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REPORT

2021.03.20

劇中劇の世界を朗読とライブで表現するチャレンジも! “THE IDOLM@STER SideM PRODUCER MEETING WELCOME TO PLEASURE 315 G@RDEN!!!” DAY1 レポート

ユニット初期曲あり、プロミ名物のシャッフルありのライブパート

ライブパートはソロメドレーからスタート。ライブパートでは白と緑を基調とした揃いのライブ衣装に着替えており、右肩を覆うゆったりとした布地が特徴的なデザインだ。トップバッターは狩野翔の「A CUP OF HAPPINESS」で、狩野はのびやかな歌声を気持ちよく響かせ、きらびやかな“素敵なステッキ”を軽快に操ってみせた。優しい笑顔と共に癒しのステージを繰り広げた狩野は「初披露の時もトップバッターだったので、懐かしくも新鮮な気持ちで歌えました」と語った。

菊池勇成の「”W”orldwide Ambitions!」は、Wが双子アイドルであるからこそ、ソロでのステージが新鮮だ。大きく手を振る振付に、会場いっぱいの黄色いライトが応援の気持ちを返していく。緊張のあまり最初に踏み出す足を間違えたという菊地は「いろんな想いをぶつけさせて頂きました」。

仲村宗悟は「THE FIRST STAR」を披露。ステージ狭しと動き回りながら会場中のプロデューサーに、配信の向こうのプロデューサーに向けて、ひとりひとりに語りかけるような情熱的なアピールを見せた。アウトロであざやかなターンから拳をつきあげる姿には、会場から自然と拍手がわきおこった。久しぶりのライブに仲村は「この感覚久しぶりだな、超幸せだな」と感慨深く語ると、「みんなとひとつになれた気がしました」と感謝を伝えた。

続いてはユニットメドレー。赤と青のふたりがバックショットで熱い「宣誓!」をぶちかましたのは、もちろん益山武明、深町寿成の神速一魂による「オレたちの最強伝説 ~一世一代、破羅駄威棲!~」だ。インファイトで拳をかわしあうような最強ナンバーだが、昨今の状況をふまえて振付が一部変更されていたのは逆にレアかもしれない。

High×Jokerによる「JOKER↑オールマイティ」は、生感のあるバンドサウンドによるイントロが期待感を盛り上げる。さわやかな「Oh Yeah!」のリフレインと共に登場した5人が赤いタオルをぶん回すと、会場全体で赤い光が踊る。かつては若さと勢いを感じる楽曲だったが、表情を含めたパフォーマンスのクオリティや、スケールの大きな動きに確かな成長を感じた。これも長く歌い続けてきた初期楽曲ならではの感覚だろうか。歌い終えた5
人は会場の光の印象や、初期曲を歌う感慨を語りあうと、千葉翔也が「この曲での赤一色に最高にパワーをもらえた」とまとめていた。

楽曲投票でも人気だったFRAMEは「勇敢なるキミへ」を披露。ダイナミックなダンスと特撮ライクな歌唱が印象的で、ぐいっとポジションを下げたダンスや力強いキックの安定感が体幹の強さを感じさせる。間奏の凛々しい敬礼や、ソロダンスの旋風脚など目を奪われるシーンが続く。絶好調だったのが濱健人の歌声で、「今なら」の歌い上げが西城秀樹ばりにハスキーで色気がある。歌い終えた熊谷健太郎は「ペンライトが眩しすぎて涙がちょちょぎれた」と照れ隠しにおどけながら語っていた。

続くユニットメドレーはもふもふえんの「うぇるかむ・はぴきらパーク!」。矢野奨吾と古畑恵介のデュオバージョンだ。動きや表情のニュアンスのひとつひとつが本当にかわいらしく、声だけでなく全身を使った表現の洗練を感じる。間奏ではスクリーンにもふもふえんの集合写真が2種映し出されて「まちがいさがし」を行なう演出があったのだが、矢野演じる直央が「かのんくんの笑顔がすてきすぎる?」「志狼くんの笑顔がかわいい?」と間違える様子が天使のようにかわいい。控え目なかわいさと、かっこいい少年ならではのかわいさ、表現の対比が楽しめるのはデュオ編成ならではだった。間奏を含めたやりとりは、ふたりで一緒に考えながら演じたとのことだ。

彩はバレッタ裕、中田祐矢のデュオバージョンで「喝彩!~花鳥風月~」を披露、雅で力強いパフォーマンスを見せる。本来キリオが担当する「にゃんす!」のパートは、バレッタが手の動き付きで茶目っ気たっぷりに披露。間奏には動きのニュアンスを大切にした舞うようなダンスが入った。歌い終えた中田は間奏の進化に言及すると「さらに高みを目指して挑戦したい」と語っていた。

Legendersは「String of Fate」を披露。汐谷文康の歌声の甘やかさ、笠間淳のビターな低音、駒田航の朗々たる高らかさと歌声の個性が粒だっている。間奏のダンスソロにも個性がのぞいていて、特に汐谷の素早い身のこなしと鮮やかな静止が生む動きのキレが際立つ。円陣で手を差し伸べ合い、力強く想いを通わせる姿を様々なアングルから見せる演出も印象的だった。歌い終えた3人は久々の披露にかなり緊張したそうで、直前まで振付確認をしていたことを笠間が明かしていた。

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