8月より5ヵ月連続でデジタルシングルをリリースしている声優アーティスト・熊田茜音の魅力を、あらゆる角度から紹介するリスアニ!WEBの連載「熊田茜音のくまだいありー」。第5回は、クリスマスをテーマにした胸キュンな新曲「Pure White Love」の話題を中心に、デビュー前から現在に至るまでの声優としての歩みに迫る! 寒い冬でも心がぽかぽかと温まる、彼女からの便りをどうぞ!
――まずは熊田さんの近況についてお聞かせください。
熊田茜音 先月辺りからレコーディングを行う機会が多く、今までよりもたくさんの楽曲に向き合うことができた1ヵ月でした。この先、皆さんにお知らせできることがたくさん待っているので、楽しみにしていてください! プライベートでは、最近、空気の乾燥がひどいので、以前からずっと欲しかった、空気清浄機と加湿器の機能が合わさった電化製品を購入しました。おかげで寝るのが怖くなくなりました(笑)。
――快眠生活を送っているようで良かったです! そういえば以前にラジオ番組「熊田茜音 アカネノ音」のブログで拝読しましたが、熊田さんは、生まれてから一度も徹夜をしたことがないらしいですね。
熊田 人生で一度もないです! 受験の時期に徹夜で勉強しようと頑張ったこともあったのですが、気づいたら机の上でうつぶせになって寝ていました(苦笑)。
――徹夜は体に良くないですからね。あと、この間Twitterで「最近今まで以上にお芝居が楽しくて、アフレコがある日は嬉しくて朝からわくわくしちゃいます」と呟かれていたのを目にしまして。
熊田 見てくださってありがとうございます!
――なので今回は熊田さんの声優としてのお仕事について、詳しくお話を聞ければと思います。そもそも声優や歌手を目指してオーディションを受ける前から、演技の経験はあったのですか?
熊田 まったくありませんでした。いわゆる声優さんの専門学校に通うことも考えたのですが、両親からは「支援はしない」と言われていたので、自分一人で学校に通うのは難しくて。色々なオーディションを受けるなかで、声優志望の方とグループオーディションでお会いする機会があったのですが、やっぱり皆さんすごく上手いんです。でも、私は何の知識もないまま受けていたので、「これは大変だ!」と震えてしまって(笑)。
――ということは独学で練習していたのですか?
熊田 家で映画やドラマのセリフを復唱したり、自分がいいなと思ったセリフを真似たりしていました。アニメに関しても、声優さんの声質やクセをモノマネして、それを録音したものを自分で聞く作業を一人でやっていて。そのうち、好きなアニメのセリフを書き起こして、そのアニメの音を消して自分で簡易アフレコみたいなこともしていました。そういう遊びが結果的にお芝居の練習になっていたのだと思います。お芝居に関しての興味は尽きなかったので、声優さんのアフレコに密着した映像や、声優講座の動画を観て学ぶこともしていました。
――例えば、家族にその演技を見てもらったりは?
熊田 特別に披露するようなことはなかったのですが、私の家族は全員アニメ好きなので、私のモノマネが似てる・似てないのジャッジをゲームみたいな感覚でしてくれていました。みんなアニメ好きなだけに、すごく厳しいんです(笑)。特に妹からは「全然似てない」と言われていました……。でも、そのファン目線のジャッジを家族からしてもらっていたのは大きいかもしれません。
――熊田さんは好きな声優として内田真礼さんの名前をよく挙げていますが、どんなところに惹かれているのですか?
熊田 以前の連載(第4回)でも少しお話をさせていただきましたが、最初は『悪魔のリドル』を観ていたときに、そのOPテーマの「創傷イノセンス」のMVを観て「かわいい!」と思ったのがきっかけです。そこから出演されているアニメやラジオ、トーク番組、SNSをチェックするようになりました。かわいい声から、『約束のネバーランド』のノーマンみたいな男の子の役まで、お芝居の幅が広いところも大好きなのですが、一番は普段のトークやSNSで伝わってくるお人柄です。弟さんの内田雄馬さんとの「姉さんエピソード」も好きですし、憧れの方でもありますが、誰もが身近な存在のように感じてしまうくらい優しい雰囲気があって、大好きです。自分もファンの方からそう思ってもらえるような人間になりたいですし、女の子でもキュンキュンしてしまうようなかわいらしさもお持ちなので、私の理想の方です。
――なるほど。ほかに自分の演技を培っていくうえで影響を受けた声優さんはいますか?
