――続いて、2曲目の「最つよワタシイズム」についてお聞かせください。高橋さんが好きそうなジャンルの音楽ですね。
高橋 そうですね。元々アップテンポが大好きなこともありましたが、1曲目でアイリーンの生き方に影響されて力をもらった私が、2曲目に歌うのはやっぱりこういう感情だなと思い、ここに置きました。「もう、ずっと今だったらいいのに」みたいな気持ちの日ってありませんか?今日はおニューの服を着てみたとか、天気がすごく良いとか。楽曲を作ってくださった皆さんとご挨拶する機会があったのですが、「やっぱりこういう日ってありますよね」と話が弾みました。
――言葉使いも前のめりでキレが良いですよね。
高橋 良いですよね。“私しか勝たん”なんか、周りを気にしていないこの感じ。
――そうした気持ちを込めたレコーディングの当日はいかがでしたか?
高橋 楽しみでしたね!メロディ自体も大好きでしたし、ちょっとした毒気がまたかわいらしくて、歌ってる最中も「やっぱり私が“最つよ”だな!」と思えるくらい楽しい歌でした。耳の心地も良くて、女の子がメイクしながら聴いてくれたら絶対にかわいくなれる曲だなとも思います。
――そして4曲目の「BABURU」。楽曲作りにはどんなお願いをされましたか?
高橋 ここまでアップテンポばかりだったので、落ち着く曲も欲しいというところから始まり、曲の途中に水音や泡のような雰囲気があったので、そこから胎内のイメージが湧き、“赤ちゃん=「バブる」”という方向にまとまっていきました。落ち着くメロディでシティポップの雰囲気もあり、赤ちゃんがミルクで乾杯しているイメージです。ちょっとお洒落な雰囲気のなか、“チルい”や“わかりみ”といった軽さと緩やかさのある歌詞になっています。
――歌声についてはどんなプランニングをされましたか?
高橋 斜に構えすぎないようにする感情の出し方が意外と難しかったですね。大人ぶるのを捨てた時、どういった距離感でたたずんでいこうかと、何テイクも録らせていただいて、自分の中で一番居心地の良い場所に落とし込めました。ふわふわとお腹の中で浮くような開放感を念頭に、ジャケットにもあるような浮遊感が伝わったら嬉しいです。
――そしてこのEPのラストを飾る「アオハルインクルージョン」はどんな楽曲でしょうか?
高橋 これは「青を生きる」という今回のEPに込めた思いの総括です。ここまで様々な「青い生き方」を表現してきましたが、「すべてひっくるめて私なんです」という主張がしたくて。そんな中、このメロディを聴かせていただいた時、自分の想いを主張したくなる感覚が湧いてきて、ぴったりだなと選ばせていただきました。「実はこういう反骨心があるんです」といった思いをお手紙にしたため、それを汲んだ歌詞を書いていただきました。
――この曲はブレスの使い方が印象的でした。
高橋 これは多分2nd EPだったからこそ歌えたのかなと思います。回数を重ねることで「こういう歌い方もしてみよう」という気持ちが湧いてきて、その結果として表現の幅に挑むことができたと思っています。それはきっとレコーディングだけでなく、自分でお手紙を書いて作ってもらったという、楽曲への関わり方によって生まれたのも大きいかもしれません。普段の声優のお仕事は台本や物語が既にあるお仕事ですが、今回の曲作りは感情を0から作り上げるもので、まさに我が子のようです。だからこそ、自分も様々なことに挑戦したい、もっと良くしたいといった気持ちが湧いてきた感触があります。
――自分の中から生まれたものを表現するという行為を今、どのように感じていますか?
高橋 やっぱり、楽しいですね!クリエイターのみなさんにお世話になるなか、制作中に「高橋さんって、作詞・作曲に関してはできる方にお願いしつつも、想いはシンガーソングライターですよね」と言っていただけたことが本当に新鮮で嬉しかったんです。この意識が、先ほどの0から作り上げる達成感に近いんだろうなと。自分からメロディは出てこないし、歌詞も書けないけど、「このメロディにこの感情だ」と確実に芽生える瞬間があって、力を借りて、皆さんで高橋李依を奏でている感じがします。
――2月26日にはソロアーティストとして初めてのライブが開催されます。
高橋 これも0から作り上げるものだと感じています。どうか皆さんに満足してもらえるものを届けたいと思う一方、今の時点ではまだまだ不安も大きいです。「Cinderella popcorn」というタイトルにも、こういうライブにしたいという思いを詰め込んでみました。当日はそれが来てくださる皆さんに届くよう、しっかり作り上げていきたいなと思っています。
●応募期間
2023年1月25日(水)~2023年2月1日(水)23:59
●応募方法
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2:該当ツイートをRTする
【応募に関する注意事項】
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・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることはできません。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者への譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。
・賞品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます。
【個人情報の取り扱いについて】
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。
●リリース情報
「青を生きる」
2023年1月25日発売
■mora
通常/配信リンクはこちら
ハイレゾ/配信リンクはこちら
【初回盤(CD+DVD)】
価格:¥3,900+税
品番:AZZS-133
【通常盤(CD)】
価格:¥2,500+税
品番: AZCS-1111
<CD>
1.共感されなくてもいいじゃない
作詞:永井葉子 作曲:永井葉子 編曲:TOPICS.LAB
2.最つよワタシイズム(読み:サイツヨワタシイズム)
作詞・作曲:理沙、田辺望、日高カホリ 編曲:田辺望
3.反省会
作詞:永井葉子 作曲:田仲圭太 編曲:TOPICS.LAB
4.BABURU
作詞・作曲 : 柿沼雅美、Kaz Kuwamura、姜藝利、細井涼介 編曲 : 細井涼介
5.0のひと匙
作詞作曲:卯花ロク
6.アオハルインクルージョン
作詞・作曲:田辺望、ホリイ モマ、中山翔吾 編曲:中山翔吾
<DVD>
「共感されなくてもいいじゃない」MVメイキング映像+「青を生きる」撮影密着ドキュメンタリー映像
●ライブ情報
高橋李依 1st LIVE
2023年2月26日(日)
開場17:00 / 開演18:00
会場:LINE CUBE SHIBUYA
チケット料金:¥7,700(税込)
※全席指定
高橋李依 公式サイト
https://taka8rie.com/
高橋李依 公式Twitter
https://twitter.com/taka8rie
高橋李依 公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC9xUIUtv3pyt_s_LtCLWP_Q
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