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INTERVIEW

2023.09.02

【連載】アニソン野外フェス「ナガノアニエラフェスタ2023」突撃!開催前インタビュー 第2回:angela――「この人たちがフェスにいて良かったな」と思えるような存在でいたい

【連載】アニソン野外フェス「ナガノアニエラフェスタ2023」突撃!開催前インタビュー 第2回:angela――「この人たちがフェスにいて良かったな」と思えるような存在でいたい

我々のやることは「フェスに来て良かった」って思ってもらうこと(KATSU)

――そんな“アニエラ”に今年も出演することになったangelaですが、今年のオファーを受けたときはどんなお気持ちでしたか?

atsuko ものすごい早い段階でオファーがあったよね?

KATSU どのフェスよりも早い。というか昨年のangelaの出番が終わって、帰る前にもらった気がする(笑)。

atsuko 「来年の開催はまだちょっとわかんないですけど……」と言われて(笑)。

――まさに最速オファーですね(笑)。さて、昨年との違いとなると、今年は声出しが解禁されたことへの期待も大きいかなと。

KATSU 今年ってリーマンショックと同じで、株価でいうとコロナでガーンとゼロまで落ちて、今元の状態に右肩上がりに戻ってきているところだと思うんですよ。なので……株で言うなら今が買いです(笑)。

atsuko なんで株に例えたのか全然わからない(笑)。

KATSU ここから上がるしかない!っていう。僕が言うとちょっとあれかもしれないけど(笑)、“アニエラ”は今が絶対買いです。だってこれから来年以降、出演者数とか規模が小さくなることは考えづらいじゃないですか。これもう伸びるしかないフェスなんだ、って。

atsuko あと、こういうフェスは色々出演してきましたけど、情熱を持ってそのフェスを盛り上げよう、続けようとされている方たちの熱量は、しっかり出演者側にも伝わってくるんですよね。何もないところから始めた人たちって、本当に大変だと思うんですよ。きっと毎年きっとなんらかの問題を抱えながらも、それをクリアし続けている。しかも、途中でコロナ禍に入り、開催が途絶えたとしても、それでもまたやろうって思う熱量を持っている方々が支えているんです、私たちも力になりたい。

KATSU それが一番ですね。

――では最後に、改めて目前に迫った“アニエラフェスタ2023”への意気込みをお聞かせください。

atsuko ワンマンライブでもフェスでも、必ず「今日初めてangelaのライブ来た人」って聞くんですけど、必ず何人かはいらっしゃるんですよ。初めて観た人にとってangelaってどう映るんだろうと思いつつ、曲を知らなくても「なんか楽しかったね」と思ってくれたらいいなって。20年やってきて思うのは、お客さんも若返っているし演者も若返ってきているし、angelaを知らない人もたくさんいると思うんですけど、そんななかでも「この人たちがフェスにいて良かったな」って思ってもらえる存在でいたいなって近年特に思うんですよ。かっこいい方もかわいい方もたくさんいらっしゃるし、そのなかで自分たちに何ができるかなって思ったら……“面白い人”っていうラインがちょっと空いてるかな(笑)。

――そこを狙いに行きますか(笑)。

atsuko 隙間産業みたいなところでその部分も埋めつつ(笑)、“アニエラ”でも自分たちらしさを出していきたいなって思います。あと、長くangelaを好きでいてくださる方って結婚してお子さんもいらっしゃって、みたいな方もどんどん増えているんですよ。小さめのお子さんがいる方は旦那さんだけが今回ライブに来て、次は奥さんが来てって交代で来てくれたりしてくれる方も結構多くて。でも“アニエラ”みたいな場所だったら一緒に来て、木陰の方でゆったり見ることもできますし、全年代楽しめる場所だなって思います。

KATSU それも強みだよね。会場に着いたらコスプレをされている方もたくさんいるわけで。子供たちもきっと色んな楽しみがあるよね。

atsuko 若い人たちもいるけど家族でも楽しめる、そういうラインが“アニエラ”にはあるんだなって思いましたね。なので、皆さんもとにかく一度来て雰囲気を味わってもらって、「秋は“アニエラ”だよね」みたいな空気をこれからも作っていけるようなお手伝いを、私たちもしていけたらいいなと思います。

――たしかに、全年代に対応した場所作りというのは大きいですよね。

atsuko 家族チケットみたいなのも作ったら面白いんじゃない?

KATSU そうだね。ほかのフェスでできない野外を活用したもの、例えば水の演出とかもできるし、夜だとまた花火とか、野外でしかできない演出も考えられるし、あとは……土投げるとか。

atsuko もう、意味わからない(笑)。泥んこエリアとかかな?

KATSU これが本当の沼ってやつだ、と(笑)。

atsuko すみません、冗談です(笑)。

KATSU angelaって、アニソン業界でのポジションとしてもふざけているように見えるかもしれないですけど(笑)、ちゃんと作品を背負うときは責任を持って臨みますし、フェス単位でいうと「フェスに来てよかった」って思わせるのが年をとった我々のやることなんだろうなって。そういうものを自分たちが見せて、次の世代にフェスの在り方や正しい道をしっかりと教えていけたらと思っています。

――すでにangelaの背中を見つめる後輩アーティストも多いわけですからね。

atsuko でも、真似しないほうがいいと思う(笑)。

KATSU 全部は真似しないほうがいい(笑)。でも真似るところは真似て、次は君たちも、君たちの下の世代にこれを受け継がなきゃいけないんだよっていう。それはangelaも上の先輩から受け継いだ部分なんだよね。自分たちにとってはJAM Projectさんもそうだし、高橋洋子さんもそう。だからangelaも「ここは見せなきゃな」というところは必ずやるの。そういうところは受け継いでほしい。

――そうしたアニソンの継承というものが見られるのもフェスの良さであるし、またそれが“アニエラ”で良さに繋がりますからね。

atsuko そうですね。でも土は投げないでください(笑)。

KATSU でも、沼作りてぇなあ(笑)。あったら絶対大喜びで入る。ウルトラオレンジを折った感覚で「今日3回沼に入ったわ」って(笑)。


●ライブ情報
ナガノアニエラフェスタ 2023

開催日:2023年9月16日(土)・9月17日(日)
時間:開場 11:00/開演 12:00※予定
場所:長野県佐久市『駒場公園』
住所:〒385-0011 長野県佐久市猿久保55番地

■チケットの詳細はこちら
https://aniera-festa.com/ticket/

■出演者※50音順

<9月16日(土)>
安月名莉子/上坂すみれ/梶原岳人/岸田教団&THE明星ロケッツ/木村良平/小林愛香/ZAQ/サンドリオン/白井悠介/太陽と踊れ月夜に唄え/高木美佑(Peaky P-key)from D4DJ/立花慎之介/寺島惇太/nonoc/Happy Around! from D4DJ/松永依織MYTH & ROID/峯田茉優 /???

<9月17日(日)>
i☆Ris/angela/小原莉子/swing,sing/鈴木このみ/スピラ・スピカ/SERRA寺島拓篤/凪原涼菜/南條愛乃/畠中祐/Who-ya Extended/FLOW/前島麻由/ライブレボルト/ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会<大西亜玖璃(上原歩夢役)、相良茉優(中須かすみ役)、林 鼓子(優木せつ菜役)>/Liyuu

主催 / 企画制作:ナガノアニエラフェスタ2023実行委員会

関連リンク

ナガノアニエラフェスタ 公式サイト
https://aniera-festa.com/

アニエラ 公式サイト
https://aniera.jp/

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