INTERVIEW
2022.09.28
この日、29回目を迎えた「P-ch」。本番を待つスタジオではkaytoがギターを爪弾きながら軽やかな歌声を響かせている、まさに言葉通りの何気ない風景。事前インタビューにもあるように、前もって打合せをすることもなく、雑談をしながら番組の和やかな空気が出来上がっていくと、いよいよ本番へ。「え?これ、始まったの?」とこちらも思ってしまうほどに自然な流れでオープニングを迎える。まず話題は「最近のこと」。次のマンスリーゲストにフランキー♡ノットのフランちゃんこと小林大紀が決まっているとのことで、小林の話題に。小林が出演することになった経緯はkaytoの推薦だったということで、これまでそれほどコミュニケーションを取る機会がなかった小林と意気投合した、という田中プロデューサー。最近はkaytoと小林の2人で映画を見に行ったり食事に行くこともある、と楽し気な様子が伝わる。キャスト同士の親交もコンテンツを通して深まっていることが伺えた。
「P-ch」ではてく民によるファンアートが紹介される。「TECH-LOVE」の美術部としての活動ということで、個性豊かでビビッドでデザイン性も高いキャラクターたちを使っての創作活動は、ユーザーによるコンテンツの楽しみ方を広げていること間違いなし。kaytoの弾き語り活動が「軽音楽部」であり、この「美術部」の活動もあり。まさに「TECH-LOVE」は文化祭のような場所なのだと感じた。
ここでまさかの、リスアニ!紹介。「P-ch」ではキャストや関係者に電話をかける「凸電コーナー」があるらしく、これまでにもkaytoをはじめ様々な関係者が登場したというこのコーナーに、その場で声を掛けられてしまうリスアニ!編集部。放送前に「もしかしたら」と話は振られていたものの、完全に油断をしていたために、しどろもどろになってしまい、申し訳なさでいっぱいなのであった……。そういったハプニングも非常に楽しそうな田中プロデューサーとkayto。コンテンツの和やかで、何事も楽しんでいこうという雰囲気が色濃く出た場面だった。
続いて「景気づけのガチャ」のコーナー、田中プロデューサーが自腹でガチャを引くことに。アプリゲームのみならずオンラインくじにも挑戦しているのだそう。ユーザーと共にガチャを楽しむ様子にファンとの一体感が見えるようだった。そして選ばれたのは「クロムの製造日記念ガチャ」。どうやら田中プロデューサーがガチャを引くタイミングは、運営からの忖度があるとかないとか…。田中プロデューサーがガチャを回すタイミングで一緒に回すと☆4が出るという都市伝説がてく民の間でまことしやかに囁かれているということで、この時間を逃さずにてく民はガチャを回しているらしい。「信じることが大事ですから!」とkaytoも緊張の面持ちに。本当か?と疑いの目でことの顛末を見守っていると、なんと!クロムの☆4が2枚。さらにケイの☆4。「忖度きてます!」とkaytoも声をあげる。「しかも3キャラともKNoCCですから!神引きですね!」とkayto。「プライベートも含めて初めてなんだけど!」と田中プロデューサーも。「めっちゃ忖度」「忖度の神様」とユーザーからのコメントも熱気を帯びる。オンラインくじはD賞のシルバ。「まぁまぁ中のまぁまぁ」と評価する田中プロデューサーだった。
続いては『テクノロイド』を広く長く愛される最もアツいプロジェクトにするための、てく民のルールと目標を掲示板で確認する。10月29日(土)にはサポーターズクラブイベントを企画、さらにクラファンでの応援の進捗なども発表される。前回のクラウドファンディングのリターン品やファンブックの予告などもあり、てく民にはたまらない情報コーナーだった。印象的だったのは「朝起きたら“おはよう”とログイン」という目標。どのようにやればいいか、の会話でも田中プロデューサーとkaytoがどれほど『テクノロイド』を愛しているかが伝わってくる。さらに放送時にアプリではD.M.A.のイベントが開催していたこともあり、D.M.Aの楽曲についても2人が熱く語る場面も。愛に溢れた空間だというオープンチャットのことやアニメのアフレコについてなど、『テクノロイド』を取り巻くものの温かさを感じさせた。
