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INTERVIEW

2022.08.18

【インタビュー】斉藤朱夏、デビュー3周年記念ソング「イッパイアッテナ」は決意ソングならぬ怒り詰め込みソング!?

【インタビュー】斉藤朱夏、デビュー3周年記念ソング「イッパイアッテナ」は決意ソングならぬ怒り詰め込みソング!?

斉藤朱夏が壁をつくり、越え続ける理由

――カップリングの「ノーサレンダー」も朱夏さん自身ですよね。

斉藤 自分のことを歌うことが多くなったなと思って。1年目2年目は誰かの背中を押したいっていう曲がたくさんあったんですけど、ここ最近、自分のことをプロットに書くことが多くて。自分と同じように生きづらさを感じている人が共感してくれたら嬉しいですし、「私と少し似ている」と感じることが救いになったらいいなと思ってて。何よりも、今の私は、基本的に自分のことじゃないと歌えないというか、自分の中で迷ってしまうんですよ。歌詞のプロットを書いていても、少しでも「嘘ついてないかな?」と感じた瞬間に一旦止めてしまうんですね。私はずっと、「嘘偽りのないものを音楽にしていく」と言ってきたので、その約束を守らないといけないなと思っていて。だから、「ノーサレンダー」も私自身のことを歌っていますね。とにかく色んなものに立ち向かう“ファイターガール”。分厚い壁をずっと殴っているような人なので(苦笑)。結局は全然壊れなくて、怒り散らして……。

――あははは。「イッパイアッテナ」に戻った。でも、乗り越えてきてますよね。

斉藤 いや、3年目にして、まだまだだなって思いますね。やっぱりまだ全然自信がないんです。色んなものを手に入れてはいますが、「なんかダメだな、自分……」と思う瞬間はたくさんあります。「もっともっと立ち向かわないとダメだ、このままじゃダメだよ」「何してるんだろう、自分……」ってなって、そこに対してまた怒りが生まれて……。壁に立ち向かっては自分に怒って、立ち向かっては怒って。その繰り返しですね。最近の自分は、ちょっと違う人になりかけてるなと思う瞬間があって。それはきっと、立ち向かい続けているからこそ、今、そういう時期なんだろなって。それを乗り越えた先に、自分が見たかったものが見れるだろうなと思っています。

――ケイさんも「プレッシャーがあるときに輝く方だ」と言っていますね。

斉藤 え?一生、プレッシャーに晒されるの?みたいな(笑)。でも、私自身もそれが生き甲斐なんですよね。私のプライベート、本当につまらないので……。この仕事をしているからこその生き甲斐がめちゃめちゃあって。この仕事があるからこそ、自分は生きていると思えるし、壁がない日常の自分に興味がなくて。仕事をしている自分、高い壁に立ち向かっている自分には興味があるから、壁はあり続けたほうがいいです。私、“挑戦”という言葉がすごく好きなんですよね。自分ができないことがまだまだこんなにあったんだ、と思ったときの嬉しさがあって。でも、それは、私だけじゃなく、応援してくれる皆さんもそうだと思うんですよ。何か新しいことにチャレンジして、それができるようになった瞬間ってめちゃめちゃ嬉しいじゃないですか。私は、それをみんなと一緒にやっていきたい。どんなに挫けそうになっても、みんなと一緒にチャレンジをすれば、乗り越えた瞬間に生まれる絆がある。そういう意味では、ずっと挑戦し続けるんだぞって、自分に喝を入れている楽曲でもありますね」

――乗り越えた先にある“できるだけでっかい未来図”というのは?

斉藤 ……ここ最近、まったくもって未来図が見えなくて。怖いくらい見えないんですよ。

――未来が見えないくらい高い壁の前にいるんですね、今。

斉藤 なんだかわからないんですけど、すごくプレッシャーがあるんですよね。ステージに立つごとに、その壁がどんどん分厚くなっていて。だから、「やっぱりステージ嫌い。怖い。なんでこんな壁分厚いの」ってなるんですけど、それが心地良くもあって。「この壁を越えたら、どうなっちゃうの、自分?覚醒するでしょ」みたいな(笑)。それを見るためにやっているところがありますね。今は、未来図は全然見えないですけど、新たな色が1つでもあったらいいなと思います。今の私は“赤”という色がありますが、そこは欲張らないで、もう1つ色が増えたらいいなくらいに思っていて。まだ一色にしか染まれていないんですよ。それまではモノクロで、白か黒しかなくて。最近、“赤”という色を手に入れて。たくさんある色を、少しずつでも手に入れたいなと思っていますね。

――もう1曲、アコースティックなフォークカントリー「だから会いにいく」が収録されています。

斉藤 この曲は、ライブをしていて思ったことを歌詞のプロットに書きました。その日(=ライブを行った日)がその瞬間、その1日しかないことに対して、すごく寂しさを覚えて。最近、ライブが終盤に入っていくにつれ悲しくて仕方なくて。序盤は緊張していてガチガチなんですけど、終盤にかかると、緊張も取れているし、「え、もう終わっちゃうの?」という寂しさが出てきて。でも、今回、ライブハウスツアーで10ヵ所もまわることができて。その1公演1公演を大切にしたいですし、皆さんの顔や地元の街の風景を肌で感じたいと思ったんですよね。そこで、話はできないけど、みんなの思い出や、みんなの想いを感じ取ることができたら、“君”と私の距離がもっともっと縮まるんじゃないかなって。今年は「みんなに会いにいく」「みんなとたくさん会う」というのが自分のテーマなんです。「だから会いにいく」はまさにテーマソングですね。

