「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、12月25日発売の18巻でシリーズ累計発行部数6000万部を突破する大人気コミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)。それを原作としたTVアニメシリーズは、2020年10月2日から、毎週金曜日深夜1時25分よりMBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送され、MBS/TBS深夜アニメ枠歴代1位の視聴率を獲得、今なお原作・アニメ共に一大ムーブメントを起こし続けている。
そんな『呪術廻戦』初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』が、ファンにとって重要な“百鬼夜行の決行日”である本日12月24日(金)に遂に公開となった。
12月17日0時に発売された全国7大都市14劇場28スクリーン分のチケットが即日完売、沢山のファンの想いに応えるため、最終的には58スクリーンまでスクリーンを増やし、全国で約15000人が来場する公開日当日12月24日の0時からスタートした“最速上映”。最悪の呪詛師・夏油 傑による“百鬼夜行”の舞台となる新宿では、TOHOシネマズ新宿、新宿バルト9での上映が行われた。TOHOシネマズ新宿は当初2スクリーンで実施予定だったが、発売から数分で完売したため、順次スクリーン数を拡大して、最終的には8スクリーンでの上映が決定、23時過ぎには約2000人のファンが訪れ、映画館中が熱気で包まれた。訪れたファンはキャラクターグッズを持ちながら写真撮影をしたり、「ずっとこの日を待っていた!」「やっと観れる!」「始まる前から泣きそう……」と語るなど、今か今かとスタートを待ちわびていた。
そして0時より、遂に上映がスタート。結婚を約束していた幼馴染・祈本里香を交通事故により目の前で失った乙骨憂太。怨霊と化してしまった里香の呪いに苦しみ、自死を望んでいた乙骨憂太が、呪術高専の教師であり最強の呪術師・五条 悟の導きにより呪術高専に編入するところか物語はスタート。同級生との出会いや、数々の任務を経て成長していく乙骨の姿が描かれていく。
本作は圧倒的な作画クオリティと、ハイスピードなアクションシーンに加え、乙骨と里香による“愛情”、乙骨とクラスメイトとなる真希・棘・パンダに生まれる“友情”、そして元同級生であった五条と夏油による“絆”が丁寧に描かれており、終盤にはスクリーン内から嗚咽が聞こえる中、EDテーマとして流れたのは、こちらも24日(金)0時に解禁となったKing Gnuによる新曲「逆夢」。主題歌の「一途」に加え、深い愛を紡いだバラード曲「逆夢」が余韻を持たせ、上映終了後は涙を流しながら退場する人が続出。本作は、公開前に試写会等の実施を一切行っていないこともあり、ファンのボルテージは最高潮の中、幕を閉じた。
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