キュートな癒しの歌声と、フレッシュ&パワフルなパフォーマンスで、ファンを増やし続けているhalcaさんが、2022年1月よりマンスリーライブ「halca monthly live [playgood]」を連続開催!毎回本人がコンセプトを決め、“ファンと一緒に作るライブ”を自身の企画で贈る[playgood]シリーズに、リスアニ!WEBが密着!
2022年5月21日、シリーズのホームグラウンドである東京・Spotify O-Crestにて開催された第5弾「[playgood] #05」のテーマは“air”!ギタリストの川口圭太さんをゲストに迎えて届けられた、シリーズ初の生演奏ライブは涙あり、笑いあり、感動ありの内容に。
連載9回目となる今回は、そんな「[playgood] #05」の模様をレポートします♪
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セットリストや衣装、演出、パフォーマンスに、いつも何かしらの挑戦を盛り込んで続けられてきた [playgood]シリーズもいよいよ第5弾。「[playgood] #05」は初めてゲストミュージシャンを迎えた生演奏ライブということで、オープニングのBGMも VAN HALEN「JUMP」のカントリーカバー。いつもと違う雰囲気が漂っている。
リズムにのった手拍子に迎えられて、halcaと川口圭太が手を振りながら登場。今回の“ゆるゆるドレスコード”に合わせたhalcaの衣装も、目にも鮮やかなオレンジ色と白を合わせたボヘミアンスタイルだ。ステージ下手の椅子に座り川口がギターを構えてスタンバイ。halcaの「皆さん今日は、「[playgood] #05」にようこそ!今日はのほほ~んと楽しみましょう!」の言葉を合図に、軽やかなアコースティックギターが奏でたイントロは「告白バンジージャンプ」。いつもファンのみんなと合わせるクラップも今日は少ししっとりムードだ。halcaが元気にミニタンバリンを叩くたび、ポニーテールがふわりと揺れる。
歌い終わってニコニコ笑いながら、halcaが改めてファンに川口を紹介すると、大きな拍手が起こる。川口が着ているTシャツも、ビビッドなオレンジカラーだ。
「すごくかっこいいアレンジを圭太さんにいっぱいしてもらったので、今日は楽しみにしていてくださいね。いつも聴いているあの曲もあの曲も、すごく雰囲気が変わっているので待っててください!」
そして2曲目は「Knockin’on!!」。原曲はエレキギターの強烈なリフから始まるこの曲が、フォーキーで繊細な歌声で新しい魅力を提示する。続いては「君だけ」。川口がギターを叩いて鳴らすカウントとアイコンタクトしながら、halcaが美しいハイトーンを響かせ、切ない恋心が感情豊かに歌い上げられていく。
「皆さん、5月病ってあるじゃないですか。調子どうですか?」と呼びかけるhalca。客席からお馴染みのグー!サインが送られる。「私は5月くらいになると、なぜか眠いんですよね」と笑うhalcaに、川口がすかさず「わりと眠そうなこと多いけどね(笑)」と声を掛けると、halcaが今朝、朝風呂に入りながら寝落ちしてしまったというエピソードを告白。客席が笑いに包まれる。毎回、ファンと距離が近いアットホームな雰囲気を大事に行われている[playgood]シリーズだが、今回は川口もMCに参加してくれているからか、心地良い緊張感を保ちながらリラックスした空気感が漂っているのが面白い。
5月病で落ち込んでいる人の心が少しでも軽くなるような曲を今日は届けたいと語り、3曲目にセレクトされたのは「GOING CRAZY NIGHT」。切ないギターのアルペジオから静かに始まったこの曲も、原曲のドラマチックなアレンジとはまた違う、しっとりとしたアレンジが切々と心に響く。頑張っている人にエールを贈るこの曲の途中、感極まって涙を見せるhalca。歌い終えて、泣いてしまったことに自分でもビックリしたという彼女。みんなに“おつかれさま”を言うために作ってもらい、今日のセットリストに選んだ曲だったそうだが、「歌ってる途中で泣いている人と目が合っちゃって…… “頑張ってるんだね!”と思ったら……」と語りながら、また泣きだしてしまうハプニングも。そんな彼女を励ますように、ますます拍手が大きくなる。halcaの温かな人柄とファンの優しい気持ちが、そんな風景にも表れていた。
アコースティックスタイルの今回のステージでは、同期音源を一緒に流して歌う曲が1曲だけあり、その音源を流す操作もhalcaが担当。曲名を紹介しながら、PCのキーを叩いて奏でられたのは「サワリタイミライ」。ポップなバンドサウンドのこの曲も、今日は力強いボーカルはそのままに、よりミニマルなテイストを表現して新しい顔を見せていた。
そしてここからは、お楽しみの “はるけっちぶっく”のコーナー。いつもはhalca1人で語り尽くすこのコーナーだが、今日はギターを下ろした川口も客席に近いステージ前列に移動してトークに参戦する。今回のライブテーマが「肩の力を抜いてリラックスして、風や音を感じよう!という意味で、“air”にしている」という説明をして、本題へと入る。「今日の私の髪型どうですか?」とオレンジのリボンで結んだポニーテールをひらひらさせながら語った、今回の“はるけっちぶっく”のテーマは「ヘアアレンジ」。ファンクラブ会員から応募した選択肢の中から、「[playgood] #05」はどの髪型がいいか?を、毎月行っている“セトリ会議”で投票してもらったところ、ポニーテールが一番人気を獲得したのだそうだ。
そこでhalcaは、みんなの好きな髪型がもっと知りたいと思い、今日はヘアスタイルについて、halca直筆イラストをもとに拍手で客席アンケートを採ることに!まずは長さ。ロングよりミディアムとショートのほうが拍手が多かったことが意外そうなhalcaは、「ロングのほうがモテると思って、小さい頃からロングにしてた」と告白。一度短くしたことがあるが、デビュー後は長さをキープしていたが、今日のアンケート結果を知り「いつかショートにも」と野望(?)を見せる。
続いて紹介したのは、halcaが一度はやってみたいと思っている髪型。街で綺麗な人がやっているのを見かけて憧れたアフロ、「放課後のリバティ」リリース時にサプライズで“長ラン”姿を撮影したときに挑戦してみたかったリーゼントやモヒカン、タンクトップが似合いそうな悪そうでかっこいいドレッドヘア……そしてhalcaが一番やってみたいと語ったのは、カラーやデザインにも凝った「おしゃれ坊主」!「私の絵はアレだけど(笑)、ほんとにかっこいいんです!」と力説していた。
そして最後のお題は、「定番で最強のヘアアレンジは何か?」。いつもツインテールとポニーテールで悩むhalcaは、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンの影響で今までポニーテール推しだったが、学生時代はツインテールが多かったそう。どちらが好きか、ファンの拍手の数もかなり近かったが、長髪時代が長かった川口もhalcaもポニーテールにする機会が多い二人のライブということで、「とりあえず今日は、ポニーテールの勝ちってことでいいですか?」と、めでたく締め括られた。
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