“アニメ音楽×ハイレゾ”の情報サイト「リスレゾ」(http://www.lisres.jp)。
ハイレゾ音源の中でも人気が高いアニメ音楽に特化した「リスレゾ」は、アニメ・アニメ音楽メディア「リスアニ!」編集部監修の元、ハイレゾの情報を盛り込んだ作品レビュー、特集、連載などを通じて、“アニメ音楽×ハイレゾ”の魅力に迫った記事を公開している。
この度、2017年12月4日から12月17日までの期間にアクセスが多かった記事のトップ10が公開された。
(https://www.lisani.jp/0000100112/ )
今秋に放送されているTVアニメの中で大きな注目を集めている作品『宝石の国』。人の形にして人ならざる宝石たちが織りなす豊かなドラマはもちろん、原作の繊細なニュアンスを汲んだ煌めきと躍動に溢れる映像や音響も話題となっている。「宝石を演じる」その難しさの中でそれぞれの個性や情感を表現する、声優陣による演技の妙も光る。
この話題作のOPテーマがYURiKAの「鏡面の波」だ。幼い頃からアニソンシンガーをめざし、『リトルウィッチ アカデミア』テレビシリーズのOPテーマでデビューを果たした彼女だが、この「鏡面の波」では早くも、これまでと異なる雰囲気、新しい魅力を感じさせてくれる。楽曲の制作は、オルタナティブ・ロック/ポストロックのフィールドで活躍するハイスイノナサの照井順政が担当。ミステリアスで儚く美しいこの曲にYURiKAはどのように向き合い、その世界を表現したのか。YURiKAに詳しく話を聞いた。
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この秋、大きな話題を集めているTVアニメ『宝石の国』。挑戦的なグラフィック技術による宝石の煌めき、ダイナミックなカメラワークで捉えた躍動的な映像。キャラクターの繊細な心理描写や、ミステリアスな世界観に背景に展開するストーリーが実に魅力的な作品だ。
いっときも目が離せない、そして心を揺り動かす本編のあとに続くのは、静かな映像とゆったりとしたリズムで彩るエンディング・パート。ここで流れているEDテーマが大原ゆい子の「煌めく浜辺」だ。EDテーマを彼女が担当すること、そして、この曲の作詞・作曲・編曲がムーンライダーズの鈴木慶一であることは、放送時にクレジットが現れるまで秘密にされており、驚いた方も多いことだろう。『宝石の国』「鈴木慶一」というふたつの未知の世界に出会い、それをひとつの歌に重ね合わせた大原ゆい子に詳しく話を聞いた。
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『ガールズ&パンツァー 最終章』のOP主題歌は、シリーズに深く関わってきた佐咲紗花が担当。シリアスな雰囲気をたたえたロックで作品世界を描き出す。カップリングには明るく開放感のあるサウンドを展開した「プラネタリー」を収録。
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© GIRLS und PANZER Finale Projekt
TVアニメ『宝石の国』のOPテーマは、ハイスイノナサの照井順政が作詞・作曲・編曲を担当。ポストロックのサウンドに透明感のあるボーカルが輝きを放つ。シングル形態のアニメ盤、ミニアルバム形態のアーティスト盤の2種類でリリース。
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『ガールズ&パンツァー 最終章』のED主題歌は、TVシリーズのED主題歌「Enter Enter MISSION!」を今作のためにリアレンジ。カップリングには、特報で使用されているイメージソング「Long and Shining Road」を収録。
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© GIRLS und PANZER Finale Projekt
TVアニメ『宝石の国』のEDテーマは、ムーンライダーズの鈴木慶一が作詞・作曲・編曲が担当。幻想的で不思議な音世界にイノセンスな歌声がこだまする。シングル形態のアニメ盤、ミニアルバム形態のアーティスト盤の2種類でリリース。
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2017年4月より放送されたTVアニメ『覆面系ノイズ』は、音楽好きにとって非常に魅力的かつ衝撃を覚える作品だった。「花とゆめ」で連載中の福山リョウコによる少女マンガを原作としたこのアニメは、聴く者を惹きつける歌声を持つ少女・ニノ(CV.早見沙織)と、彼女の幼馴染で初恋の相手であるモモ(CV.内山昂輝)、そして作曲が得意な少年のユズ(CV.山下大輝)という音楽的な才能に恵まれた3人を中心に、それぞれの想いがすれ違いながら交錯していく「音楽×片恋ストーリー」だ。