そしてギターを取り出したkaytoは、軽い鼻歌を響かせると「ああ!ちょっと待って、ちょっと待って」と田中プロデューサー。「ここからは『TECH-LOVE』に入っていただいてから」と、ここで『TECH-LOVE』会員以外の人が見れる分は終了となり、ファンクラブ会員限定の時間となった「P-ch」。この日、kaytoが歌ったのはバレンタインイベント曲だった「Pleasant Presents」だ。このところKNoCC以外のユニットの曲を歌っていたというkaytoにとっては、「ずっと(KNoCCではない曲へと)旅をしていて、恋しくなっちゃったんでしょうね」と言うと、優しく柔らかくギターを爪弾きながら甘い歌声を聴かせた。
曲の中での転調が多いことは誤算だった、というkaytoだったが、「一緒に“present for you”してください」特別なキー、そして特別なアレンジでのスペシャルなライブとなった。ライブ後、届いた感想を読み上げる2人。その場で反応を受け取れる貴重な機会であることが改めてわかる。この日に「TECH-LOVE」に入ったユーザーもいるとのことで、このライブでさらに『テクノロイド』の音楽が広がっていくのだろうと思わせた。最後は再びの「Pleasant Presents」。今度は画面に歌詞も映し出され、言葉を1つ1つ確認しながらの原曲キーでの歌唱。1人では歌えない部分は視聴者に委ねたい、というkayto。「ぜひホームシンガロングしてください」と笑顔を見せた。ライブのおかわりシステムと言いながらも、ゲームをしながら聴いていた世界観に近づいたバージョンなだけに「P-ch」と『テクノロイド』とをより濃く繋ぐシーンでもあった。
楽しい時間はあっという間。ここでしか聞くことのできないキャストの、そして制作側の想いと「TECH-LOVE」を通して届けられるてく民の声、というスペシャルな時間がこの夜も終宴を迎える。週に一度の配信、さらに月に一度の弾き語りライブということで、『テクノロイド』との繋がりが途切れることのない感覚を覚える。スマホの中での繋がり。さらにファンクラブとしての繋がり。「P-ch」での繋がり。キャストとスタッフ、そしてユーザーが「TECH-LOVE」という大きな愛で繋がる『テクノロイド』の世界にリアリティを持って触れる時間だった。
INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち
●ゲーム情報
スマホゲーム『テクノロイド ユニゾンハート』
App Store
https://apps.apple.com/jp/app/id1599225996?mt=8
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cyberagent.technoroiduh
【スタッフ】
原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden
原作:芝浦アンドロイド研究室
監督:イムガヒ
スーパーバイザー:吉村 愛
シリーズ構成:関根アユミ
キャラクター原案:LAM
キャラクターデザイン:﨑口さおり
音楽:Elements Garden×RUCCA
音響監督:長崎行男
タイトル&ロゴ制作:雷雷公社
CG制作:LOGIC&MAGIC
ゲーム開発・運営:ワンダープラネット
ゲームシナリオ:九岡望
【キャスト】
KNoCC (ノックス)
– コバルト CV:浦和希
– クロム CV:渋谷慧
– ケイ CV:峯田大夢
– ネオン CV:kayto
STAND-ALONE(スタンドアローン)
– カイト CV:古川慎
– ライト CV:萩谷慧悟
– ナイト CV:梶原岳人
メカニカメタリカ
– シルバ CV:榎木淳弥
– アウル CV:大塚剛央
– ラナ CV:杉林晟人
– ジン CV:仲村宗悟
フランキー♡ノット
– フラン CV:小林大紀
– ハイド CV:重松千晴
– リム CV:草野太一
D.M.A.
