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2018.10.08
10月6日(土)大阪城ホールにて、『MBSにメフェス2018』が開催され、『ハイキュー!!』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『マギ』『血界戦線&BEYOND』『魔法少女まどか☆マギカ』の5作品に加え、NHKで放送中の『進撃の巨人Season3』が放送局の枠を超えて参戦し、出演声優による生朗読を披露した。
大人気作品の主要キャストを務めた豪華声優陣は、過去最多の計17名が集結。公表している出演声優に加え、梅原裕一郎、櫻井孝宏、松風雅也、小野大輔、小山力也、宮本充、加藤英美里、喜多村英梨がサプライズ出演。さらにシークレット作品『進撃の巨人Season3』には神谷浩史も参戦した。
またアニメを彩ってきた数々のアーティストもサプライズ登場!BURNOUT SYNDROMES、TRUE、中川翔子、中島愛に加え、エンディングでは、『涼宮ハルヒの憂鬱』から平野綾、茅原実里、後藤邑子らSOS団メンバーも登場!その後、さらなるサプライズでA応Pが登場し、まさかの登場に会場は大いに盛り上がった。以下、イベントのオフィシャルレポートをお届けする。
10年に一度といわれた「MBSアニメフェス」がファンの熱い要望に応え、昨年に続いて2年連続の大阪城ホールで開催。2017年10月6日(土)大阪城ホールにて、2日間のMBS音楽イベント「MBS音祭」の初日として開催。台風が接近する中、MBSで放送された人気アニメの夢の競演に、会場に集まった10,000人のファンが酔いしれた。このイベントは同時に、ライブビューイングが全国69ヶ所の映画館で実施されており、約10,000人が日本全国各地から参加した。
16時、開演直前、毎回多くのファンが楽しみにしている「開演前マナー告知映像」が流れはじめた。10年に一度と言われている「MBSアニメフェス」。そして、放送から10年目を迎え、2015年のMBSアニメフェスにも参加した『機動戦士ガンダム00』からグラハム・エーカー(CV:中村悠一)が、【参加の心得グラハムスペシャル】をファンに伝授。グラハムならでの、武士道を模した告知に観客は大盛り上がり。それに続き2014年にMBSアニメフェスに参加した『戦国BASARA』より、伊達政宗(CV:中井和哉)が登場。伊達政宗の「アニメは好きか?」、そして名台詞「Let’s party!」を締めとしたコール&レスポンスに、開演前からファンのボルテージは上がり、夢の競演のスタート準備は整った。
そしていよいよ、イベントスタートを告げるカウントダウンが終わり、本公演の狼煙を上げたのは、サプライズ出演となったBURNOUT SYNDROMES。
『ハイキュー!!』2期のOPテーマ「FLY HIGH!!」が流れ始めると、観客からは大きな歓声が上がり、放送中の名シーンとともに作品の世界を音と映像で楽しんだ。
歌い終わりとともに、内山昂輝(月島蛍役)、斉藤壮馬(山口忠役)の生アフレコがスタート。
幼馴染の二人らしい、息もぴったりな見事な掛け合い、月島、山口の名シーン、青春の一端を垣間見る熱い友情に、会場はただ息を飲んで見守り、感動の渦に巻き込まれた。
そして、再び登場したBURNOUT SYNDROMESが3期OPテーマ「ヒカリアレ」を披露。まさに、トップバッターにふさわしい大盛り上がりを見せた。
続く『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。
「ねえ、次はどうすればいい?オルガ!」の名台詞とともに、開幕し、リフトから上がって登場した河西健吾(三日月・オーガス役)、細谷佳正(オルガ・イツカ役)。
2015年の放送から約3年の月日が経過した本作だが、三日月とオルガの掛け合いはその月日を感じさせず、まさに見事の一言。
そして、サプライズゲストとして、梅原裕一郎(ユージン・セブンスターク役)、櫻井孝宏(マクギリス・ファリド役)、松風雅也(ガエリオ・ボードウィン役)が怒涛の登場。そのたびに止まらない観客の大歓声。
作品の重厚な世界観を本公演最多の5人の名優が生アフレコで掛け合い、鉄華団結成の話から始まった、地球に降り立つ第一期最終話までのその圧巻のステージに観客は酔いしれた。
ステージが終了し、キャストが退場すると同時に、センターのモニターからはTRUEがサプライズ出演。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』EDテーマ「STEEL-鉄血の絆-」を歌い上げ、このステージを締めた。