この物語において重要な役割を果たすのが、ユズがメンバーとしてすべての楽曲を手掛ける覆面姿の人気オルタナティブ・ロック・バンド、“in NO hurry to shout;(以下、イノハリ)”。ストーリーの序盤では深桜(CV.高垣彩陽)がボーカルを務め、後に彼女との入れ替わりでニノが加入することによって運命の歯車は一気に回り始める。彼らの音楽が時に物語を駆動し、時にニノの心象を映すものとしてアニメの世界を激しく彩っていくのだ。
そんなイノハリの楽曲を実際に制作したのが、数多くのアニメ作品に携わってきたことで知られる音楽家のNARASAKI。自身のバンドであるCOALTAR OF THE DEEPERSにて独自のオルタナティブ・ロックを追求してきた彼以上に、イノハリの音楽を現実のものとして存在させるのに適任の人物はいなかっただろう。それはアニメのOP/EDテーマや挿入歌として制作され、CDシングルおよびハイレゾ音源としてリリースされた一連の楽曲群を聴けばすぐにわかるはずだ。
今回は「アニソン×オルタナ」という意外にして最高のマッチングを実現したイノハリ楽曲の話題を中心に、NARASAKIへのインタビューを実施。また彼とともにSADESPER RECORD(サデスパー・リコード)名義で同アニメの劇伴を手掛け、イノハリの音源にもドラムスで参加しているWATCHMANにも同席してもらい、『覆面系ノイズ』の音楽的な魅力に迫った。
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©福山リョウコ・白泉社/アニメ「覆面系ノイズ」製作委員会
今秋に放送がスタートした梅田阿比原作のTVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』。砂の海に覆われた世界をさまよう漂泊船〈泥クジラ〉を舞台に、そこで外の世界との接触を絶って暮らす人々に訪れる劇的な運命と、それに抗わんとする少年少女たちの記録を描いたハイ・ファンタジー作品だ。〈情念動(サイミア)〉と呼ばれる感情を源とした超能力をはじめ、多くの謎を隠し持つ幻想的な世界設定や息もつかせぬストーリー展開などで、早くも今期話題のタイトルとなっている。
そんな注目作のED主題歌「ハシタイロ」でメジャーデビューを飾るのが、ここで紹介するシンガー・ソングライターのrionos。アニメ・タイアップ曲を歌うのは今回が初ながら、以前から作曲家/クリエイターとしてChouCho、上田麗奈、寺嶋由芙ほか多くの作品に携わっていることもあり、その名前に見覚えがある人も多いことだろう。『クジラの子らは砂上に歌う』という作品に出会ったことでスランプを乗り越え、ソロアーティストとしての再起を果たしたという彼女に、今回のシングルに込めた『クジラ』や自身の活動に対する想いを語ってもらった。
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TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのニュー・シングル「Magical Circle」がリリースされた。
ボンジュール鈴木とコラボした前作のシングル「Round&Round&Round」に続き、彼らが劇伴を手がけるTVアニメ『魔法陣グルグル』のED主題歌となる本作。今回はフィーチャリング・ボーカリストに中川翔子を迎え、彼女の『グルグル』愛に溢れた甘酸っぱく弾けるような歌声と、ストリングスを除き全編アナログシンセで構築されたオーケストラル・ポップなサウンドが幸せな昂揚感をもたらす名曲となっている。
今回は『魔法陣グルグル』という作品の集大成的な内容となった本作について、TECHNOBOYSの3人と中川にたっぷりと語ってもらった。
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2012年から2013年にかけて放送されたTVアニメ『ガールズ&パンツァー』のオリジナルサウンドトラック。作品世界を彩る鮮やかなマーチ・サウンドに胸が高鳴る。ハイレゾ版は異例ともいうべきロングセラーを記録した。
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© GIRLS und PANZER Projekt
このほかにも、「リスレゾ」ではオリジナルのインタビュー記事から作品レビューまで多数紹介しているので、是非チェックしてほしい。
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