キュートな癒しの歌声と、フレッシュ&パワフルなパフォーマンスで、ファンを増やし続けているhalcaさんが、2022年1月よりマンスリーライブ「halca monthly live [playgood]」を連続開催!毎回本人がコンセプトを決め、“ファンと一緒に作るライブ”を自身の企画で贈る[playgood]シリーズに、リスアニ!WEBが密着!
2022年6月11日、シリーズのホームグラウンドである東京・Spotify O-Crestにて開催された第6弾「[playgood] #06」は、季節感に溢れた“rain”をテーマに、今までなかった試みの選曲を披露し、halcaヒストリーを振り返るひとときも!
連載10回目となる今回は、そんな「[playgood] #06」の模様をレポートします♪
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5月の「[playgood] #05」ではスペシャルなアコースティックライブを届けたhalcaが、6月のテーマに選んだワードは“rain”。[playgood] #0」のオープニング、今回も満員御礼となったSpotify O-Crestのステージに、「Hail to the world!!」のイントロに迎えられて、halcaがいつものように満面の笑顔で手を振りながら現れる。
ワクワクを隠せない彼女は、客席のリズミカルな手拍子にのって何度もターンし、右手を大きく挙げて[playgood] #06、楽しんで行きましょう!」とコールする。梅雨の季節を吹き飛ばす、透き通った歌声でスタートしたのは「時としてバイオレンス」だ。今回のゆるゆるドレスコードは、こちらも季節感たっぷりのブルー。オーディエンスが青色のペンライトを振り、halcaの歌声に合わせて手をクルクルと回す。「せーの!」の元気な声に合わせて、軽やかにクラップ。もうクライマックスを迎えたような盛り上がりだ。
「皆さん、おはようございます、halcaでーす!」
いつもは昼過ぎから始まっていた[playgood]シリーズだが、今回の開演は11時45分。「今日はついに朝からになってしまいました!」と笑いながら、今回のテーマ“rain”について紹介する。「レインといえば、ダジャレみたいな感じでね。綴りは違いますが、私の所属させていただいている事務所がミュージックレインって言うんです」と言葉を重ね、ドレスコードのブルーに合わせて青系の傘が飾られたステージを歩き回って「衣装もね、レインコートっぽい、ケープっぽい感じ。髪の毛もね、雨のしずくがポチャンってなるような感じにしていただきました。すごいこだわりの仕上がりになっています!」と元気に挨拶する。そして「今日は特に緊張してるんです」と告白。本連載の前回ライブレポートでもコメントされていたように、“rain”のテーマにかけて「ずっとやってみたかったこと」として、「今日はいっぱい先輩方の曲をカバーさせていただきたいなと思いまして。一生懸命、一生懸命練習してきました。じっくりと楽しんで、盛り上がって、聴いてもらえたらなと思います!」と力を込める。「おお!」と湧き立つオーディエンスに向けて始まったのは、ミュージックレインメドレーだ。
halcaナンバーにはないタイプのドラマチックな曲調にシリアスな歌声を響かせてスタートした高垣彩陽カバー「Futurism」からスタートした初のカバーメドレーは、マイナー調をキープしたまま寿美菜子の「black hole」でクールでパワフルなボーカルを炸裂させる。続いて聴こえてきたのは、夏川椎菜カバーの「グルグルオブラート」のかわいらしいイントロ。ゆったりとしたメロディをhalcaがのびのびとなぞると、オーディエンスも一緒に跳ね、雨宮天カバーの「Regeneration」では切ない歌声をダイナミックに響かせた。
4曲を歌い上げ、少し緊張した声で「いっぱい練習してきました」と言うhalcaは、デビューする前から、ミュージックレイン所属のアーティストだとは知らずに、純粋に声や歌から先輩方のことを知って好きになったと語る。まさか自分が同じ事務所に入ることになるとは!と振り返って、「じゃあ、もう後輩の特権を使うしかないじゃないか。大好きな先輩方の歌声もいっぱいいっぱい聴いて、自分の歌い方もちょっと混ぜながら頑張ってみました」という彼女に、大きな拍手が贈られる。
そんなhalca命名による “勝手にミュージックレインカバーメドレー”コーナーはまだまだ続く。パート2はCHiCO with HoneyWorksの「恋色に咲け」からスタート。軽快なバンドサウンドにのせて、halcaの伸びやかなハイトーンが疾走感を加速。同じオーディションから飛び出し、これまで何度もライブで共演してきた同期の曲を、自分のワンマンで軽やかに歌っているhalcaの姿にも熱いものを感じる。
メドレーのパート1はシリアスな楽曲が多かったが、パート2はポップなナンバーが揃う。2曲目は麻倉ももの「パンプキン・ミート・パイ」。客席にはピンクのペンライトも踊り、halcaがキュートに歌い上げながらかわいい振付を披露した。続く戸松 遥の「ラブ♡ローラーコースター」では力強い歌声を披露して、メドレーラストを飾ったのは、ノスタルジックでハートフルなメロディが光を放つ豊崎愛生の「letter writer」。胸に手を当て微笑むhalcaを、温かい拍手が包んだ。
こうして、憧れていた先輩たちの楽曲を歌えた喜びを、再び語り始めるhalca。「勉強として皆さんのライブを観させていただいて、歌はもちろんですけど、表情とかおしゃべりとか、すごい学ぶことが多くて……」と言ったところで、想いが溢れて「あ、ちょっと待って、泣きそう……恥ずかしい!」と照れくさそうに笑う。
この[playgood]シリーズをやると決めた時から、6月は“rain”をテーマにミュージックレインメドレーをやると決めていて、「自分にとっても色々思い出がいっぱいある曲たちを歌わせていただきました。ありがとうございます!」と語るhalcaに、もう一度、大きな拍手が贈られた。
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