熊田 『HUNTER×HUNTER』のキルア役の伊瀬茉莉也さんです。私は『HUNTER×HUNTER』のなかでもキルアが大好きで、キルアのモノマネをたくさんしていたんです(笑)。声優さんのことが気になって調べてみたら、幼少の頃に観ていた『Yes!プリキュア5』のキュアレモネードも演じていたことを知りまして。キルアとキュアレモネードは声もお芝居も全然違うので、そこで改めて声優さんの凄さを実感しました。本当に尊敬する声優さんです。
――伊瀬さんはいろんな役柄を演じられていますものね。
熊田 伊瀬さんとは、私が七瀬千春役で出演させていただいた『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』でご一緒させていただきました(伊瀬はピロー役で出演)。私はそのときすごく緊張していたのですが、ご挨拶させていただいたときに、「わからないことがあったら何でも声をかけてね!」と優しく接してしてくださって。それで一気に緊張も解けたし、自分がずっと憧れていた方に声をかけていただけて……すごく嬉しい思い出です。
――それは良かったですね。
熊田 実は内田さんともご一緒させていただく機会がありました。『アクダマドライブ』に少し出演させていただいているのですが、そのアフレコで内田さんにお会いすることができて。ガヤを録るときに、近くの人と掛け合ったりするのですが、私はどうしても内田さんと掛け合いがしたくて、内田さんの隣の位置にスッと入ったんです(笑)。
――積極的ですね(笑)。
熊田 しかもその日の私は、自分のことを覚えてほしいがあまりに、熊田の名前に合わせて、胸元に熊が3匹並んでいるスウェットを着ていて(笑)。そしたらガヤを録っているときに、真礼さんが「熊のスウェットかわいいね」と話しかけてくださって、それが本番で採用されたんです。とてもいい思い出です(笑)。そこでガヤでは普通の会話をしてもいいことに気づきましたし、ガヤこそ役名がないから色々挑戦していいことがわかり、すごくいい経験になりました。
――初めて本格的なアフレコを経験したのは何の作品だったのですか?
熊田 『転スラ』のエレン役が最初に役名をいただいた現場でした。『転スラ』は本当に初めてすぎて、色々やらかしてしまって……。空いていたところに適当に座ってしまったり、台本とV(映像)ばかりに気がいってしまって、マイク前ではない場所でセリフをしゃべってしまったり(苦笑)。ただ、プロの声優さんのお芝居を生で見ることができて、その迫力を体感できましたし、音が乗らないよう動きが制限されている中で、皆さん全身でお芝居をしていることを学ぶことができました。
――『ライフル』ではメインキャラクターの渋沢泉水役を演じて、Machicoさん、南 早紀さん、八巻アンナさんと一緒にライフリング4としてユニット活動も行われました。
熊田 初のメインキャラだったので気合いも入りましたし、ライフリング4のメンバーは本当に仲が良くて、皆さんすごく良くしてくださる先輩方だったので、アフレコ現場では演技やお芝居の相談もしやすくて、リラックスした状態で挑むことができました。作品の内容的に女性キャストの方が多かったので、同世代の方のお芝居を見て学ぶ機会も多くありました。自分と年齢の近い方が、どんな音域でどういうお芝居をするのかがすごく知りたくて、皆さんのお芝居を食い入るように聞きつつ、でも圧がかからないようにチラッと見ていました(笑)。休憩時間もメイクやお洋服のお話、女子トークが広がっていたので、すごく楽しかったです。美しい先輩方から、どうやったら美しくなれるのかを学びました。
――また、ヒロインの尾田市子役で出演された『織田シナモン信長』は、織田シナモン信長役の堀内賢雄さんをはじめ、ベテラン声優さんに囲まれた現場だったわけですよね。
熊田 『織田シナモン信長』は自分がガラッと変わるきっかけになりました。皆さん、台本を持っているけれど台本を読んでいるわけではなくて、役としてそこに存在しているお芝居なんです。それを側で体感して、自分の芝居がこんなにもダメだったことに気が付いて……。私はシナモンという柴犬の飼い主の役だったのですが、その犬の中身が転生した織田信長だとは知らないんです。だから私自身は設定を知っているけれど、尾田市子としては知らない体で存在しなくてはいけなくて。その気持ちの切り替えが難しかったですし、自分の芝居には距離感がなかったことに気づくことができました。
――というのは?
