INTERVIEW
2020.05.15
サイバーエージェントグループ、ミュージックレイン、ストレートエッジの3社による大型アイドルプロジェクト「IDOLY PRIDE」のスペシャル連載。2021年冬のTVアニメ放送に向け走り出したこのコンテンツを深堀りするためには、まずキャラクターを知るところから!ということで、「IDOLY PRIDE」に登場するキャラクターにQ&A形式のインタビューを実施!第5回目は星見プロダクション所属の佐伯遙子さんが登場!初公開となる制服の立ち絵イラストも要チェックです♪
佐伯遙子(CV:佐々木奈緒)/一見クールビューティーだが、中身は地味な遅咲きアイドル。 数年前にソロデビューを果たすも全く芽が出ていなかった苦労人。 自らにアイドルとしての才がないと思いながらも、夢に向かい突き進む。
――では、簡単に自己紹介からお願いします。
佐伯遙子 佐伯遙子、じゅうなな……えーっと20歳です。他のメンバーよりは、ほんの少し年上ですけど経験を活かして頑張ってます!
――じゅうなな……?
佐伯 なんでもないです! 気にしないで進めてください!
――わかりました。遙子さんだけアイドル経験者とか?
佐伯 はい、数年前にソロデビューしたんですけど、鳴かず飛ばずで……。でも心機一転、今はみんなとトップアイドルを目指してレッスンに励んでます!
――特にソロは難しいと言われていますからね。そんななか、続けてこられた自分のアイドルとしての長所はありますか?
佐伯 売れなくても、絶対腐らず、努力を信じてやってきた諦めの悪さかな? たぶん私、人一倍アイドルが好きなんです。
――いきなり良い言葉が聞けて嬉しいです。では、遙子さんのプライベートを聞かせてください。朝起きてまず最初にやることはなんでしょう?
佐伯 寮の庭で野菜を育てているんですけど、その子たちの水やりです! 元気に育っていく姿がもう可愛らしくて。特にナスとかトマトとか。
――ほぉ、素敵な朝ですね。そういえば遙子さんは大学生とのことで、学校ではどのように過ごしていますか?
佐伯 そこそこ単位は取れているので、最近は週に数日しか行ってないです。星見プロのみんなが高校から帰ってくるのが待ち遠しいくらいで……。
――大学で好きな教科はありますか?
佐伯 日本文学や、得意ではないんですけど英語も好きです。
――苦手な教科はいかがでしょう?
佐伯 小学校の頃から数字に弱くて……見るだけでうぇ~ってなっちゃいます。
――では、オフはどのように過ごしていますか?
佐伯 少し前までは、ソロキャンや廃墟巡りにハマってて、今はお漬物作りを楽しんでます。
――なかなか渋いですね。では、好きな食べ物も和食でしょうか?
佐伯 はい! 白米とお味噌汁と自分で漬けたお漬物があれば、十分です。私が朝食当番の時もご飯を炊くことが多いかな。
――好きなデザートはありますか?
佐伯 お料理は好きで自分でホットケーキやクッキーを焼いたりします。寮のみんなも喜んでくれるし。
――好きな飲み物は?
佐伯 弱いんですけど、お酒は好きです。祖母が住んでいる辺りはワイン造りが盛んで、時々送ってもらえるのを楽しみにしています。
――遙子さんにとって、落ち着く場所はありますか?
佐伯 ソロキャンしているときのテントの中は、すごく落ち着きますね。なんか瞑想? みたいな。
――先ほどからキャンプへの熱が伝わってきますが、星見市でもキャンプされるんですか?
佐伯 はい! 一時期、星見市の海岸でよくテントを張っていて。夜の波の音にとても癒されるんです。
――お聞きしていると、皆さん地元に愛着を持たれていて素敵ですね。キャンプに行くときの必需品はありますか?
佐伯 外で食べるご飯は絶品なので、シングルバーナーと小さな焚き火台は必ず持っていきます。 あの……今話してて気づいたんですけど、私のプライベート、ちょっと地味ですよね?
――いえ、そんなことないですよ! ではアイドルについてお聞きしたいと思います。遙子さんがアイドルを志したきっかけを教えてください?
