庵野秀明監督が『新世紀エヴァンゲリオン』のヒット後初めて手掛けたTVアニメ作品として1998~99年にかけて放送された『彼氏彼女の事情』。この作品は、「エヴァには立ち返らない」と宣言していた当時の庵野監督が、実写映画『ラブ&ポップ』などとともにまた別の表現方法を追求する中で生まれたものとして知られている。今回は、本作のBlu-ray BOXの発売を記念して、『カレカノ』『ふしぎの海のナディア』、そして『エヴァ』を筆頭に、数々の庵野作品で音楽を担当してきた鷺巣詩郎氏に、『エヴァ』や『彼氏彼女の事情』、そして近年の『シン・ゴジラ』にまで通じる庵野作品の魅力について聞いた。続きを読む
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