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INTERVIEW

2019.07.17

夏のフェスとライブを盛り上げるトリプルA面シングル!綾野ましろ、新作リリースインタビュー

「 “リスアニ!LIVE”はバチバチでのライブっていう感じ」(綾野)

──「confession」はElements Gardenによる楽曲ですが、どのようなご希望を出されましたか?

綾野 ファンと一緒に歌える曲、そして掛け合わせができればと上松(範康)さんにお願いしました。コーラスパートはあえて決め込まずレコーディングのなかで作っていく形で、男性スタッフの皆さんにも入っていただきました。レーベルのスタッフさんや編曲の藤永(龍太郎)さんに「野太い感じで」と、私がディレクションして(笑)。あとは「もっと解き放って!」って(笑)。ライブを想定して叫ぶ感じというか、煌めき、熱感、瑞々しさ……いつもは私が歌う側なので、歌ってくれてるだけでうれしいなって思っちゃいました。

──こういったライブを想定する楽曲への思いが、特に強くなってきている気がするのですがいかがですか?

綾野 より強くなってきていると思いますね。デビューのときから一緒に歌うとか掛け合いをしてもらおうと考えていたわけでありませんが、ライブを重ねるなかで自然と一緒に歌ってもらえることが増えたので、だったらもうみんなに歌ってもらう部分を作ってしまおう、と「confession」をいただいたときに思いました。

──ライブではどんなエネルギーをもらいますか?

綾野 マイクを向けたときのファンの皆さんの表情がすごく好きです。前のほうにいる人の表情や後ろのサイリウムの激しさって、結構見えてるんです。そのときって男女問わず、“漢”になってるんですよ(笑)。生きるエネルギーを与え・与えられるというやり取りが好きですね。どうしても情熱が先走っていくので、むしろ静かな曲に感情を乗せてあまり動かないようにする演出のほうが大変です(笑)。

──お話を伺っていると、「confession」はライブで熱い盛り上がりをみせる曲になりそうですね。

綾野 そうですね! あとこの曲はBメロの譜割りが細かいのが面白いなと思います。「vanilla sky」も速いほうなのですが、ここまで疾走感がありテンポの速い曲は珍しいですね。感情の激しさが表れてるから、より速く感じるのかもしれません。

──歌詞はいかがでしたか?

綾野 作詞のRUCCAさんがすごいんです。すごく長い時間お話をしたわけではないのにも関わらず、「なんでこんなに自分のことをわかってくれるんだろう」と思うような内容で。きっと聴く人によっていろんな角度から共感できる歌詞だと思います。

──Elements Gardenのレコーディングは大変だとよく聴きますが、いかがでしたか?

綾野 お伝えした私の音域の、限界まで使って録っていただきました。でも、普段だったら高すぎて下げるところを「ここまで歌えるんだ」というあらたな境地に達した感じでした。人ってやればできるなと思ったし、声って育てれば伸びるんだという発見もあったので、とても感謝しています。私は感情の流れを表現しながら歌いたいので、頭から順番どおりに録るのが好きで、今回もそうやっていただきました。なので、歌詞の心情に合わせて歌声も熱くなっていっていると思います。

──3曲目の『GLAMOROUS SKY』は中島美嘉さんが実写映画『NANA』の主題歌として歌った曲のカバー。綾野さんはこの曲に対して熱い思いがあるとか。

綾野 まず、原作者の矢沢あいさんの世界観が好きで。矢沢さんから出てくる言葉とか、もう全部(笑)。なのでもちろん『NANA』も大好きで、登場人物の人間関係や音楽はもちろん、ファッションにも強く影響を受けました。映画化されたときも中島さんが演じられてピッタリだなと思いましたし、主題歌は私がリスペクトしているアーティストのひとりであるHYDEさんが作曲しているという、いろんな“好き”が詰まった曲なんです。カバーさせていただくにあたって様々なプレッシャーがありましたが、私なりの歌い方でリスペクトを込めて歌わせていただき、大切な曲になりました。私が思う中島さんとHYDEさんの良い部分と、私が出せるものを全部盛り込んで歌ったので、「やりきったな」という思いが強いです。この曲は、昨年秋に配信リリースしていたのですが、今回トリプルA面としてCDに収録することで聴いていただくきっかけになったらいいなと思いますし、ライブでは一緒に思いきり歌ってほしいですね。

