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INTERVIEW

2017.12.13

『Dies irae』主題歌から幻の名曲まで収録!榊原ゆいのこだわりが詰まったアルバム『Next Door』発売記念インタビュー

『Dies irae』主題歌から幻の名曲まで収録!榊原ゆいのこだわりが詰まったアルバム『Next Door』発売記念インタビュー

2017年12月13日、声優・榊原ゆいが11枚目のアルバムとなる『Next Door』をリリース。現在放映中のTVアニメ『Dies irae(ディエス・イレ)』のOP曲「Kadenz(カデンツァ)」をはじめとして、オリジナル曲やゲーム主題歌など全17曲を収録。オリジナル曲は自ら作詞・作曲を行い、選曲、ジャケット撮影から衣装・小道具・ヘアメイクまで自らプロデュースを行うというこだわりまくった1枚となっている。今回は、そんな2年ぶりのアルバムに込められた想いを語っていただいた。

――今回の『Next Door』は榊原さんにとって2年ぶり、11枚目のアルバムになりますね。

榊原ゆい ずっと1年に1枚出し続けていたので、そこからすると「2年ぶりか」って思うんですけど、2年ぶりっていっても普通じゃないかって思われるかもしれません(笑)。でも、やはり感慨深いものがあって、10枚目は10というキリのいい数字だったので変化をもたらしたくて、ここで一旦一区切りしたんですよね。バースデーライブも10年連続で10回やっていたんですがこれも一度お休みして、“10”という数字が終わって、次の“11”へ行くための自分の活動や考え方を改めていろいろ感じた2年間になりました。

――では“11”ということで、これまでの10枚とは違ったものを打ち出したいという気持ちは強かったのでしょうか?

榊原 そうですね。これまでずっとガツガツやってきて、“榊原ゆいってどんな人なの?”って言われたときに、“声優やって歌って曲作って振り付けして踊るマルチな人”としてこの10年の中で認識してもらえるようになったんじゃないかと思います。さてここから先、自分もどうやってパフォーマンスをしていくかと考える中で、アルバムはリリースしてなかったんですけど、この2年間ライブやイベントは結構やっていたんですね。そういう活動を積み重ねていく中で、“アルバムを出さなきゃ”というよりも“アルバムを出したい”と思ったタイミングでリリースすることができました。

――では、具体的にどんなコンセプトのアルバムになりましたか?

榊原 『Next Door』というタイトルはアルバムを制作しようと思い始めた頃から自分の中で決めていて、表題曲も同じタイトルにしようと思っていました。ここから先、明るく前向きにスカッとする曲を作りたいというのをベースに、ここ何年かで歌わせていただいた曲があったり、昔の曲から引っ張り出してきたり、ちょっとふざけてみたりとか(笑)。最近、お笑いの方と漫才もやらせていただいて(※天津の向さんのイベント)、私には笑いも必要だなと思って(笑)。今までのアルバムもバラエティ豊かでしたけど、今回は改めてバラエティに富んだものができたという感じですね。

――タイトルはやはり“次の扉を開く”みたいな意味合いですか?

榊原 そうなんです。今回はみなさんへの応援歌でもあるし、自分に向けての応援歌にしようと思っていたので、『Next Door』というタイトルはしっくりくるというか。直感でパッと浮かんだんですが、迷いなく決まり!という感じでした。

――アルバムのタイトルはこれまでも榊原さんが考えられていたんですか?

榊原 過去全部そうですね。今までのアルバムはその時に見せたいパフォーマンス、世界観ありきで作ってきたところがあって、タイトルもそこからつけていたんですが、今回はPVがなかったので、その分パフォーマンスよりもアーティスト的な気持ちの部分で作りたい曲が書けたかなと思っています。私はダンスをするので、それに合わせて現実ではありえないような世界観を作ってきたんですが、今回はそれがない分、わりと現実的な感じです。人として(笑)。

――ジャケットでこだわったところは?

