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2021.10.04

【イベントレポート】イベント後の鬼頭明里 インタビューも掲載! バラエティに富んだ様々な企画が繰り広げられた、1stミニアルバム『Kaleidoscope』リリース記念スペシャルトークイベントレポート

【イベントレポート】イベント後の鬼頭明里 インタビューも掲載! バラエティに富んだ様々な企画が繰り広げられた、1stミニアルバム『Kaleidoscope』リリース記念スペシャルトークイベントレポート

9月25日に、1stミニアルバム『Kaleidoscope』のmora購入者限定のオンラインイベントが行われた。鬼頭明里が、司会のハイレゾマンと共にミニアルバムについて語っていく1時間。今回はその模様をレポートし、収録後の鬼頭明里を直撃。イベントの感想を聞いた。

1stミニアルバム『Kaleidoscope』は、楽曲ごとに違う楽器をフィーチャーするという、ユニークなコンセプトで作られた作品である。だからこそ、良いスピーカーや良いヘッドフォンで聴くと、さらにその良さがわかり、鬼頭明里の歌声の素晴らしさも堪能できるというわけだ。それがハイレゾ音源であればなおさらだろう。

今回、楽器が特徴のミニアルバムにまつわるところで「弾き語りをするならなんの楽器を弾きたいか?」という質問に、「弾き語りといえばアコギが思い浮かんで、ずっと憧れている楽器ですが、一日坊主になってしまうんです。1日で指が痛くなるまでやって、そのあと弾かなくなってしまう」と語っていた。あと一歩指の痛みの壁を越えれば、指が固くなって弾けそうな気がしないでもないが、ピアノを子供の頃に少し習っていたそうで「ピアノもやってみたいですし、楽譜も読めるのでアコギよりは可能性があるかもしれません」と話していた。いつか披露してくれるのを楽しみにしたい。

最初のトークコーナーは「『Kaleidoscope』のここが好き!」。これは、ファンから受け取った楽曲の“推しポイント”を聞きながら、曲について話していくという企画となる。

1曲目の「The One」のファンの推しポイントは、「凛々しいあかりんが好き!」。これについて、「歌詞が背中を押してくれるものだったので、聴いていて勇気や元気が出る曲になればいいなと思って歌いました」とコメントしていたが、その思いが凛々しさになっていたのかもしれない。

続く「Follow me!」の推しポイントは「かわいいサウンドが好き!」。これはかわいいに振り切った曲とも言えるので、大きく共感しつつ「サウンドもピコピコしていて歌詞もかわいい。全体的にかわいらしかったので、私も自然とそのような歌い方になりました」とのこと。彼女は曲によって声を変えて歌うタイプだが、この曲に関しては、誰が聴いても“かわいい”をというワードが浮かぶはずだ。

「深夜センチメンタル」の推しポイントは「“何だっけかな”の歌い方が好き!」。今っぽい疾走感あるサウンドで、彼女の歌い方も全体的に新しい感じがする曲なのだが、鬼頭も「この曲はちょっと気だるげというか、力を抜いて夜中に呟いている感じで歌いました」と話していた。「ドラマのラストで流れるような感じがする」という感想に対しても「とても気になる終わり方をしたときに流れている感じがします」と共感。たしかに何か衝撃的なことが起こった瞬間に流れたら、すごくハマるかもしれない。

また、“何だっけかな?”の歌詞にかけて「最近物忘れしましたか?」という質問に「たまに自分の年齢を忘れることがあります(笑)。自分のWikipediaを見に行って確認しちゃいました」と答えていた。

4曲目は「No Continue」だが、これは6曲目に収録の「No Continue(English Ver.)」についての推しポイントとなった。「英語の発音が痺れる!」というコメントに対して「ネイティブの方に一行ずつ発音してもらって、それを何度も復唱してから歌いました」とレコーディングの裏話を話してくれたのだが、それにしてもかなりスピーディーな楽曲なので、それを英語でかっこ良く歌い切っているのは感動モノだと思う。

「海外に行ったことありますか?」という質問には、仕事で台湾とオーストラリアに行ったことがあるらしく、「機内食の英語が聞き取れずに、ずっと首を傾げていたら、日本語が話せる方を連れてきてくれました(笑)」というエピソードを話してくれた。それを知って、改めて「No Continue(English Ver.)」を聴くと、彼女の凄さがわかるだろう。

ラストの「V!vace」の推しポイントは「イントロの“1!2!3!4!”が好き!」。ノリノリのカウントはたしかに印象的。「踊るというより、みんなで暴れたい曲。みんなでカウントを取りたいです」と言っていたが、カウントはイントロだけでなく曲間にも出てくるので、いつか声を合わせて歌えるときがくればいいなと心から思う。ブラスがフィーチャーされている楽曲なのだが、「ブラスの曲を聴くのが好きだったので、いつかやりたいと言っていたら歌うことができました」と喜んでいた。

その後、視聴者からの質問にも答えていったのだが、「カラオケの十八番は?」という質問に「YUIさんの『Summer Song』はどんな季節でも歌っていて、YUIさんはほかの曲もよく歌っています」と答えていた。先ほど、弾き語りにアコギをイメージしていたのはYUIの影響もあるのかもしれない。「歌詞を重視しながら曲を聴くほうですか?」という質問には、バラードを聴くようになってから歌詞が入ってくるようになったので、それによって歌詞も意識するようになったそうだ。

ミニアルバムについてたっぷりと語ったあとは、バラエティコーナーへ。「鬼頭明里の深層心理に迫る!お絵描き心理テスト」では、絵が上手い彼女の絵も堪能できつつ、深層心理もわかる一石二鳥の企画だ。

「宝石が埋め込まれた万華鏡のイラスト」では、大きな宝石をあしらった万華鏡を描いた鬼頭。これは「一攫千金度」を見るためのものだったが「一攫千金度90%」で、一発命中タイプとのこと。次の「家のイラスト」では、「社交力に秀でていて、どんなことも平和的に解決できる」と診断されていた。

また、「森の中で歩き続けてヘトヘトな状態で、目の前に現れた人物はいったいどんな人だったか?」というお題には、絵の上手さが際立ち、大きなサングラスを着た恰幅の良いおじさんのイラストを披露。横に描かれた“大丈夫か!!”という吹き出しもまたかわいらしかった。これは、「42歳くらいで、山に詳しそうなおじさん」とのことだったが、この年齢が精神年齢を表しているらしく、意外な結果に驚いていた。ただ「落ち着いて見られることが多いため、大人びているとはよく言われます」とも。

そのあとは「鬼頭明里の逆再生ゲーム!」というクイズを実施。言葉をローマ字にして反対から読むと逆再生言葉になるのだが、オンラインイベントだったため、メモをすることが可能ということもあって、すぐに正解が出ていた。ファンの皆さんの愛はホンモノだと実感。このコーナーでは、彼女が言った言葉を逆再生したときの変なイントネーションの日本語が、なかなか聴けないレアな感じだった。

最後には、「楽しい企画を用意していただいて、ミニアルバムについても、皆さんから推しポイントを教えていただき楽しい時間が過ごせました。オンラインでしたが、コメントでコミュニケーションを取りながら行えたことが楽しかったし、嬉しかったです!」というコメントで、約1時間のイベントを笑顔で締めた。

12月4日(土)にはパシフィコ横浜 国⽴⼤ホールで、“鬼頭明里2nd LIVE「MIRRORS」”の開催も決定している。『Kaleidoscope』の楽曲たちをライブで聴けるのが、今から楽しみでならない。

次ページ:鬼頭明里 イベント後インタビュー

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