熊田 音響監督の菊田(浩巳)さんは作品に対して愛のある方で、「それは何に向かって話してるの?」「本当にシナモンのことが好き?」とたくさんディレクションしていただいて。自分が情けないし、皆さんを待たせて録り直さなくてはいけないし、でも素敵な役をいただいたので、少しでも何かを吸収してそれを出せるように頑張ったのですが、自分が今持っているもの以上のものは出せないので……いかに自分はまだ全然実が詰まっていないかということを実感し、収録中はすごく悩みました。
――現場で根本から鍛え直されたわけですね。
熊田 はい。ベテランの方たちはおっしゃることも重みが違うんです。井上和彦さんからは「アニメを観るのもいいけど、今放送されているドラマも観て、今の世の中に何が受けているのかを学びなさい。芝居も年々変わっていくものだから」とお話しいただいて。ほかにも、私がアレルギーに苦しんでいたら、先輩がアレルギーに効く漢方をくださったり、お芝居以外にもいろんな知識を学びました。本当に貴重な現場だったので、すべてを見落とさず吸収できるようにアンテナを常に張っていました。
――尾田市子の演技も、裏表のないかわいらしさが出ていて素敵でしたよ。
熊田 ありがとうございます! 杉田(智和)さんからも、「市子ちゃんはちゃんと裏表なくアホだし、そういう芝居になっているからいいね」と言ってくださって、そのときは本当に嬉しかったです。
――そういった経験を踏まえたうえで、熊田さんは今、声優のお仕事の魅力・醍醐味をどのように捉えていますか?
熊田 自分では成りえない人の人生を歩めること、しかもそれが性別・人種・生き物も関係ないのが、声優の醍醐味だと思います。最近だと、ある現場のアフレコで監督さんから「芝居いいね」と言っていただけたことが泣きそうなほど嬉しくて。『織田シナモン信長』の経験で「自分はどうしたらいいのだろう?」と悩んでいたのですが、だからこそ自分が演じるキャラクターのことをすごく掘り下げて現場に臨むことができました。少し前までお芝居のレッスンに通っていたのですが、そのときも全部本番のつもりでやっていたからか、本番でマイク前に立ったときに、前ほど緊張しなくなっていて。初めてお芝居に関係ない緊張を一切取り除いてマイク前に立てた瞬間だったので、「お芝居ってこんなに楽しいんだ!」と思いましたし、最近は本当に楽しくお仕事ができています。
――5ヵ月連続配信リリースの第5弾「Pure White Love」は、熊田さんにとっては初の恋愛をテーマにした楽曲になりました。
熊田 今回は「12月をイメージする曲」というところからクリスマスをテーマにすることが決まって、そこから「理想のクリスマスってどんなものだろう?」という話になり、この楽曲が生まれました。私の理想のクリスマスがギュっと詰まった楽曲になります。
――ということは、この楽曲の歌詞に描かれているものが、そのまま熊田さんの理想のクリスマスのシチュエーション?