榊原 今までやったことがないイメージのジャケットにしようということで、サイバーっぽいのはやったことがないなと思ってこういう感じにしました。ジャケットを撮影する時にはカメラマンさんやスタッフさんに、ファッション雑誌を切り取ったのを見せて、「こういう照明の当て具合で」と……。

――えっ、服とか雰囲気とかじゃなくて“照明の当て具合”なんですか?

榊原 照明の当て具合や光の加減って、口では説明しづらいじゃないですか。普段からファッション雑誌で気に入った照明の当たり方を切り抜いてるんですけど、今まで光と影のコントラストが激しめな写真というのがあまりなかったので、カメラマンさんには珍しいねと言われました。セルフプロデュースなので自分の中でイメージができあがっちゃっていて、デザイナーさんにもデザインの方向性をサンプルをお送りして、スタッフさんとも意志を統一していいものを作っていただきました。衣装もヘアメイクも自分なんですけど、今回はちょっと濡れ髪でいこうとかも自分で決めて……。

――このサングラスとかもご自分で?

榊原 はい。たまたま小道具の一つとして買って、使ってみたら思ったよりも主役な小物になりました(笑)。これ、全部プラスチックなんですよ。あまり透けなくてむちゃくちゃ見づらいんですね(笑)。

――でも、アーティストさんがヘアメイクから小道具まで自分でというのは、セルフプロデュースといっても珍しいですよね。

榊原 自分で動いたほうが早いというのはありますね。私の脳をスタッフみんなで共有できたらいいんですけど(笑)。でも、そうすることによって、私はよりアルバムに対して思い入れが強くなるので、全然苦じゃなくていつも楽しくいろいろ考えてます。

――では、収録されている楽曲についてうかがいたいのですが、まず1曲目のオリジナル新曲「LOVE×BOOM!」から。

榊原 この曲は完全に思い付きです(笑)。アルバム制作に入ってだいぶ経ってから、急にAngel Note代表の鈴木(ルヒカ)さんにお願いして、「あのー、ちょっとオープニングの曲作りたいんですけどー」ってお願いして、打ち合わせに行ったんですよ。私の好きな洋楽、それもちょっと古めのクラブミュージックのテイストを入れつつ、歌詞とメロディラインは繰り返しなんですけど、徐々に盛り上がっていくパリピ感をライブで楽しめるようにと思って作りました(笑)。振りもつけるつもりなので、みんなで同じ振りで楽しみたいですね。

――2曲目の「Next Door」がリード曲ということになりますね。この曲も榊原さんの作詞・作曲です。

榊原 この曲は編曲をMeisくん(Meis Clauson)に指名でお願いしたんですが、私のこだわりがハンパなくってご迷惑をおかけしました(笑)。王道なメロディラインでわかりやすいノリ曲なんですが、変化球はどこかにほしくて、しかも自然な流れの中で入ってくる“こだわりの変化球”がほしかったので、サビ前とかに使われている「パン!」というSEを2デシベル上げてもらったりとか。色々とやり取りを交わして、結果私の中では思い描いたものが完璧にできました。今までは“背中を押せ押せ”な応援歌が多かったんですが、この曲は隣に寄り添って肩をポンと叩くような応援歌になっています。“つらいのわかるよ~。でも明日からまたがんばろうぜ”と言ってくれるいい上司のような曲です(笑)。

――3曲目「Kadenz(カデンツァ)」はすでに聴かれた方も多いと思います。

榊原 TVアニメ『Dies irae(ディエス・イレ)』のOP曲なんですが、この曲は私と与猶啓至(ヨナオケイシ)さんで怖くてビビりながら作った曲なんですよ(笑)。この作品は歴史が長くて、主題歌は今回で4曲目なんです。最初に出たゲーム、完全版、コンシューマ版(PSP版)と3作品の主題歌をすでに書いていて、ここで一番注目を浴びるアニメの主題歌がきたので、お話をいただいた時はうれしかったんですが、4回目で全力を出せるかなと。でも、作ってみると4回目でネタがなくなるんじゃなくて、重ねてきたことでかえってハマっていいものができたんですよね。今回アニメということで、新規の方のためにちょっとキャッチーさもありつつ、『Dies』の曲らしさもあるちょうどいいラインを狙おうということになったんです。それで、ちょっと厨二感を抑えましょうと(笑)。でもびっくりするぐらい反応がよくて、みんな曲をほめてくれるので、作る前まで不安ではあったんですが作ってみてよかったですね。お客さんにコーラスをしてほしいところもBメロで入れているので、酔いしれながらコーラスしてほしいです(笑)。