佐伯 小さい頃、アイドルのライブを観てすっごく感動して、それ以来ずっと憧れてました。それから地元に星見プロができたので、自分で応募して、オーディション受けてっていうわりと普通の流れです。
――では幼い頃からアイドルに憧れ、ほかの夢は考えもしなかったのでしょうか?
佐伯 そうですね。ずっとアイドルが夢でした。だから今、こうやってインタビューを受けているのも嬉しくって。
――そんな幼い頃、いちばん印象に残っている記憶はありますか?
佐伯 初めてアイドルのライブを観た日の帰り道は、とてもよく憶えてます。興奮が収まらなくって。その日以来、小学校でも歌ったりしてましたね。ふふ、恥ずかしげもなく。
――もしアイドルになっていなかったら何をしていたと思いますか?
佐伯 なっていなかったらか……あんまり考えもしなかったなぁ。そういうところは一直線なのかもしれません。
――ずっと憧れてきたアイドルになり、初めてステージに立ったときの気持ちはいかがでしたか?
佐伯 それはもう……嬉しかったですよ。長い間、憧れてきた場所ですもん。ごめんなさい、なんていうか言葉にならない感覚ですね。
――とてもリアルな反応ですね。遙子さんにとってのステージ(ライブ)とはどういったものでしょう?
佐伯 歌もダンスも私たちのすべてを披露して、ファンの方と一緒になって輝ける場所だと思っています。
――アイドル活動を行うにあたって、いちばん大切にしていることはなんでしょう?
佐伯 ファンの方はもちろん、私を応援してくれる人みんなを大切に想うことです。
――ファンのお話が続いたところで……遙子さんにとってファンとはどのような存在ですか?
佐伯 迷ったときや辛いときに、背中を押してくれる存在です。普段の生活でも「遙子頑張れー!」って、そっと後押ししてくれている気がして。
――遙子さんのなかで、なくてはならない存在になっていますね。今いちばんの楽しみはなんでしょう?
佐伯 握手会もライブも全部楽しみです。だってソロのときって一人ぼっちでちょっと寂しいし……こんなにお仕事が続くことだってなかったですし。
――イベントもソロとは違った感覚なんですね。そんな星見プロダクションのメンバーとの関係性を一言で表すなら?
佐伯 仲間です! この業界にいたら、これから辛いことも悲しいこともたくさんあるでしょうけど、みんなと一緒ならなんだって乗り越えられます!
――結束力を感じます。これまでの活動で誰かとの絆を感じた瞬間は?
佐伯 最初はメンバーみんな、気を遣いあっていたんですけど、あるきっかけから何でも言い合える仲に変わった気がします。そのときは一気に絆が生まれたなって思いました。
――その“きっかけ”をお聞きしてもいいですか?
佐伯 うーん、メンバーの一人がみんなに心を許してくれたときですね。誰かは想像にお任せします!
――心の中で親友と思っている人物はいますか?
佐伯 (白石)沙季ちゃんとはよく一緒にお掃除したり、(伊吹)渚ちゃんとは一緒にお料理するけど、親友というより妹? みたいな感じなのかな。
――心の中でライバルと思っている人物はいますか?
佐伯 います。私が一方的に……ですけど。でも私が言うのはおこがましいので、ちゃんと超えることができたらご連絡しまーす。
――楽しみにしていますね。星見プロダクションの皆さんと叶えたい夢はありますか?
佐伯 もちろんトップアイドルになって、私たちが事務所もドーンっと大きくします!
――もしその夢が叶ったとしたら、まず誰に報告しますか?
佐伯 遠くでずっと応援してくれている祖母ですね。「テレビのアイドル番組を観て遙子を探すけど、見つからないねぇ」って言われ続けているので。
――これまでアイドル活動されてきて、いちばん嬉しかった瞬間はいつでしょうか?
佐伯 やっぱりこのメンバーでスタートすることが決まったときです。妙にそわそわしちゃって、湯飲みに注いでたお茶が溢れるくらいで!
――では、今まででいちばん悔しかった瞬間は?