熊田 まさしく、私の理想が全部詰まっています! もし私が好きな人とクリスマスを過ごせるとしたら、イルミネーションを見に行ったり、素敵なディナーを食べに行ったり、お外でデートをするのもいいのですが、それよりもおうちで一緒にご飯を作ったり、二人だけのパーティがしたいなと思っていまして。プレゼント交換でも、お互いがお揃いのものをプレゼントできたらかわいいなと思ったり……という話を、私が一人で盛り上がってスタッフさんにお話していました(笑)。
――それを今回も畑 亜貴さんが歌詞で形にしてくださったと。でも、その理想のシチュエーションを楽しんでいる歌ではなく、そういうクリスマスを夢みている女の子の楽曲になっていますよね。
熊田 そうなんです。いわゆる片想い中の女の子っぽい歌詞にしてくださったので、恋している女の子の後押しにもなる楽曲だと思います。サビの“ふたり出会った時から 生まれた胸の熱さ ねえ君も 同じ気持ちじゃない?”のところが、「あなたと一緒であってほしい!」という願いがこもっていて、私らしいなと思いました。“ねえ君も 同じ熱さを感じて欲しい”もすごく私らしいように感じます。
――たしかに! 冒頭の“寒さには負けないって 冷たい空気 深呼吸して コート着たら 街へ飛びだしてみよう”も元気な熊田さんっぽいなと思いました。連載の第1回で、夏も公園で走り回るとおっしゃっていたので。
熊田 20歳は大人だと思っていたのですが、変わらないですね(苦笑)。きっと私はいつも何かに負けていたくないのだと思います。寒いなと思って家にこもるのが寒さに負けているようで嫌なんです。お外に出て、色々なものを見たい気持ちが常に強くて。
――では、この歌詞に関しては全部が共感できる?
熊田 そうですね。スタッフさんからも、この楽曲には女の子の理想が詰まっていると言っていただけたので、男性の方にはぜひ参考にしていただけたらと思います。みんなお揃いのプレゼントを買えばきっとうまくいくはず! 責任は持てないですけど(笑)。
――弾むようなビートが面白い楽曲ですが、サウンド面での印象はいかがでしたか?
熊田 最初に聴いたとき、サンタさんがやってきそうなシャンシャンした音から始まるので、クリスマス感を味わえる楽曲だなと思いました。跳ねているサウンドなので、聴いていて心がリズミカルになると思います。“ブーツの音がリズムを刻んでる”のところを歌うときは、ブーツの音がカツカツと鳴っているような感じにしたくて、私もポップに跳ねているような歌い方にしました。クリスマスソングは切ない曲調が多いと思うのですが、そのなかでこのサウンドは熊田茜音らしいと思いますし、気持ちが温かくなるようなサウンドでお気に入りです。私はホワイトクリスマスが理想なのですが、おうちの中から雪を眺める時間にもぴったりな楽曲だと思います。
――レコーディングでは、どんなイメージで歌いましたか?
熊田 この楽曲は全体的に、ぽわっと灯るような温かさを意識して歌いました。それとほろっと雪が降っているような情景をイメージしていて……なんだろう? 美味しいアイスみたいな感じと言いますか。
――アイスの例えがよくわからないのですが(笑)。
熊田 完全に自分の中だけのイメージなので(笑)。口に入れたらほろっと溶けちゃう雪みたいなイメージで歌いました。
――恋に対する期待感だとか、クリスマスシーズンに向けての昂揚感も感じました。
熊田 たしかにワクワク感は加えるようにしました。この楽曲をレコーディングした時期には、街中も装飾され始めていて、私自身もイルミネーションを見て気分が上がっていたので、その感情もタイムリーに乗ったのだと思います。
――でも落ちサビはちょっと甘酸っぱい歌い方ですよね。
熊田 甘酸っぱさも含めて恋なので、この部分は、一人で心がキュッとなりながら物思う女の子を想像して歌いました。私もこの落ちサビがすごく好きで、全体的にポップで跳ねた明るい曲調だからこそ、ここで優しく心が締め付けられるような想いを表現できればと思いました。レコーディングはすごく順調で、かわいい楽曲だったので、かわいい服を着て、気分を盛り上げて録りました(笑)。
――ジャケット写真はどんなコンセプトで撮りましたか?
