REVIEW&COLUMN
2021.03.17
リスアニ!本誌で好評だったOP・EDレビューがプチ復活! 今回は現在放送中の2021年1月クールのアニメの中から、厳選した6作品のOP・EDテーマを紹介します。いずれの楽曲も、作品とリンクしつつアーティスト各自の個性が発揮されており、アニメ音楽ならではの化学反応が楽しめるものばかり。音楽的にも幅が広い、新鮮かつ魅力的なこの12曲をチェックすれば、きっとお気に入りの楽曲が見つかるはず!
●OP「IDOLY PRIDE」星見プロダクション
作詞・作曲・編曲:清竜人
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●ED「The Sun, Moon and Stars」 星見プロダクション
作詞:利根川貴之/作曲・編曲:沖井礼二
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それぞれの信念を胸にアイドルの頂点を目指す女の子たちの熱い群像劇に花を添えるのは、物語の中心となる星見プロダクション所属の新人アイドルたちが歌うキャラクターソング。
OPテーマは、でんぱ組.inc、ももいろクローバーZらリアルアイドルへの楽曲提供でも知られる清 竜人が詞曲を手がけた、流麗なメロディに胸が躍る王道アイドルポップ。星見プロのメンバーを演じるのはミュージックレイン3期生を含む10人の若手声優ということで、二重の意味でのフレッシュさが眩しい。
それとはまた別種の光を放つのが、利根川貴之×沖井礼二のポスト渋谷系コンビ提供によるEDテーマ。太陽と月の輝きのもとに集った10個の星々によるウィスパー気味の柔らかな歌声が、星屑のように降り注ぐロマンチックな1曲に仕上がっている。
●OP「Paradise」Rude-α
作詞:Rude-α・Lauren Kaori/作曲:EQ・SUNHEE・Rude-α/編曲:EQ
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●ED「インフィニティ」優里
作詞:優里/作曲:優里/編曲:CHIMERAZ
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スケートボーダーたちの青春ストーリーとあってか、高橋 諒による劇伴およびASH DA HEROらが歌う劇中歌を含め、音楽面においてもストリート感溢れるアプローチがスタイリッシュな本作。
新世代ラッパーのRude-αが歌うOPテーマは、彼にしては珍しくパンキッシュな要素をミックスしたアップリフティングなトラックに乗せて、型にはまらず自由を謳歌する自らの矜持を示した熱い1曲だ。“路上から paradise”というラインに作品とのシンクロも感じる。
一方、「ドライフラワー」のヒットで注目を集めるシンガーソングライター優里の初アニメタイアップとなるEDテーマは、レゲエ調のバックビートがまったり心地良い友情ソング。その歌詞は暦とランガといった劇中のキャラクターたちの絆はもちろん、彼らとその相棒であるスケートボードの関係性にも置き換えられるはず。
●OP「人生イージー?」DIALOGUE+
作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)/編曲:田中秀和(MONACA)
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●ED「あやふわアスタリスク」DIALOGUE+
作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)/編曲:広川恵一(MONACA)
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弱キャラ高校生が人生という名の神ゲー攻略を目指す、人気ラノベが原作のTVアニメでOP・EDを歌うのは、田淵智也が音楽プロデュースを手がける声優ユニットのDIALOGUE+。
OPテーマではデビュー曲「はじめてのかくめい!」に続き田淵×田中秀和(MONACA)のタッグが実現しており、レトロゲー風ピコピコ音をまぶしたギミック満載(特に2番以降がすごい!)のハイテンションサウンドもさることながら、「頑張れ」という言葉でさえセンシティブに扱われるこの時代において、あえて“がんばって!がんばって!君の時代だ!”と歌うその真っ直ぐさに完敗、いやさ乾杯!
広川恵一(MONACA)編曲によるゆるふわフューチャーベース仕様のEDテーマも、サビのドロップ的な展開などギミック満載(こっちも2番以降がすごい!)だし、まだあやふやながらも日々成長している彼女たちの姿と作品の内容が重なる名曲だ。
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