キュートな癒しの歌声と、フレッシュ&パワフルなパフォーマンスで、ファンを増やし続けているhalcaさんが、2022年1月よりマンスリーライブ「halca monthly live [playgood]」を連続開催!毎回本人がコンセプトを決め、“ファンと一緒に作るライブ”を自身の企画で贈る[playgood]シリーズに、リスアニ!WEBが密着!
2022年3月21日、シリーズのホームグラウンドである東京・Spotify O-Crestにて開催された第3弾「[playgood] #03」のテーマは“return”!今回のテーマには、halcaファン感涙のサプライズも込められていました!
連載5回目となる今回は「[playgood] #03」の模様をレポートします♪
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halca自身がやりたいことをライブで実現してきた[playgood]シリーズ。開催にあたっては毎回、ファンクラブ会員限定参加によるセットリストの一部を決める“セトリ会議”やインスタライブによるセトリ投票の結果発表などを通じて“ファンとhalcaが一緒に作っていくライブ”を続けてきた。そんなマンスリーライブシリーズ第3弾「[playgood] #03」のテーマは、halcaを応援し続けてくれているファンへの感謝の気持ちを“お返し”する意味を込めて、“return”と名付けられた。それにプラスして、毎回設けられているのがテーマカラーとなる“ゆるゆるドレスコード”。今回は事前に“white”が発表され、満員御礼となった客席には「[playgood] #03」グッズとなった白のTシャツに身を包んだファンが多く詰めかけ、halca自身による開演前の生アナウンスが会場に流れる頃には、ペンライトを持つ人々が白いライトを次々に点灯しはじめ、幻想的な風景が広がっていった。
開演時間となった12時半。いつも通り、点滅するライティングのなかで「Hail to the world!!」のイントロが鳴り出すと、白のペンライトが客席で踊り出し、大きな手拍子が巻き起こる。「[playgood] #01」がスタートしたときから、halcaファンの熱気の高さを毎回実感してきたが、「[playgood] #03」は開演から、今まで以上の盛り上がりが感じられる。息の合った手拍子に迎えられて、いつものように満面の“halcaスマイル”を振りまきながら彼女がステージ下手から登場。ニコニコとみんなの顔を見渡して、“もっと!もっと!”というように手を振り上げて手拍子を煽る。
「「[playgood] #03」にようこそー!今日も楽しんで行きましょう!」
そう客席に語りかけると、すかさずhalcaが後ろを向く。アップテンポなイントロから始まったのは、疾走感溢れるポップチューン「HORiZON」だ。アウトロでは「せーの!」と手拍子を煽り、早くも会場全体に一体感が溢れ出す。「イェーイ!皆さんこんにちは、halcaでーす!」と元気に呼びかけるhalcaが、声援の代わりとなる長い拍手を受け取りながら、「サカナイトデイズ」へ。明るいサウンドにhalcaが「手拍子お願いします!いつもより長めにいくよ!」と声を添え、クラップで一緒にコール&レスポンス。「そろそろ疲れたかなぁ、そんなことないよね?」という呼びかけに負けじと、全員が手を叩き、ジャンプ。アッパーさを途切らせることなく、セットリストは「Majolica Palette」へ。halcaの甘い歌声がリズムを揺らし、デジタルポップな「うそじゃないよ」から「Hail to the world!!」を立て続けにテンポよく放っていく。halcaのかわいらしいフリに合わせて客席の白のペンライトがリズムカルに揺れるたび、会場の熱が高まっていくのがよくわかる。