熊田 デート前の準備をしている女の子というコンセプトで撮影しました。お洋服がたくさん並んでいるなかで、「デートには何を着ていこうかな? どんなプレゼントを用意しようかな?」と、理想のクリスマス像を思い描いている女の子を表現しています。このガーリーな衣装は、自分の中でも新たな挑戦だと思っていて、自分の中のかわいい女の子の部分をちょっとでも多く出そうと思って頑張りました(笑)。でも、スタッフの方々が「セットも相まってお人形さんみたい」と言ってくださったので、ノリノリで撮影できました。こういうかわいらしい格好は久々にしました。
――そういえば、この連載の第3回で、昔からロリータファッションが好きとおっしゃっていましたね。
熊田 私は昔から自分の見た目を変えることにあまり抵抗がないので、ゴスロリが着たいと思ったらすぐに着ますし、ロックにすごくハマっていたときは、安全ピンがたくさん付いている服を着ていたこともあって(笑)。まずは着てみて、それが何か違うかなと思ったらやめたらいいと思っていて。それこそ映画を観ても、例えば『プリティ・ウーマン』を観てセレブな女性がかっこいいと思ったら、そういう気分で歩きますし、すごく影響されやすいです(笑)。
――その感受性・感応力が、お芝居に向いているのかもしれないですね。
熊田 たしかにそうかもしれないです。私はいいなと感じるものが多くて、すぐに心が動くので。
――せっかくなので楽曲のテーマに合わせて、熊田さんのクリスマスの思い出を聞かせていただけますか?
熊田 中学時代にジャズダンスをやっていた頃、みんなでかわいい仮装をしながら、お互いダンスを披露するクリスマスパーティがあったんです。私はみんなふざけた格好をしてくると思ったので、自分でもなぜその格好を選択したのかわからないのですが、ブリキの木こりの仮装をしていったんです。そしたらみんなサンタさんのかわいらしい仮装をしていて、私一人だけブリキの木こりという意味のわからない状況になってしまって(笑)。
――熊田さんらしいエピソードですね(笑)。ちなみに今年のクリスマスのご予定は?
熊田 お仕事もあるのですが、うちは毎年クリスマスパーティをするので、今年も家族で過ごします。お父さんが料理好きなので、いつも鳥の丸焼きを作るのですが、私が今、韓国料理にハマっているので、サムゲタンを作ってくれるようにお願いしているところです(笑)。
――さて、5ヵ月連続配信リリースは今回でラストになります。いろんな楽曲に取り組んできたわけですが、熊田さんにとってどんな経験になりましたか?
熊田 それぞれにテーマが設定されていたので、その感情を深く突き詰めていったら、自分が本当は何を考えていたのかを知るきっかけになりましたし、自分でも知らない自分を発見することができて、挑戦の連続でした。私は「共感系声優アーティスト」と名乗らせていただいているのですが、それはいろんな方に共感していただける自分でありたいのと同時に、私もいろんな方の気持ちに寄り添いたい想いからつけたキャッチコピーでして。この5ヵ月でいろんな感情を深く追求できたので、自分の人間性を深めるのと同時に、いろんな方の感情にも今後気づきやすくなると思いますし、その意味では成長に繋がったと思います。
――表現の引き出しも増えたでしょうしね。
熊田 実際に第1弾(「Summer Jump YYYY!」)の頃と今とでは歌い方も変わりました。声の出し方に関しても、自分の中で発声しやすい歌い方を発見することができて、5ヶ月連続配信リリースはたくさん挑戦できた試みになりました。
――では最後に、「Pure White Love」を楽しみにしているファンに向けて、メッセージをお願いします。
熊田 今回はクリスマス曲なので、今後クリスマスの時期になったら聴きたくなる楽曲になったら嬉しいですし、冬は寒いですけど、この楽曲を聴いて心がポカポカ温まってくれるといいなと思います。ほわっと優しい気持ちに一緒になってくれたら嬉しいです。たくさん聴いてください!
INTERVIEW & TEXT BY 北野 創(リスアニ!)
●「熊田茜音のくまだいありー」連載一覧はこちらから
●リリース情報
熊田茜音 5ヵ月連続デジタルシングル第5弾
「Pure White Love」
作詞:畑 亜貴 作曲:ArmySlick, Giz’ Mo(from Jam9) 編曲:ArmySlick
各主要配信サイトにて現在配信中
<5ヵ月連続デジタルシングルリリーススケジュール>
第1弾:2020年8月21日「Summer Jump YYYY!」
第2弾:2020年9月18日「夏空クロール」
第3弾:2020年10月16日「カコ→イマ→ミライ→?」
第4弾:2020年11月20日「ネムルトビラ」
第5弾:2020年12月18日「Pure White Love」
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