――前回のライブでも「私が会いにいく」とおっしゃってましたけど、ライブハウスツアー(“朱演2022 LIVE HOUSE TOUR『キミとはだしの青春』”)のために書かれた曲って言っていいんですよね。

斉藤 そうです。“キミとはだしの青春”。どんな青春を一緒に過ごせるのか。どうして裸足という言葉が入っているのか。それを10ヵ所14公演のライブでみんなが感じてくれたら嬉しいですし、私自身がみんなの街に行って音楽を届けることがすごく楽しみですね。

――かなり距離の近いライブハウスばかりですね。

斉藤 初めて立つ場所ばかりですね。

――先日は東京ドームのステージに立ってた人がこんなに近くで見れることはそうないと思います。

斉藤 あはははは。色んな人に言われます。ツアーを発表したときにざわつきがあったんですけど、その距離感を体験したくて。体験しないとダメだなと思って。いつもの派手にどんちゃん騒ぎして、みんなと遊ぶライブとはまた違う、新しいことをしたいです。自分自身も初めていくライブハウスばかりですし、距離感も初めてなので、どうなるかわからないですが、これを経験したときには何かまた、たくさんの色んな感情が生まれてくるだろうなと思っています。今は楽しみのワクワクよりかは、ドキドキのほうが強いですね。とにかく一番は、“私自身が会いにいく”ということを大切にしたいですね。ライブハウスツアーは夏から秋にかけてですが、みんなとすべてを脱ぎ捨てて、むき出しの状態で、“今”という青春を私と過ごしてほしいなと思っています。「青春はいくつになってからでもできるんだよ」ということも伝えたいし、素っ裸になって、みんなと感情を分かち合いたいです。

INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ

抽選で1名様に斉藤朱夏さんのサイン色紙をプレゼント!

●応募期間
2022年8月18日(木)~2022年8月25日(木)23:59

●応募方法
1:リスアニ!編集部の公式アカウント(@Lis_Ani)をフォローする
2:該当ツイートをRTする

【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、リスアニ!編集部公式アカウントのダイレクトメールにて後日連絡させていただきます。リスアニ!編集部公式アカウント(@Lis_Ani)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることはできません。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者への譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。
・賞品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます。

【個人情報の取り扱いについて】
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。


●リリース情報
斉藤朱夏 3rd Single
「イッパイアッテナ」
発売中

■mora
通常/配信リンクはこちら
ハイレゾ/配信リンクはこちら

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】

価格:¥2,500(税込)
品番:VVCL-2085~2086
特製スリーブケース仕様

【初回仕様通常盤(CD)】

価格:¥1,650(税込)
品番:VVCL-2087

<CD>
01.イッパイアッテナ
作詞・作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)編曲:川崎智哉
02.ノーサレンダー
作詞・作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)編曲:倉内達矢
03.だから会いにいく
作詞・作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)編曲:山口隆志
04.イッパイアッテナ -Instrumental-
05.ノーサレンダー -Instrumental-
06.だから会いにいく -Instrumental-

<Blu-ray>
01.イッパイアッテナ -Music Video-
02.朱演2022 LIVE HOUSE TOUR「はじまりのサイン」ツアードキュメンタリー映像

●ライブ情報
日本青年館ホール ワンマンライブ (※仮タイトル)
会場:日本青年館ホール(東京)
12月3日(土)※2公演ございます。
第一部:OPEN 15:15 / START 16:00
第二部:OPEN 18:15 / START 19:00

チケット料金:¥8,800(税込)
※未就学児入場不可

朱演2022 LIVE HOUSE TOUR「キミとはだしの青春」
8月20日(土) 柏PALOOZA OPEN 17:30 / START 18:00
8月21日(日)柏PALOOZA  OPEN 16:00 / START 16:30
9月9日(金)仙台darwin OPEN 18:00 / START 18:30
9月17日(土)岐阜club-G OPEN 17:00 / START 17:30
9月19日(月・祝)LIVE ROXY SHIZUOKA OPEN 17:00 / START 17:30
9月23日(金・祝)広島SECOND CRUTCH OPEN 17:00 / START 17:30
9月25日(日)福岡DRUM Be-1 OPEN 17:00 / START 17:30
10月8日(土)神戸VARIT. OPEN 15:30 / START 16:00
10月8日(土)神戸VARIT. OPEN 18:30 / START 19:00 ※追加公演
10月22日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3 OPEN 15:30 / START 16:00
10月22日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3 OPEN 18:30 / START 19:00 ※追加公演
11月3日(木・祝)京都MUSE OPEN 17:00 / START 17:30
11月5日(土)yokohama BayHall OPEN 15:00 / START 16:00
11月5日(土)yokohama BayHall OPEN 18:30 / START 19:30 ※追加公演

チケット料金(立ち見)
¥6,000(税込/ドリンク代別)
※整理番号順の入場
※未就学児入場不可
※枚数制限2枚(複数公演申し込み可能)

関連リンク

斉藤朱夏 オフィシャルサイト
http://www.saitoshuka.jp

斉藤朱夏 オフィシャルTwitter
https://twitter.com/Saito_Shuka

斉藤朱夏 オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCNZixANYOD3NyepS2lsAArg

FCサイト『しゅかランド』
https://shuka-land.jp/

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