佐伯 そんなの数えきれないくらいありますよ~。でもいちばんはソロの頃、あるオーディションでほぼ同期の子が当たり前のように勝ち取って、私は一瞬で不合格だったときです。顔に出さないように必死に取り繕ったけど、悔しかったなぁ。
――今まででいちばん努力したことは?
佐伯 ずっと、ずっと努力はしてきたんですけど、今がいちばん頑張っている気がします。先輩として出来る限りみんなをサポートして、一緒にアイドルの頂点に立つために。
――徐々に遙子さんの魅力が紐解けてきました。それでは、楽曲についてお聞きします。「Shine Purity~輝きの純度~」を始めて聴いたときの印象はいかがでしたか?
佐伯 聴かせていただいた瞬間、私たちの歌だって感じて。デビューしてからも、この曲に何度も背中を押されました。
――「Shine Purity~輝きの純度~」を一言で説明するなら?
佐伯 仲間です。私にとってはメンバーの顔が浮かぶ曲なんですよね。
――「Shine Purity~輝きの純度~」で好きな歌詞は?
佐伯 “星を見て 輝かせて 暗闇も恐れない”です。お掃除やお料理中、それこそ自主練でもついつい口ずさんじゃうんです~。
――好きな音楽のジャンルはありますか?
佐伯 やっぱりアイドルが好きなので、子供の頃に聴いて耳に残っている昔の曲を探して聴くのにハマってます。改めて聴くとすごく新鮮だなって。
――歌とダンス、どっちが好きでしょうか?
佐伯 え~選ぶの難しいなぁ。歌かな?
――では、そろそろ終盤です。最近なにか悩みはありますか?
佐伯 そうだなぁ……一応経験者なので、私自身、積み重ねてきたものがたくさんあるのは当然なんですけど、それをどういう形でみんなに伝えるか……です。先輩と仲間の境界線に自分で勝手に悩んでます。
――それは確かに難しいところですね。遙子さんにとっての理想のアイドル像とはどういうものでしょう?
佐伯 私が子供のときに体験したような感覚を目指したいです。宝箱に夢が詰まっていて、それが一気に解き放たれるというか……すみません! わかりにくいですよね?
――いえ、とても良い表現です。では遙子さんにとってアイドルとは?
佐伯 常に輝いていて、憧れてもらえないとダメだって思っています。
――そんな10年後の自分に向けて一言かけるとしたら?
佐伯 10年後……30歳か……うわ~なんだろ。遙子、あなたの進んだ道は絶対間違ってないから! 変化を恐れず突き進んでね!
――すごく前向きなエールです。最後にファンへ一言お願いします。
佐伯 ソロで上手くいかなくって落ち込んだときもあったけど、ファンの方がいるから夢を持ち続けられたんだなって感謝しています。精一杯頑張るので、これからも応援してくれると嬉しいです。……なんだか最後、湿っぽくなっちゃってごめんなさい!
●作品情報
TVアニメ『IDOLY PRIDE』
2021年冬より地上波・BS・CS各局やAbemaTVをはじめとした配信サービスにて放送決定
【STAFF】
原案:水澄佳希(QualiArts)、安達薫(ストレートエッジ)、花田十輝(SATZ)
原作:Project IDOLY PRIDE
キャラクターデザイン原案:QP:flapper
監督:木野目優
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン:木野下澄江
アニメーションプロデュース:CAAnimation
アニメーション制作:Lerche
【スタッフ】
原案:水澄佳希(QualiArts)、安達薫(ストレートエッジ)、花田十輝(SATZ)
原作:Project IDOLY PRIDE
キャラクターデザイン原案:QP:flapper
音楽:ミュージックレイン、QualiArts
楽曲制作:大石昌良、沖井礼二(TWEEDEES)、北川勝利(ROUND TABLE)、さかいゆう、田中秀和(MONACA)、やしきん、kz(livetune)、Q-MHz、Wicky.Recordings
【キャスト】
神田沙也加、橘美來、菅野真衣、結城萌子、夏目ここな、佐々木奈緒、宮沢小春、高尾奏音、相川奏多、日向もか、首藤志奈、雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜、戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生
© 2019 Project IDOLY PRIDE
© 2019 Project IDOLY PRIDE/星見プロダクション
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