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2023.08.03

“ヘヴヘリ”の夏、開幕!音楽×声優ボーイズアイドルコンテンツ「HeavenlyHelly」より、FAB-ELとInferno Teller出演、ファン待望のイベント“ヘヴヘリ祭”レポート

“ヘヴヘリ”の夏、開幕!音楽×声優ボーイズアイドルコンテンツ「HeavenlyHelly」より、FAB-ELとInferno Teller出演、ファン待望のイベント“ヘヴヘリ祭”レポート

天使と悪魔が舞い堕ちる――音楽×声優ボーイズアイドルコンテンツ「HeavenlyHelly」。2021年に始動した本プロジェクトは、天界から堕ちた堕天使たちによるFAB-ELと同じく追放された堕悪魔のInferno Tellerの2グループが元の世界へ帰るために人間界でアイドルを目指す音楽コンテンツだ。そんなHeavenly Hellyがこの夏、3ヵ月連続でアニメイト池袋本店・アニメイトシアターで“ヘヴヘリ祭”を開催。その第1回目となった7月23日の“ヘヴヘリ祭” 2部の公演をレポートする。

TEXT BY えびさわなち

朗読劇にライブに!興奮すること間違いなしな“ヘヴヘリ祭”の夏、開幕!

ルーシュ(CV:三野雄太)を筆頭に、ファウタ(CV:藤澤 奨)、ガブ(CV:竹田海渡)、ジェリー(CV:草野太一)、ミカ(CV:田中章貴)で構成されるFAB-ELは神の怒りを買い、天国を追放されてしまった堕天使5人組。対するInferno Tellerはダンセル(CV:坂田将吾)を中心にペギー(CV:吾妻奎太)、ダーリョン(CV:日向朔公)、エルゴン(CV:野辺シュウ)、ザイール(CV:佐藤悠雅)がメンバーで、地獄を追放された堕悪魔5人組だ。個性豊かな彼らの元に事務所からの連絡が入る――。それは人間界でアイドルとしてデビューし活動を始めた彼らのファンイベントを開催する、というものだった。ライブとバラエティコーナーで構成された企画を聞き、ファンを楽しませるべく最高のイベントにしたいと気合を入れる彼らだったが……。

“ヘヴヘリ祭”と銘打たれたこのイベント。FAB-EL、そしてInferno Tellerのメンバー全員が出演し、朗読劇とライブの2パートで楽しませるものに。メンバー全員が揃うとあり、会場の空気は外の気温に負けないくらいに熱を帯びていた。期待感高まる会場に響いたのはジェリー、ミカ、ザイールの3人の声。そして始まったのは朗読劇だ。物語は配信ドラマのファーストシーズンとセカンドシーズンの間くらいの時期のことである、と3人の解説が入り、ステージ上はFAB-ELとInferno Tellerがデビューした直後の頃の、彼らのファンイベント当日を迎えたのだった。

イベント当日を迎えたFAB-ELとInferno Tellerだったが、開催不能に!?

会場に早く着いたFAB-ELの面々。ルーシュとミカはステージ上でイメージトレーニングをしていた。大切なファンに感謝を伝える時間だから、とファンに天国について語ろうとしていた天国大好きなミカの様子に、真面目なガブは頭を抱える。小悪魔気質で気分屋のジェリーと愛欲の堕天使・ファウタは池袋の街に繰り出していると聞き、ルーシュは彼らを探しに街へと向かうのだった。ようやく全員が揃ったFAB-ELだったが、そこにイベントがFAB-ELとInferno Tellerとでダブルブッキングされていたという一報が。とある事件をきっかけに関係が悪くなっている2グループが顔を合わせることになってしまう。「もうすぐInferno Tellerが来る!」と焦るルーシュ。どう対応するかをスタッフと協議してくる、というルーシュに「準備していたコーナーをどうするか」を話し合えと言われたガブたち4人はInferno Tellerを追い出してイベントを独占すべく計画を立てるのだった。

ここでファウタを司会にジェリーが作戦を立案し、ミカが判定をすることに。キャラクターとしてアドリブの応酬が繰り広げられ、観客も声をあげて笑ってしまう和やかな空間となったアニメイトシアター。ここでジェリーが立てた作戦は「僕たちがInferno Tellerです大作戦」。自分たちがInferno Tellerになろう、と彼らを真似し始める。ジェリーがダーリョンを真似ると、ファウタは「俺は全員イケるよ」と笑みを浮かべ、客席からのリクエストに応えペギーの真似を披露し、会場を沸かせる。続いてミカもフロアのリクエストでザイールを真似るとメンバーからも「良いねぇ」と称賛の声が。そうこうしているうちに会場にInferno Tellerが到着する。

こちらもイベントのイメトレ中のInferno Teller。「もう台本なしでも出来ますね」と会心の笑みのダンセル。会場の盛り上がりがとても楽しみだと話すダーリョンに、アイドル現場の魅力を説くザイール、そんな2人の熱の入り方に戸惑うエルゴン。こうして到着した彼らだったが、会場の扉が開かず、悪戦苦闘していた。それもそのはず。扉は内側からジェリーたちが閉めているのだった。スタッフと話しをしていたダンセルが戻り、ダブルブッキングのこと、そしてFAB-ELが立てこもっていることを伝え、もう一度スタッフと話しをしてくる、とその場を去るダンセル。するとエルゴンが「ダーリョンはダブルブッキングを知っていたのでは」と……実は事実を知っていて黙っていたダーリョンは、FAB-ELと以前のようにまた一緒にステージに立ちたかったと告げる。

それを聞いたエルゴンは「ダーリョンを悲しませるなんて」と怒り心頭。力任せに扉を開けようとするエルゴンを止めようとしたザイール、ダーリョン、ペギーだったが、メガネを飛ばしてしまうという不慮の事故によってペギーが大色魔モードに変身してしまう!ようやくメガネを戻し、ペギーを元に戻すと、ファンのみんなのためにも立てこもるFAB-ELを説得する作戦会議を開催。司会はダーリョン、作戦立案をペギー、判定はエルゴン、そしてザイールは賑やかしを担当。そんななか、ペギーが立てたのは「FAB-ELの悪口で追い出そう作戦」。FAB-ELのメンバーが嫌いなInferno Tellerから悪口を言われたら、怒って会場から出てくるのではないか、というもの。出てきたところでファンを悲しませないためにどうするかを一緒に考えたらいいのでは、と言うペギーにファンは笑顔に。「ちなみに悪口を言ってみてよ」というダーリョンに対して、ペギーは「Inferno Tellerの方が人気だぞー」と言うと、思わず笑い声が響く。エルゴンの判定は合格!甘い判定に「エルゴンらしいね」と苦笑するダーリョンは「これからもっと良い案が出るように作戦会議を続けていこう!」と場を締めた。

一方、立てこもるメンバーに出てくるように声をかけ続けていたルーシュの元にダンセルが現れる。Inferno Tellerのファンイベントは延期する、というダンセル。今日のために会場にやってきたファンのためにもやるべきだと語るルーシュに態度を軟化させるダンセル。FAB-ELもInferno Tellerも想いは一つだ、と悟った彼らが選んだのは——。

初披露曲を堪能!FAB-ELが歌で届けるのはまっすぐな想い。

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