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INTERVIEW

2017.08.09

『アイドルタイムプリパラ♪ソングコレクション ~ゆめペコ~』リリース記念!夢川ゆい役・伊達朱里紗&虹川にの役・大地 葉&幸多みちる役・山田唯菜インタビュー

2017年4月から放送がスタートした、『プリパラ』シリーズの流れを汲む『アイドルタイムプリパラ』。その中で『プリパラ』から引き続いての主人公・真中らぁら(CV:茜屋日海夏)とともにW主人公を務めるのが、夢川ゆい。持ち前の行動力と妄想力(?)で、あらたな舞台・パパラ宿のプリパラを盛り上げようとらぁらとともに奮闘する。また、同じく新キャラとして、運動神経抜群の明るく元気な女の子・虹川にのと、普段は気弱で不幸体質なもののアイドルチェンジするとプー大陸の姫・ミーチルに人格が変わってしまう幸多みちるも登場し、物語を彩っていく。
今回はそのゆい役・伊達朱里紗、にの役・大地 葉、みちる役・山田唯菜の3人に、自身の演じるキャラから歌唱楽曲、さらには8月に東京・大阪での開催を控える“アイドルタイムプリパラ サマーライブツアー2017”への意気込みを語ってもらった。

私とにのが似てる部分は、声が大きいところかな?(笑)(大地)

――まず、ご自身の演じるキャラへの印象と、役に決まったときの率直な気持ちを教えていただけますか?

伊達朱里紗 私、30分アニメのメインキャラ自体初めてだったので、決まったときにはすごく喜びました。ただ、最初の絵の印象だけだと「おとなしめで夢見がちな、メルヘンな少女」みたいに感じまして。結構自分がガツガツ元気みたいなタイプの人間なので、「やりたい役だけど、これは私は合ってないかもな」って思いながら受けてたんですよ。でもいざ第1話の台本を読んだらすごくすっとんきょうで面白おかしい子で、「あ、これ私、できる!」って思いました(笑)。

大地 葉 オーディションを受けるときに、マネージャーから「これは大地さんしかいないと思ってるから、絶対受かって!」って言われて。私も台本を読んで「これは私、得意!」って思ったんです。でもマネージャーの前で1回セリフを言ったら「もう少し女の子に振れない?」って言われて、調整していって今の形に落ち着いたんです。だから自分の中ではわりかし高いキーで喋ってるから、ちょっと大変ではあるんですけどね。でも受かったって聞いたときはびっくりしすぎて、うれしくて一晩中泣きましたね。安心感から涙が止まらなくなっちゃって大変でした(笑)。

山田唯菜 みちるちゃんは、最初オーディション原稿をいただいたとき「すっごい気の弱い子だ」って思って。私もわりと気の弱い部分があるので、そこは合うなと思ってたんですけど……プリパラチェンジしたあとが心配でした。だから、決まったと知ったときは素直にうれしかったんですけど、同時に「こんなに長く続いてる作品で、アイドルとしてやっていけるかな?」っていうプレッシャーも感じちゃって。

大地 わかる。

伊達 しかも今まで、アイドルもやってる声優のi☆Risちゃんたちが、ライブもありきでやってたものだったからね。

山田 でも、作品自体がみんな目標に向かって「アイドルになりたい!」って頑張っていく物語なので、私もみちるちゃんと一緒に頑張っていきたいな……っていう気持ちになれました。

――そのキャラとご自身とで、似ている部分はありますか?

伊達 ゆいちゃんは夢見がちで妄想するところがありますけど、私も「ああなったらいいのに〜」と、結構思うことがあるんです。それと、結構暴走モードの感じも……。

大地 わりと普段からそうだよね?

伊達 そう。わりとゆいちゃんを演じるというより、どんどんゆいちゃんを私にしちゃっているような……(笑)。でもそれは、ゆいちゃんの声の幅を「かわいい声でしゃべらないと、ゆいちゃんじゃない!」ってしたくないからなんです。だから、ゆいちゃんの“暴走モード”のときはあえてだみ声を使っています。

山田 すごいよね。うしろで聞いてて「おぉ……!」ってなる(笑)。

伊達 まっすぐかわいい正統派主人公ならぁらちゃんとは、ゆいちゃんはやっぱ違うなと思ったので、そういう面も自分の中では意識しています。

大地 私とにのが似てる部分は、声が大きいところですかね?昔から、父親に「もっと小さい声で喋って」って言われてたくらい、普段から大きいです(笑)。あと、ボケと見せかけてツッコミ役に回る、っていうところも。私、今まで生きてきてボケ担当だと思ってたんですけど、気づいたらどっちかって言うと進行役とかツッコミに回ることが多くて。

伊達 「しっかりしてる」っていう部分が似てるのかもね?

