この4月に放送も物語後半に突入し、佳境を迎えつつあるTVアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』。TRIGGERとA-1 Picturesによる共同制作、多くの謎と伏線を張り巡らせたストーリー、キャラクターたちが戸惑いながらも前を向いて進む群像劇など見どころは多いが、劇中に登場する5人の少女たちによるユニット、XX:me(キス・ミー)が歌うEDテーマもまた、本作を魅力的に彩る要素のひとつだ。
アニメ本編の展開とシンクロするように切り替わるそれらのEDテーマを制作したのは、乃木坂46や家入レオらへの楽曲提供で知られる作曲家の杉山勝彦。昨年には声優ユニットのNOW ON AIRに「キボウノカケラ」などを書き贈った彼が、今回は全6曲のEDテーマを一括で手がけることで『ダリフラ』という作品により一層の深みを与えている。杉山がその楽曲群で描いた「並行世界」とはどんなものなのか?本人に話を聞いた。続きを読む
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