──この曲は昨年11月のワンマンライブで披露されたんですよね。

綾野 『NANA』は女子の間で流行っていて、男子は観ていたのかな?とちょっと構えていたのですが、イントロが始まった瞬間に歓声が上がったので、みんなに浸透してる曲なんだなと感じました。

──今後のライブでも綾野さんの曲のひとつとしてたくさんの人に届けていってほしいですね。

綾野 そうですね。実は、この曲を好きなあまり考えすぎた部分もあって。今年4月のワンマンライブではもうちょっと自由に歌ってみようとしたんです。そうしたら今度はその思いが強すぎたのか、喉の調子がいつものようにはいかず、ちょっと苦しくなってしまって。ワンマンは2daysだったのですが、2日目はファンの方がより大きな歓声で支えてくれて、そこでも温かさというか、熱量を感じました。こんなにみんながライブというものを大切にしてくれて、いろんな熱い思いを持ってこの場所に集まってくださっているんだと思うと、涙をこらえるのが大変でした。その「ありがとう」の気持ちは次のライブでお返しできたらいいなと思うし、出しきれなかった力は、次の頑張りの糧にしたいなと思っています。

──来たる8月4日にはZepp Tokyoで2days開催される“リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ”にご出演されます。

綾野 “リスアニ!LIVE”はバチバチのライブっていう感じがして、すごく好きなんです! 各出演アーティストに十分な時間が与えられて、しっかりセットリストを組めるから力を余すことなく出せる。今回、いつものバンドメンバーと一緒にステージに立つので、そこでまたあらたなグルーヴが生まれると思いますし、夏休みということで、ちょっと開放的な気持ちで楽しめるじゃないかなと。ほかの出演アーティストさんたちとも良い雰囲気を作れたらなと思います。

──綾野さんは、ご自身でセットリストを組み立てるときにはどんなことを念頭に置いて作業をされているのでしょうか?

綾野 曲数が限られるなかだと、「ideal white」とか、多くの方が知っているアニメ主題歌を選ぶことが多いですが、“リスアニ!LIVE”の場合はそういう曲も入れつつ、いつもライブに来てくれている人が、「これをやってくれたらうれしいんだよなー」って思うような、ちょっとコアな曲を盛り込むことができるのが楽しいですね。今回の“リスアニ!LIVE ナツヤスミ”では、新曲はもちろん歌いますが、予定調和ではないライブ感のあるセトリを組めたらいいなって思います。

──そして8月10日には東京・白金高輪SELENE b2にてワンマンライブ“綾野ましろ LIVE 2019 「Möbius」”が予定されています。タイトルにはどのような思いが?

綾野 デビューから5周年を迎える直前のタイミングでの開催ということで、節目というか、ひとつ折り返したような感覚があって。ここからまた新しい物語が始まって続いていくという意味合いでメビウスとしました。5年間を振り返ってみると、やっぱり長かった気がしていて、5年間の間にいろんな経験をさせていただいたので、その感謝の気持ちや積み上げてきた熱い思い、そして成長した部分などをしっかり出しきれるライブにしたいと思っています。毎回、その瞬間のベストを出すのが目標なので、全力を出しきって、素敵な居場所を作れたときに、何か次の目標が見えたらいいなと思います。

INTERVIEW & TEXT BY 日詰明嘉


●リリース情報
8thシングル
「GET OVER / confession / GLAMOROUS SKY」
7月17日発売
【初回生産限定盤(CD+DVD)】

品番:VVCL-1463~4
価格:¥1,481+税

【通常盤(CD)】

品番:VVCL-1465
価格:¥1,204+税

<CD>
01. GET OVER
02. Confession
03. GLAMOROUS SKY
04. GET OVER -instrumental-
05. confession -instrumental-

<DVD>
「GET OVER」 ミュージックビデオ

●ライブ情報
綾野ましろ LIVE 2019 「Möbius」
2019年8月10日(土)東京・白金高輪SELENE b2

●イベント情報
リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ
2019年8月3日(土)・4日(日)Zepp Tokyo
※綾野ましろの出演は4日(日)のみです。

MUNETAKA SPECIAL 2019
2019年8月24日(土)
TSUTAYA O-WEST / TSUTAYA O-nest / TSUTAYA O-Crest / duo MUSIC EXCHANGE / 7th floor

アニエラフェスタ2019
2019年9月14日(土)長野県佐久市・駒場公園

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