――4曲目は「Snow World End」。

榊原 これはフルバージョンが初収録になります。この歌は私がヒロインを演じているPCゲーム『フユウソ~Snow World End~』OP曲で、この「ウソ」シリーズはAyumi.ちゃんが作詞をしているのですが、私がOPに抜擢されたということで作曲は私がすることになりました。だから私が作曲だけをしているという初のパターンなんです。ヒロインが複雑な子なので、転調で複雑さを表現してみました。

――5曲目の「月と星のモラトリアム」はどんな曲ですか?

榊原 これもヒロインをやらせていただいているPCゲーム『恋愛教室』の主題歌なので、気持ちが乗りやすかったです。ゲームでは“月と星”というのを女の子たちと主人公に当てはめて物語が進んでいくので、ゲームをプレイされた方には作品の世界観を感じていただける曲だと思います。がんばってかわいい声で歌っています(笑)。

――曲数が多いのでどんどん進めさせていただきます(笑)。次は「初めての恋よ咲き誇れ!」。

榊原 PCゲーム『そして初恋が妹になる』OP曲です。こちらもノリがよくて、“ザ・オープニング”というようなワクワクする明るい曲です。ライブ向きだし、作品のOPとしてもドンピシャなものなんじゃないかと思います。サビの最後が曲のタイトルなのも熱いですね。

――7曲目の「ドキドキ☆ココロ☆フレーバー」。

榊原 これは海外でもすごく大人気のPCゲーム『ネコぱらVol.2』OP曲で、出てくるキャラクターがネコ娘ちゃんたちなので、そのあたりを意識してかわいらしく、ちょっと甘めににゃんにゃんで歌いました(笑)。

――ゆいにゃんがにゃんにゃんで(笑)。次は「Cunning」ですが、これはどういう曲なんですか?

榊原 この曲は隠れた一推しの曲です。これは『Teranoid』というCDが10年前に発売になったんですけど、DJ MIXで発売されていて、原曲は世に出ていなかったんですね。DJの方がREMIXをするのを前提で作られた曲なので、原曲は私が歌を入れるためだけのものだったんです。音源は私と作曲・編曲の古さん(古川竜也)しか持ってなくて。今回、どの曲を収録しようか考えながらパソコンを漁っていたところ、「そういえばこれ世に出ていないな」と思って古さんに連絡したら「あれ使ってくれるんですか!」ってすごく喜んでくださいました。私自身、この曲が好きでよく聴いてるんですよ。音楽的にも古くなくて今でも通用するアレンジですし、当時書いた私のスレてる歌詞がちょっと気に入っています(笑)。

――では次の「「U」」を。

榊原 これはいつの曲だろうと思ったら、2003年の曲だったんですよね(笑)。でも、この曲も自分のプレイリストに入っていてよく聴いている曲なんです。ベースがバキバキで、ちょっとオトナな感じですね。2003年に美少女ゲームソングで、ベースバキバキでラップも入っているってめっちゃ珍しくて、お気に入りです。アレンジが超好きなので、アルバムに入れてちゃんと前に出したいなと思いました。ちなみにラップの部分は作詞・編曲を担当したボブ(久米)さんが自分で録音してました(笑)。

――10曲目は、PCゲーム『弓張月の導き雲はるか』OP曲 「BRiGHTNESS FALLs」。

榊原 この作品はヒロインが私だけで、セリフ量がめっちゃ多くて何日もかけて収録しましたね。息継ぎするタイミングがなくてめちゃくちゃ難しい曲で、どうやったらこの曲をかっこよく聴かせられるのか悩みました。普段は4テイクぐらいで録音するんですが、この曲は10テイクぐらい録らせてもらいました。そういう意味でも思い入れが強いです。