– ボーラ CV:濱野大輝
– キオ CV:塩口量平
– ロージー CV:小林竜之
機関紳士(からくりしんし)
– ノーベル CV:野島健児
– ルゥマ CV:土岐隼一
– アインザッツ CV:熊谷健太郎
【ストーリー】
異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。
世界は World Government《世界統治機構》によって管理され、『人間』と、機械に感情を芽生させる『kokoro プログラム』を搭載した『アンドロイド』の共存す る社会が築かれていた。
そして――ここはエンターテイメントタワー『バベル』。
ロボット工学の世界的権威・芝浦エソラの一番弟子である『あなた』は、なぜか機能停止したまま放置されていた4体のアンドロイドと出会う。
何のために作られたのか、なぜ眠らされているのかも分からないまま静かに時を止めている4体……。
――そんな彼らを『あなた』は偶然にも目覚めさせてしまう。
「わから、ない……」
「オレたちは……バベルに……!」
彼らの『バベル』への挑戦、そして『あなた』との出逢いが、運命を大きく動かしていく。
「音楽は人間の心だけでなく、アンドロイドの kokoro も動かすのか。――更には両者の運命さえも」
●作品情報
TVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』
2022年放送予定
【スタッフ(アニメ)】
原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden
原作:芝浦アンドロイド研究室
監督:イムガヒ
スーパーバイザー:吉村 愛
シリーズ構成:関根アユミ
キャラクター原案:LAM
キャラクターデザイン:﨑口さおり
音楽:Elements Garden×RUCCA
音響監督:長崎行男
タイトル&ロゴ制作:雷雷公社
CG制作:LOGIC&MAGIC
アニメーション制作:動画工房
【キャスト】
KNoCC (ノックス)
– コバルト CV:浦和希
– クロム CV:渋谷慧
– ケイ CV:峯田大夢
– ネオン CV:kayto
STAND-ALONE(スタンドアローン)
– カイト CV:古川慎
– ライト CV:萩谷慧悟
– ナイト CV:梶原岳人
【ストーリー】
たとえそれがプログラムでも、
確かに感じる、
人(きみ)と同じ胸の疼き――。
異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。
世界はWorld Government《世界統治機構》によって管理され、気温上昇により過酷になった労働をロボットやアンドロイドに担わせることが推奨されていた。
太陽の歓びを失った人々が見出した新たな希望……それは様々な娯楽が集約された世界最大級の遊技場、エンターテインメントタワー『バベル』。
中でも歌とダンスで頂点を目指すクライムステージは世界を熱狂の渦に巻き込んでいた。
そして――ここはある『空き家』。
人々から忘れ去れたこの場所には、持ち主のいないアンドロイド・コバルト、クロム、ケイ、ネオンの4人が暮らしていた。
何のために作られたのか、なぜここにいるのかも分からないまま、同じ毎日を繰り返す4人…。
―そんな彼らと、1人の『少年』の偶然の『出会い』。
それは後に、人も、アンドロイドも、世界をも動かす運命の始まりだった。
「大丈夫。きっとまた会えるよ。たとえどんな困難がおとずれたとしても
――運命を、手に入れるために」
胸に込み上げた名も知らぬプログラムを頼りに、
王者<STAND-ALONE>が君臨するバベルの頂点を目指す4人。
彼らはどうして生まれたのか? 彼らの胸に込み上げたものとは?
熾烈なエンターテイメントバトルの裏で、世界の秘密が今、明かされようとしている――。
©芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-OM Project
『テクノロイド」公式サイト
https://techno-roid.com/
アニメ公式サイト
https://techno-roid.com/anime
ゲーム公式サイト
https://techno-roid.com/game
プロジェクトTwitter
https://twitter.com/TECHNOROID_info
ゲームTwitter
https://twitter.com/technoroid_game
『テクノロイド』公式サポーターズクラブ「TECH-LOVE」
https://www.tech-love.jp/
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