は見るものの身体を自然と突き動かす。曲のラストではHappy Around!4人がステージ前方に揃っての決めポーズ、大きな歓声の中でパフォーマンスは締め括られた。
続いてステージに登場したのは小林愛香、1曲目「AMBITIOUS GOAL」を元気いっぱいに披露し、オーディエンスの視線を釘付けにする。さらに、ここにダンサブルなナンバー「Crazy Easy Mode」を続けると、全身で音に乗り、無邪気に歌声を乗せる。その多幸感溢れるパフォーマンスは見るものを心からハッピーにしたに違いない。
「一緒に水分摂りませんか!」
開演から3時間以上が経過し、熱気に包まれたままの会場に向けた小林からの提案に、観客も賛同し「乾杯!」の発声と共に水分を補給した。
「名刺代わりの曲を歌いたと思います!」
披露したのは「NO LIFE CODE」だ。力強いクラップがオーディエンスから巻き起こると、それに負けじと力強い歌声を返す。間奏ではオーディエンスが一体となって飛び跳ねる姿も見ることができ、その場に溢れる多幸感をヒシヒシと感じることができた。
「次の曲では、皆さんが無重力になるんですよ」
そんな一言から続いて披露したのはもちろん「MI-RA-I miracle circle」だ。ダンサブルなナンバーに小林のグルーヴィーな歌声が乗ると、オーディエンスたちは頭上で“丸”を作りゆらゆらと揺れ動く。彼女にしか作り得ない空気感がそこにはあった。
「みんなと踊れて楽しかったです!ありがとう!」
そう告げると小林のステージもラストスパートへ。最高にハッピーなサウンドが流れ出すと、披露したのは「Holiday!!」。オーディエンスたちはそのサウンドに合わせて人差し指を立てて左右に振る。一体感に溢れる駒場公園、ここにラストナンバー「Lorem Ipsum」が続くと、一体感はさらに加速する。歌詞に合わせて「くるくる」と回転するオーディエンス、大きな多幸感がそこに立ち現れ、彼女のパフォーマンスは幕を閉じたのだった。
「埼京線、とりあえず1本だけ参ります」
徐々に涼しくなってきた会場に、素っ頓狂なアナウンスが流れる。エレクトリカルなサウンドが流れ出すと、上坂すみれがハイテンションで登場!オーディエンスに「長野の皆さまこんにちは、上坂すみれですどうもー!」と挨拶を送る。
そして登場早々に「EASY LOVE」を披露し、会場のテンションを急上昇させる。そこに間髪を入れずに次の曲が続いた。
「今夜は楽しくなっちゃうぞ!」
続いたのは「よっぱらっぴ☆」。酒への愛を綴ったある種のラブソングが聴く者の血を激らせ、会場の熱気を一段階高いものにした。
「声優イベントとかだと酒飲んだら怒られちゃうけど、今日は合法的に酒が飲める。最高だよね!」との酒好き発言に会場は笑いに包まれる。さらにこの日が三連休初日であり、人々が休日を満喫していることに触れると「私はもう一労働してから帰りますので、もうちょっと聴いていってくださいね」と、上坂ワールド全開の発言でさらなる笑いを誘った。
ここにネクストナンバー「踊れ!きゅーきょく哲学」が続く。タイトル通りのダンサブルなサウンドが会場に響き渡ると、会場からは“Woo! Haa!”と歓声が上がり、それに負けじと上坂も楽しげに歌声を披露、オーディエンスの視線を我がものにした。ダンサブルなサウンドの曲が続き、パラパラを感じさせるビートに乗せて披露したのは「来たれ!暁の同志」。満面の笑みでパラパラ風のダンスを披露する上坂、その楽しそうな姿はオーディエンスの視線を釘付けにし、離すことはなかった。
しかしここで小雨が降り始め、会場はザワついた空気となる。やや慌てた素振りを見せたあと、気づきを得た上坂からこう一言。
「次の曲で晴れさせることができるかもしれない!」
そして披露したのは「げんし、女子は、たいようだった。」。“たいよう”というワードを多用した本楽曲。言葉の力が天候に作用したのだろうか、小雨が降るなかでも、そこには晴れ間がのぞいた。オーディエンスは最後まで彼女の歌声を堪能しきったのだった。