――11曲目「ヴィグリード」。

榊原 PCゲーム『BLADE×BULLET金輪のソレイユ』OP曲で、作曲とアレンジは前作と同じMANYOさんです。もうMANYOさんの曲はかっこいいので、パンチ入れるところは入れて、抜くところは抜くという緩急があって、歌っていてすごく気持ちいい曲です。ライブで歌うとかっこいいと思います。

――次の「think of…」はオリジナル曲ですね。

榊原 私はみんなから「いつ寝てるの?」って言われるぐらいよく働いてると思われていて、まあ実際そうなんですが寝てはいるんですけどね(笑)。仕事が好きなので立ち止まることってあまりないなと。でも、このアルバム制作の途中でうれしいことに仕事が重なった時があって、ちょっと息抜きしようと思って公園でぼーっとしてみたんですよ。その時、私はこういう時間をとらない人間だなって気付いたんです。時間があると自分磨きに使ったりするので、ぼーっと公園で座るなんてしてないなって。だから、“精いっぱいがんばろうぜ”っていう「Next Door」とは対照的に、ぼーっとして自分の中の気持ちと向き合うことも大事にしようという曲になりました。それも一生懸命生きることのひとつなんだろうなって思います。……結局、私はぼーっとしててもそんなことを考えちゃうので、仕事になっちゃってるやんって話なんですけど(笑)。

――13曲目「Love*Magic!~Wellcome to Minoir!!~」は、PCゲーム『姫恋*シュクレーヌ!』OP曲ですね。

榊原 これは全力でかわいくしました(笑)。歌詞におとぎ話とかお姫様とか王子様とか出てくるので、これは負けられないと思いながら現場で歌ってましたけど(笑)。“これ以上ムリ!”っていうぐらいかわいく歌った曲です。間奏の展開がめっちゃ変わるのが面白いですね。これもお気に入りの曲のひとつです。

――14曲目「愛しさと感謝の気持ち」は、PCゲーム『千恋*万花』芳乃ED曲ということですが……。

榊原 ゆずソフトさんの作品で、キャラクターごとにあるED曲のひとつです。メインヒロインということもあり、EDなのでみんなが噛みしめられるものにしたいなと思って歌いました。EDっていろんな歌い方ができると思うので、3パターンの歌い方で歌ってみて、決まったのが今回収録されている少し大人っぽい感じの歌い方でした。普段と違って現場で調整しながら歌ったので、これはこれですごく楽しかったですね。

――「藍桜」は3DS『STELLA GLOW』サクヤキャラクターソングとのことですが。

榊原 このゲームはヒロインたちが歌で戦うゲームで、戦いの最中にこの曲が流れるんです。サクヤは“和の歌巫女”というキャラクターだったので、結構歌が大事なんですよ。作詞・作曲・アレンジのみんながノリノリだというのがわかったので、本番もノリノリで歌わせていただきました(笑)。和のテイストなので、こぶしを回したり、合いの手を当日アドリブで入れて下さいと言われたり、とっても楽しい曲です。ライブで一度歌ったらみんなノリノリでしたね。『STELLA GLOW』は海外にもファンが多い作品なんですが、今回アルバムに収録されたことでライブで歌う可能性が高まったとファンの方々に話題にしていただいたのがありがたいなと思いました。

――「Get over」はMMORPG『トキメキファンタジー ラテール』イメージソングですね。

榊原 もう『ラテール』の曲は4曲目なんですが、10周年ということで作った曲です。今までは「みんな『ラテール』やろうよ!」という感じのキャッチーな曲だったんですが、今回は10年ということで、ずっと『ラテール』を続けている方や、今はちょっと離れてしまった方に向けて、みんなに響くように歌詞を作って、曲も切なかっこいい、ぐっとくるメロディにしたいなと思いました。今やもう、現在のどの『ラテール』のスタッフさんよりも私のほうがラテールに長く関わっているという(笑)。月日は経つんだけど、変わらないものもあるんだよという気持ちですね。

