今年TVアニメの放送から25周年を迎えた、渡辺信一郎監督によるオリジナルアニメ『COWBOY BEBOP』(以下、『ビバップ』)。宇宙開拓が進んだ近未来を舞台に、カウボーイ(賞金稼ぎ)を稼業とする主人公のスパイクと相棒のジェットたち“ビバップ号”一行を描いた本作において、ビバップばりの熱気とクールジャズさながらのスタイリッシュさを音楽の面から演出したのが、菅野よう子が手がけた楽曲の数々だ。
それらの音楽を収録したサントラとマキシシングル全7タイトルがアナログ盤ボックスとしてリイシュー、さらに菅野が新たに再編集した新規アナログ盤3タイトルが12月13日に同時リリースされることを記念して、リスアニ!では短期集中特集を展開。その第2弾として、『ビバップ』を放送当時から愛してやまない3人のリスアニ!ライター陣、澄川龍一・冨田明宏・前田 久による座談会をお届けする。『ビバップ』の音楽が今も色褪せることなく金字塔になっている理由とは?
INTERVIEW & TEXT BY 北野 創
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