ノンストップで4曲を届けたhalcaは、「私が今日、チャレンジしたいと思ったのは……メドレーでーす!」と、ちょっと自慢げな表情だ。子供の頃から、カラオケで長く続くアニメシリーズのOP/ED曲が詰まったメドレーを歌うのが大好きだったからこそ、自分の曲だけでメドレーを歌えるのが「すごく嬉しいです!」と喜びを語る。「今日初めて来た人にも、何回か[playgood]に参加したことあるよって人にも楽しんでいただけるライブを目指して毎月頑張ってますので、これからもよろしくお願いします」と、改めてマンスリーライブへの想いを語り、今回の“ゆるゆるドレスコード”=whiteを紹介。ドレスコードに合わせて白いペンライトが振られている今日の客席を見渡しながら、「こういう景色を観ていると、デビュー前やデビューしたての頃を思い出すんです。あの時ときは白い衣装をいっぱい着させていただいて!」と記憶をよみがえらせる。そして「今日も実は、1stライブ(“LAWSON presents halca first LIVE Help Me!”)のときと、同じ衣装なんです」と報告。「あのときの気持ちを思い返せていいなぁと思って。久しぶりにお披露目できて嬉しいです」と、懐かしそうな顔だ。
デビュー当時の頃を衣装で思い出させた「[playgood] #03」のステージは、さらに懐かしいフェーズへと進む。「次は、私がデビュー前から歌わせていただいていた曲です」の言葉から紡がれたナンバーは、美しいピアノの音色が染み入る「キミの空」。ブルーとオレンジのライティングに切ない歌詞と歌声が溶け合って胸を揺さぶられた後は、恋の始まりを告げる「つぶやきレター」と「スターティングブルー」で会場の景色は色を変える。暖かな春の季節にぴったりの晴れやかな気持ちを、明るくポップなサウンドが後押しする。「キミの空」で切なげな表情をしていたhalcaも、いつも以上の笑顔でオーディエンスをドライブ。アウトロのラストで、客席を振り返ってニッコリと微笑む彼女に拍手が贈られ、そのまま曲は「曖昧グラデーション」へ。イントロからフロアで波打つジャンプが高くなり、ロック感溢れるサウンドに乗せてオーディエンスが激しくクラップ。情熱的なオレンジ色のライトのなかで、halcaとファンが一緒に高々と手を掲げ、想いを合わせた。
halcaが語る「ライブで歌うのは久しぶりな曲がいっぱい詰まったブロック」を終え、グッズ紹介に続いて用意されたのは、[playgood]シリーズではもうお馴染みとなった「はるけっちぶっく」のMCゾーン。スケッチブックに描かれたhalcaの直筆イラストをめくりながら「紙芝居的にお話をするコーナー」だ。毎回、お題を変えて届けているこのコーナー、今回のテーマは「ドキドキカラオケ大作戦!halcaの曲ベスト7」。halcaセレクトによる、“もしも好きな人とカラオケに行くとしたら、こんな相手と一緒ならこの曲!”を紹介していった。
関係性をハッキリさせたい相手と一緒なら「君だけ」、見込みの薄い相手なら「キュンとさせてあげるよ」、喧嘩ばかりしている相手なら「時としてバイオレンス」、もう無理かも?と思う相手なら「曖昧グラデーション」、刺激が足りない相手なら「明日もまた」、責任取ってほしい相手なら「Complexの事情」、告らせたい相手なら「センチメンタルクライシス」……と、恋する女の子の面倒くさい気持ちを一生懸命にhalcaが解説しながら紹介していく様子に、会場も大沸きに。「みんな恋してる時ってダメになるじゃん!伝わらないと始まらないから!かっこ悪くてもいいんだよ。告れ!!」と熱弁するhalcaに、大きな拍手が巻き起こっていた。
大盛り上がりの「はるけっちぶっく」コーナーを終えると、ステージもクライマックスへ。「私を色んなところに連れ出してくれた曲を」と届けられたのは、「センチメンタルクライシス」。halcaはお立ち台に上って手を振りながら、一人一人に笑顔を向ける。「Knockin’ on!!」では何度も全員とグー!サインを交わし、優しい微笑みを浮かべて「明日もまた」を熱唱。クラップがリズミカルに響く「キミの隣」は伸びやかなハイトーンにキュンとさせられる。
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