――そして、ボーナストラック。榊原さん作詞・作曲の「電力自由化そうでっか」ですが……。

榊原 これは全力でふざけました(笑)。エイプリルフールネタでホームページにあげてたものを、録り直して音源化したものです。ただレコーディングするんじゃつまらないので、バンドが練習するスタジオを借りて、どうでもいい会話から全部録って、演奏して、終わって、最後変な会話が入るという(笑)。私、ハーモニカ吹いてるんですけど、別に特技でもなんでもなくて、ネタで吹いただけです(笑)。でも、練習もしていない、その場でアドリブで吹いたそのハーモニカに何故か気持ちがすごく入っていていい音になったので(笑)、その謎の切なさが入っているハーモニカを是非堪能していただきたいですね。

――以上、盛りだくさんの17曲ですね。

榊原 詰め込みましたねー。かっこいいのもかわいいのもふざけているも全部榊原なので、“榊原ゆいってこんな人”というのがわかりやすいアルバムになったと思います。

――そして、このアルバムを引っ提げてライブがあるとか。

榊原 来年の1月19・20日です。初の2Daysで、1日目がBand Night、2日目がDance Nightとなっています。すでに公表していますが、1日目は生バンドで、2日目はダンサーちゃんとダンスで、どちらの日もバージョン違いで「Kadenz」は歌います。でも、その他はセットリスト全部違うんですよ。2日間に分けてアルバム曲も歌うので、これはぜひ2日間とも来てほしい! 『Dies irae』が盛り上がっているので歴代の主題歌も歌いますし、1日目はゲストにPHANTASMのFESさんがいらっしゃいます(笑)。科学アドベンチャーゲームの聖地・渋谷でのライブということもあって、ファンの方にはたまらないと思います。なかなかご降臨されない方なので(笑)、なかなかレアなのではないかと思います。二日通し券もあるので、ぜひおこしください。

――では最後にみなさんにメッセージをお願いします。

榊原 今回のアルバム、いろんな愛を込めて作りました。ゲームの主題歌たちも本当にいい曲ばかりなので、最近ちょっとゲームから離れているという方でもこのアルバムを聴いていただいてからゲームに興味を持っていただくという逆のルートでも全然いいかなと思います。これからもみなさんがいいなと思う曲を歌い続けるようにがんばりますので、まずはこの11枚目のアルバムを楽しんで聴いていただければうれしいなと思います。

Interview&Text By 金子光晴


●リリース情報
榊原ゆい 11th アルバム
『 Next Door 』
12月13日発売

品番:GQCS-90472
価格:¥3,000+税

<CD>
1.「LOVE×BOOM!」 (オリジナル新曲)
2.「Next Door」 (オリジナル新曲)
3.「Kadenz(カデンツァ)」 (TVアニメ『Diesirae (ディエス・イレ)』OP曲)
4.「Snow World End」 (PCゲーム『フユウソ~Snow World End~』OP曲)
5.「月と星のモラトリアム」 (PCゲーム『恋愛教室』OP曲)
6.「初めての恋よ咲き誇れ!」 (PCゲーム『そして初恋が妹になる』OP曲)
7.「Love*Magic!~Wellcome to Minoir!!~」 (PCゲーム『ネコぱらVol.2』OP曲)
8.「Cunning」 (CunningTeranoid Mix原曲オリジナルVer.)
9.「U」 (PCゲーム『ジュエルナイツ・クルセイダーズ』 OP曲)
10.「BRiGHTNESS FALLs」 (PCゲーム『弓張月の導き雲はるか』OP曲)
11.「ヴィグリード」 (PCゲーム『BLADE×BULLET金輪のソレイユ』OP曲)
12.「think of…」 (オリジナル新曲)
13.「Love*Magic!~Wellcome to Minoir!!~」 (PCゲーム『姫恋*シュクレーヌ!』OP曲)
14.「愛しさと感謝の気持ち」 (PCゲーム『千恋*万花』芳乃ED曲)
15.「藍桜」 (3DS『STELLA GLOW』サクヤキャラクターソング)
16.「Get over」 (MMORPG『トキメキファンタジー ラテール』イメージソング)
《ボーナストラック》
17.「電力自由化そうでっか」 (オリジナル曲)

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