2作品のトークパートに続いて、『マギ The kingdom of magic』パートでは、石原夏織(アラジン役)と梶裕貴(アリババ役)が「ダンジョンを攻略してMBSアニメフェスに参加できるチケットを獲得する」というオリジナルのシナリオを演じた。
アラジンとアリババが浮かれているとサプライズで櫻井孝宏(ジャーファル役)が登場し、おふざけにくぎを刺す。しばらくオオサカを探索していると人だかりを発見する3人。そこへアニメ本編さがならにサプライズで小野大輔(シンドバッド役)の姿が見えると歓声が上がった。
一行は目的のダンジョンに向かい、到着したダンジョンでは『進撃の巨人』『七つの大罪』『黒執事』『コードギアス 反逆のルルーシュ』など同じ役者が演じる他作品のキャラクターにも触れるなど、作品の垣根を越えた展開に会場には終始笑い声が響いていた。何とか無事アニメフェスのチケットを入手したところで先程までの雰囲気から一変、名場面の生アフレコがスタート。
アニメ最終話の激しい戦闘シーンを熱演、ステージにはルフをイメージした金の羽が舞い、作品の世界さながらの光景となった。最後はアラジンとアリババが友情を確かめ合いステージを終えた。
続いて、テレビアニメ『天元突破グレンラガン』からスペシャルアーティストとして中川翔子が登場。
MBSアニメフェス初登場となる中川は、OPテーマ「空色デイズ」を熱唱。まさかの登場に、観客からは驚きの喚声が上がった。そして、先ほどステージを終えたばかりの『マギ The kingdom of magic』のEDテーマ「The Bravery」のカバーと、2曲を歌い上げた。
そして、息もつかぬ間後半に差し掛かり、おなじみのセリフ「ハロー、ミシェーラ、元気ですか?」で始まったのは『血界戦線 & BEYOND』。阪口大助(レオナルド・ウォッチ役)が軽快な音楽ともに、ライブラの仲間を紹介していく。
そして、赤いレーザーの演出、まさにクラウスを彷彿させる形で登場したのは、サプライズゲストの小山力也(クラウス・V・ラインヘルツ役)。それに続くサプライズとして、ライブラのメンバーである宮本充(スティーブン・A・スターフェイズ役)が必殺技を叫びながら登場。それぞれのキャラクターの必殺技のシーンでは大画面のいっぱいの迫力ある技名とエフェクトが会場の観客を熱狂させるステージとなった
2つの作品の声優によるトークコーナーの後に続いては……、ということころで次の作品のルーレットに異変が。途中大きな音ともにルーレットが崩れると、会場は静寂に包まれた。暗闇の中、「壁の向こうには海があるという。壁の向こうには、俺は、何があると思っていたんだろう……。」というセリフともに現れた梶裕貴(エレン・イェーガー役)。
セリフが終わると同時に、燃えさかる炎の映像の中から『進撃の巨人』のタイトルロゴが出現。NHKへと放送局が変わっても、その壁を打ち破ってMBSアニメフェスにやってきた『進撃の巨人Season3』。巨人の咆哮ともに、始まった生アフレコ、まさかのサプライズ参加に観客は大興奮!!
そして、先ほどのマギのステージに続いて小野大輔(エルヴィン・スミス役)も登場。さらに神谷浩史(リヴァイ役)も登場して、会場のボルテージは最高潮に!止まらない進撃の掛け合い、壮大な余韻を残してステージは終えることになった。
続いて、TVアニメ『マクロスF』からスペシャルアーティストとして中島愛が登場。
『マクロスF』を象徴する曲でもあり、劇中に出てくる人気曲「星間飛行」を歌い上げた。名台詞の「キラッ☆」とともに、会場には星が輝く演出。まさに、タイトル通り星々を旅しているかのような空間を観客は体験した。
本公演ラストに登場した作品は『魔法少女まどか☆マギカ』。悠木碧(鹿目まどか役)に続いて、まどかに魔法少女の契約をせまる、加藤英美里(キュゥべえ役)がサプライズで登場し、物語の始まりの合図を告げる。
サプライズに沸く観客に、さらに喜多村英梨(美樹さやか役)がサプライズで登場、魔法少女とキュゥべえと役者はそろった。
作品の最初から最後まで描いた名場面の生アフレコは、放送から7年経った今も観客の心をとらえて離さない。まどかが魔法少女になることを決意する終盤の場面に差し掛かると、悠木は大粒の涙を流しながらセリフを絶叫。胸に迫る熱演に、観客も共に涙を流した。
ステージが終わるとともに、すでにTVアニメ化が発表されている『マギアレコード』が2019年MBSで放送されることが発表された。そして、サプライズゲストとして、TrySailが登場。
「マギアレコード」のテーマソング「かかわり」を歌い、かつ『魔法少女まどか☆マギカ』のOPテーマでもある「コネクト」をカバーし、本公演の最後を飾るにふさわしい、まさに魔法のようなステージだった。