しかし、ここで1つ大問題が発生する。一度は止みかけた雨が再び強さを増してしまったのだ。ライブは一時中断、オーディエンス・スタッフに避難を呼びかけるアナウンスが入る。ひとしきり降り続いた雨、その勢いは徐々に弱まったが、あわせて長野県佐久市に雷注意報が発令されてしまう。スタッフ間で綿密な検討がされたあと、“ナガノアニエラフェスタ2023”DAY1はここで中止となることがアナウンスされる。オーディエンスももちろんのこと、苦渋の選択を強いられたスタッフが肩を落としている姿も見受けられた。
残念ながら“ナガノアニエラフェスタ2023”DAY1は途中で中止となってしまったが、本イベントは2日間通しでの開催。後日掲載となるDAY2のレポートもぜひチェックしてほしい。
■“ナガノアニエラフェスタ2023”DAY1
佐久市駒場公園 9月16日
テンペストステージ セットリスト
・ZAQ
「Sparkling Daydream」
「カーストルーム」
「イノチノアカシ」
「激情論」
「カタラレズトモ」
「ソラノネ」
・寺島惇太
「Rebbon」
「Realize」
「Youth」
「Air Summer」
・梶原岳人
「A Walk」
「魔法が解けたら」
「色違いの糸束」
「はじめちまったんだ」
・白井悠介
「ツバメと風」
「Love two you」
「Wonderful Life」
「少年ハート」
・高木美佑(Peaky P-key)from D4DJ
Special DJ play
・Happy Around!
「ぐるぐるDJ TURN!!」
「君にハピあれ♪」
「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」
「ぎぶみーAwesome!!!!」
「Look at me♡」
「HAPPIEST☆DREAM」
「アバンチューールなサマーデーーイズAventure na Summer Days」
「Dig Delight!」
・小林愛香
「AMBITIOUS GOAL」
「Crazy Easy Mode」
「NO LIFE CODE」
「MI-RA-I miracle circle」
「Holiday!!」
「Lorem Ipsum」
・上坂すみれ
「EASY LOVE」
「よっぱらっぴ☆」
「踊れ!きゅーきょく哲学」
「来たれ!暁の同志」
「げんし、女子は、たいようだった。」
●ライブ情報
ナガノアニエラフェスタ 2023
開催日:2023年9月16日(土)・9月17日(日)
場所:長野県佐久市『駒場公園』
住所:〒385-0011 長野県佐久市猿久保55番地
■出演者※50音順
<9月16日(土)>
安月名莉子/上坂すみれ/奥井雅美(シークレットゲスト)/梶原岳人/岸田教団&THE明星ロケッツ/木村良平/小林愛香/ZAQ/サンドリオン/白井悠介/太陽と踊れ月夜に唄え/高木美佑(Peaky P-key)from D4DJ/立花慎之介/寺島惇太/nonoc/Happy Around! from D4DJ/松永依織/MYTH & ROID/峯田茉優
<9月17日(日)>
i☆Ris/angela/小原莉子/swing,sing/鈴木このみ/スピラ・スピカ/SERRA/寺島拓篤/凪原涼菜/南條愛乃/畠中祐/Who-ya Extended/FLOW/前島麻由/ライブレボルト/ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会<大西亜玖璃(上原歩夢役)、相良茉優(中須かすみ役)、林 鼓子(優木せつ菜役)>/Liyuu
主催 / 企画制作:ナガノアニエラフェスタ2023実行委員会
ナガノアニエラフェスタ 公式サイト
https://aniera-festa.com/
アニエラ 公式サイト
https://aniera.jp/
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