大地 なのかなぁ?「意外とマジメ」みたいな。そこはもしかしたら、通ずる部分があるのかもな、って思いながら演じてます。

山田 私は、わりと否定から入っちゃうところがみちるちゃんと似ていると思います。でもそう言いつつも、自分では諦めないほうだなとも思っているので、「無理無理!」って言いつつ頑張ってるところも似てるのかな?って思います。あと……ラーメンが好きなところも、一緒です(笑)。

この3人って、バランスのいい組み合わせなのかも(山田)

――この3人は、すでにプリパラアイドルとしてデビューを果たしていますが、皆さん自身の理想の“アイドル像”ってありますか?またそれと、自分やキャラで合っている部分はありますか?

大地 私の場合は、アイドルとしてステージに上ってるときのその人は、完璧なアイドルでいてほしいんですよ。その点に関しては、にのは最初から踊りも完璧だったのですばらしくやってもらえてるなぁって思うので、私自身もこれからライブとかで、ステージ上で“にのとして”振る舞えたらいいな、って思います。

伊達 私はどっちかって言うと、自分自身がすごく楽しんだうえで、皆さんにも楽しみに来てもらいたいし笑顔になってもらいたい、っていうのがライブに限らず自分の中にあるんです。それにゆいちゃんが、第6話でダンプリに潜入したときに気づいてくれたことがすごくうれしくて……そんな気持ちをもとに、自分も頑張りたいなぁって思いますね。

山田 私はどうだろう……?ミーチルは今のところ、“楽しんで”というより「わらわについてこい!」みたいな「圧倒的、存在感!」っていうタイプなので、自分がそこに追いつけるように、頑張らなきゃなって感じです。

大地 でもそれは、さっき言った私の中での理想のアイドル像かもしれない。

伊達 逆に、私の考え方ってだいぶ現実の人間に近くて、どっちかって言うとその子のことを身近に感じられる考え方だなぁって思うんですよ。だから、みちるとゆいってけっこう対照的?

山田 うん、みちるちゃんは非現実的なほうかもしれない。

大地 で、にのはその間くらいかも。まわりを巻き込むけど、自分自身のキャラクター自体がステージの上に立っても大丈夫なキャラだし、そんなにオンオフとか関係なく行ける子だから。

山田 そう考えると、この3人っていいバランスの組み合わせなのかもしれないね。

――そんな『アイドルタイムプリパラ』の“タイム”にちなんで、時間を教えるための道具・時計についてのポジティブなエピソードがあれば教えていただきたいのですが。

大地 ポジティブかぁ……。

伊達 難しいねぇ……(笑)。

山田 えっと……私、地元が福井なんですけど、上京してくるときに自分で貯めてたお小遣いで腕時計を買ったんですね。それは今でも結構使うときがあって。それを見ると、上京したての初心に帰れるというか。「これを買ったときの気持ちを思い出して、頑張ろう」って思えるんです。

伊達 いい話だ……!

大地 ……うん、これ以上の話は出ないです!(笑)

――また、「ゆめかわ!」というゆいのセリフにちなんで、最近何かユメかわな体験をされていたらお教えください。

大地 体験ではないんですけど……私ユメかわな服が好きなんですよ。いっつも原宿に買い物に行くんですけど、『プリパラ』はパパラ宿やパラ宿が舞台なので、「私、本当に最高の作品に受かったな!」って思います(笑)。

山田 好きが詰まってるんだ。

大地 うん。それこそ、今日の服もにののカラーに合うものを原宿で探して買ったぐらいで。私、髪型もショートだし、役柄もにのも含めて割とボーイッシュなキャラが多いから、「パンツルックとかで来るんじゃないかな?」って予想される方が多いんですけど、実は私個人の趣味としてはこっち寄りなんですよね。

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