2021年7月4日にOuterの一夜限りの復活ライブ「I’ve 20th Anniversary PRESENTS Outer one-night stand GIG “Rebellious Easter”」が東京・豊洲PITにて開催された。
OuterはI’ve代表である高瀬一矢の発案によるパンクと打ち込みサウンドを融合させたバンドで、ソロ活動前のKOTOKOをボーカルに迎え2000年9月に「Synthetic Organism」を発表、その後不定期ながらもI’ve Soundの中で異色の存在感を放ち活動していたが、2012年12月に「遊結」(無期限活動停止)状態となっていた。
そんなOuterが今回I’ve 20周年記念企画の一環として6月23日にアルバム「Rebellious Easter」をリリース、そして今回の一夜限りの復活ライブが開催された。
当日はその復活を誰よりも待ち望んでいたというベースの板垣直基が体調不良により欠場となったが、サポートメンバーを交えて全23曲を披露。
最新にして彼らのメジャーデビュー作となったアルバム「Rebellious Easter」を中心に、強烈なビートとハードなリフ、そしてKOTOKOの力強いボーカルとメッセージ性の強い歌詞で会場を一気に制圧。途中、若干緩め?!のMCを挟みながらも、息をしていることすら忘れるぐらいに、その強烈な音の力をもって彼らはオーディエンスを異空間へといざなっていった。
今回のライブはコロナ禍での開催ということもあり、オーディエンスは声を上げることを許されなかったのが、非常に残念ではあったが、参加したファンの心に大きなインパクトを残したに違いない。
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