キュートな癒しの歌声と、フレッシュ&パワフルなパフォーマンスで、ファンを増やし続けているhalcaさんが、2022年1月よりマンスリーライブ「halca monthly live [playgood]」を連続開催!毎回本人がコンセプトを決め、“ファンと一緒に作るライブ”を自身の企画で贈る[playgood]シリーズに、リスアニ!WEBが密着!
2022年4月30日、シリーズのホームグラウンドである東京・Spotify O-Crestにて開催された第4弾「[playgood] #04」のテーマは“hard”!今までにないワイルドな一面をhalcaさんが見せてくれました。
連載7回目となる今回は「[playgood] #04」の模様をレポートします♪
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毎回、ファンに驚きとhalcaの挑戦を提示してきた[playgood] シリーズも、いよいよ折り返し地点。フレンドリーなhalca、可愛いhalca、フレッシュなhalcaと、彼女の様々な顔を見ることができるシリーズワンマンは、「[playgood] #04」でまた1つ、新しい階段を上ることになった。月替わりでお届けしているテーマも、今回は“hard”と意外性もたっぷりだ。連載第6回目<インタビュー編>で、「#04」は「#02」のテーマ“sweet”と対になるように、“ハードでかっこいいhalca”を見せたいと語っていたが、その宣言は今回のテーマカラー(通称:ゆるゆるドレスコード)である“green”の色鮮やかなビスチェを着込んだ衣装からも、感じ取ることができた。
軽快なBGMにのせて、いつも通りニコニコと笑顔で手を振りながら登場したhalcaは、曲に合わせて両手を高く挙げてクラップ。客席のファンの顔を見渡しながら、ステージ上手のお立ち台の上にピョンと飛び乗って全身が見えると……なんと今日のファッションは、ライブ初となるパンツスタイル!シースルーの黒のインナーと緑のビスチェの下には、脚元にファスナーとハートの切り抜き加工の入ったクールなチェックのバルーンパンツを穿いて颯爽と歩き、これまたワンマン初お目見えとなるステージ中央のマイクスタンドの前へ。「今日も楽しんで行こうね!」と呼びかけると、シンセサイザーの音色も強烈な「サカナイトデイズ」がスタート!グリーンのペンライトが振られ、スタンドマイクをしっかり握りしめたhalcaが、いつも以上にクールで力強い歌声を響かせる。「手拍子お願いします!」の声と激しいドラムサウンドを合図に客席とクラップで掛け合うと、まるでロックコンサート会場のような雰囲気が漂う。
「[playgood] #04へようこそ!」と挨拶をして、OPナンバーとなった「サカナイトデイズ」を、毎月恒例となっている“セトリ投票”で「みんなと一緒に考えた曲です」「1曲目をどうしようとリアルに悩んじゃって、最後は皆さんに助けてもらいました!」と語る。そんな、みんなと一緒に作る[playgood]シリーズのコンセプトを紹介し、「来月は皆さんも参加してみてください」と言うと、客席から温かな拍手が贈られる。ここで会場にアンケート。「初めて参加した人は?」「毎月来てくれている人は?」の呼びかけに、オーディエンスも楽しそうに手を振る。そして今回のテーマ“hard”を説明。「ちょっとでもかっこ良くなれるように、いっぱい準備をしてきました! 今日は最後までよろしくお願いします!」と叫ぶhalcaに、オーディエンスも大きな拍手で応えた。
いつも通りのなごやかなオープニングMCが終わると、会場の雰囲気は一変する。ハンドマイクに持ち替えたhalcaがハードなギターサウンドに合わせて首を振り、始まったのは「キュンとさせてあげるよ」だ。疾走感を加速するオーディエンスのクラップに煽り、煽られるように、お立ち台に飛び乗り、飛び降りながらhalcaも激しいアクションで伸び伸びとしたハイトーンを聴かせ、パワフルなボーカルを休む間もなく畳みかける「放課後のリバティ」へ。アッパーチューンの連続はまだ終わらない。次に披露されたのは、ダークな照明がロックな印象を与え、トランシーなサウンドが体に突き刺さる「A・WA・WA・WA」だ。スタンドマイクをギュッと握りしめ、頭を振り、マイクの前でクルクルと回転しながらシリアスな表情で客席をドライブするhalcaは、最高にクールだ。オーディエンスも腕を振り回しながら、halcaのビートに食らいついていく。
「皆さん楽しんでくれてますか?」と短い言葉を挟んで、立て続けに次のブロックへ。いつもはゆったりムードで進んでいく[playgood]だが、“hard”な今日は展開もスピーディ。ここで叩きつけられたのは、歪んだギターがゴリゴリと響く「もういいや。」だった。噛み付くような表情で鋭くリズムを刻みながら、ドスの効いた低音ボーカルを放つhalcaが新鮮だ。そこから続くのは、メロディックでマイナーなイントロからドラマを想起させる「曖昧グラデーション」。ステージを鮮烈なオレンジに輝かせる鮮やかなライティングが、halcaから放たれるオーラを増幅し、Spotify O-Crestを情熱的に染め上げた。
クールな顔つきだったhalcaが、いつも通りのニコニコの笑顔に戻り、「ここまで、早くみんなの前で歌いたいなぁと思ってた曲をいっぱい詰め込んでみました!」と深々とお辞儀する。そして「ここからは“はるけっちぶっく”のコーナーになりまーす」と明るく宣言!今や[playgood]名物ともいえる、楽しいhalca手描きイラストをフィーチャーするトークコーナーだ。スタッフがステージに運び込んできた、背の高いスケッチブックスタンドも新仕様。
「今回、みんながもっと(イラストを)見えやすかったらいいなぁと、スタッフさんたちがギリギリまで(スタンドを)上にしてくれました。すごい手作り感でお届けしてます!(笑)」
毎回のライブテーマに沿って、halcaがお題を考え、それにまつわる話を届ける「はるけっちぶっく」コーナー。今回のテーマは“hard”=“かっこいい”に合わせた、halcaが思う「かっこいいと思う仕草 ベスト7」だ。気になる順位は、「7位:髪をかき上げる」「6位:車をバックさせる時にハンドルを握って振り向く」「5位:コショウをペッパーミルでグリグリする腕」「4位:足を組む」「3位:料理をしている(特にフライパンをあおる)姿」「2位:着ているTシャツの裾で顔を拭く」……そして「1位:ジャケットを羽織る」と発表。いつも盛り上がりを見せるこのコーナーでは、halcaも毎回ハイテンション。自分でも仕草を実演しながら、一生懸命に「これってカッコいいよね?」とプレゼンをするが、客席の女の子ファンからも共感を得られたのは半々な印象。「私、ちょっとみんなと(感覚が)ズレてるかもしれない!?」と、途中で不安になるひと幕もあり、笑いを呼ぶ。halcaが思う仕草を男性ファンにも練習してもらい、女の子をキュンとさせて欲しい!という願いがあった今回のテーマ。「あんまりみんなのタメになる話ができなかった……」とちょっとガッカリ顔になるが、最後は気を取り直し「でもここに来たら、グーッ!ポーズをすると、かっこいいんじゃないかな!」と全員でプレイグーッ!サインを元気に掲げる。「かっこいい! みんな、ありがとう!」とニッコリ微笑むhalcaの笑顔に癒された。
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