『進撃の巨人Season3』『魔法少女まどか☆マギカ』に登壇していたキャストによるトークコーナーが終了し、エンドロールが流れ、最後の「これからもすべてのアニメーションへの応援をよろしくお願いいたします」という文字と観客の温かい拍手とともに、感動のフィナーレ……と思いきや、最後のメッセージが参加作品のそれぞれのキャラクターによって何度もループしていく。異常な事態にざわつく会場。そして、8回目。今やアニメファンの間でも語り草となっている『涼宮ハルヒの憂鬱』の有名な「エンドレスエイト」を想起させるこの展開。そして、緊急参戦の文字とともに、始まったのは『涼宮ハルヒの憂鬱』の文化祭の1シーン。
アニメの映像とシンクロするように、平野綾が登場し、劇中曲「God knows…」を熱唱。
まさに、劇中の文化祭の観客と同じように、アニメの世界を体感するライブとなった。だが、サプライズはまだ終わらない。平野綾の「SOS団参上!」の声に続いて、さらに茅原実里、後藤邑子が登場。
一大ブームを巻き起こした「ハレ晴レユカイ」のポップでキュートな心躍る踊りに、観客は大いに盛り上がった。
そして、いよいよフィナーレ。4時間にもわたるステージにも終わりの時が来た。今一度、登壇したキャストが勢揃い。各キャストそれぞれ観客に向け最後の挨拶をしながら、小野大輔が先んじて会場を後にした櫻井孝宏の手紙を代読。小野が手紙を読み上げると、最後に櫻井からの託されたメッセージが。小野が読み上げをためらううちに、会場は雷鳴が轟いて何やら不穏な空気が……瞬間、会場スクリーンに稲妻が走り小野に直撃。そこに現れたのは、『おそ松さん』に登場する十四松。
「ありが特大サヨナラホームラーン!!」と十四松ポーズで小野が絶叫し、LEDが全開で登場したのはA応P。OPテーマ「はなまるぴっぴはよいこだけ」を歌って、まさに作品と同様に予想もつかない展開で放送局の垣根を超えて登場し、会場も大盛り上がり。ライブ終了後、各キャストの観客への挨拶も行われ、最後はキャスト、観客も一体となって全員で、「MBSアニメフェス」とコール。キャノン砲から放たれた金テープが会場を舞う中、また次の開催を願って鳴りやまない拍手と喝采ともに2018年MBSアニメフェスの幕は閉じた。
MBS ANIME FES.2018(MBSアニメフェス2018)
10月6日(土) 開場 15:00/開演 16:00
会場:大阪城ホール、ライブビューイング全国69館
動員:大阪城ホール:10,000人 ライブビューイング:10,000人
<セットリスト>
1.ハイキュー!!
LIVE:BURNOUT SYNDROMES「FLY HIGH!!」★サプライズ
生アフレコ:内山昂輝(月島蛍役)、斉藤壮馬(山口忠役)
LIVE:BURNOUT SYNDROMES「ヒカリアレ」 ★サプライズ
2.機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
生アフレコ:河西健吾(三日月・オーガス役)、細谷佳正(オルガ・イツカ役)
梅原裕一郎(ユージン・セブンスターク役)★サプライズ
櫻井孝宏(マクギリス・ファリド役)★サプライズ
松風雅也(ガエリオ・ボードウィン役)★サプライズ
LIVE:TRUE「STEEL-鉄⾎の絆-」★サプライズ
3.マギ The kingdom of magic
生アフレコ:石原夏織(アラジン役)、梶裕貴(アリババ・サルージャ役)
櫻井孝宏(ジャーファル役)★サプライズ
小野大輔(シンドバッド役)★サプライズ
スペシャルライブ1 中川翔子 ★サプライズ
「空色デイズ」、「The Bravery」
4.血界戦線&BEYOND
生アフレコ:阪口大助(レオナルド・ウォッチ役)
小山力也(クラウス・V・ラインヘルツ役)★サプライズ
宮本充(スティーブン・A・スターフェイズ役)★サプライズ
5.進撃の巨人Season3 ★シークレット作品
生アフレコ:梶裕貴(エレン・イェーガー役)、小野大輔(エルヴィン・スミス役)、神谷浩史(リヴァイ役)
スペシャルライブ2 中島愛 ★サプライズ
「星間飛行」
6.魔法少女まどか☆マギカ
生アフレコ:悠木碧(鹿目まどか役)、加藤英美里(キュゥべえ役)★サプライズ
喜多村英梨(美樹さやか役)★サプライズ
LIVE:TrySail ★サプライズ
「かかわり」、「コネクト」
スペシャルライブ3 平野綾、茅原実里、後藤邑子 ★サプライズ
「God knows…」 平野綾
「ハレ晴レユカイ」 平野綾、茅原実里、後藤邑子
スペシャルライブ4 A応P ★サプライズ
「はなまるぴっぴはよいこだけ」
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