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REPORT

2017.08.04

劇場版新作アニメーションの制作が発表され、まだまだ続く「うた☆プリ」旋風。夢を歌へと…!「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 6th STAGE」レポート!

初ライブは2012年1月15日にゆうぽうと大ホールで開催された「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE LIVE1000%」。そのステージで、今日の景色を想像していた人はどれくらいいたのだろうか。

今、ST☆RISHの隣にはQUARTET NIGHT、そしてHE★VENSもいて、今やメットライフドームを2日間にわたって超満員にしている。まばゆい光の中に立つ彼らの目に映るのは、「うた☆プリ」を心の底から愛する人たちの笑顔。そんな光景が、作品の誕生から7年を経て18人の眼前に広がっていた。

開演を告げるSEの音が止まるとアリーナ中央のステージに大きな風船が現れる。光を放つその風船が割れると中から現れたのはST☆RISH!「マジLOVEレジェンドスター」でライブの始まりを高らかに告げ、1曲目から会場は大合唱。7色の光が揺れるその様子に視線を投げて笑みを浮かべる一十木音也役の寺島拓篤、聖川真斗役の鈴村健一、四ノ宮那月役の谷山紀章、一ノ瀬トキヤ役の宮野真守、神宮寺レン役の諏訪部順一、来栖 翔役の下野 紘、愛島セシル役の鳥海浩輔。今回6回目を数える「うた☆プリ」のライブ。

回を重ねるごとに存在感と絆を強くし、堂々としたパフォーマンスで煌めく輝きを放った彼らに続いて登場したのはQUARTET NIGHT。寿 嶺二役の森久保祥太郎、黒崎蘭丸役の鈴木達央、美風 藍役の蒼井翔太、カミュ役の前野智昭の4人によるST☆RISHの先輩アイドルだ。激しいビートで熱く歌い上げられるメロディが印象的な「QUARTET★NIGHT」に会場の熱も高まったところで、グランドオープニング!

その始まりはまるでアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター」でのSSS決戦ライブのオープニングを思わせる演出。初出演となるHE★VENSも含め出演する18人一人ひとりがビジョンに映し出されると、それぞれが気合いのコメントを届け、ファンは歓喜の声をあげていく。そんな映像のあとに始まったのは「テンペスト」。

宮野が歌うアニメ4期主題歌(OPテーマ)は、嵐を意味するタイトルの通り、ときに嵐を思わせるようなストーリー展開に寄り添ってきた一曲。ステージ上に降り注ぐ水に濡れながら卓越した表現力でその歌声を会場中に響かせた。そんな歌声に聴き入っていたオーディエンスの目に次に飛び込んだのは「QUARTET NIGHT」の文字。ここからライブはQUARTET NIGHTの時間に突入していく。

トロッコに乗ってスタンドの間近まで迫りながら森久保&前野による「KILLER KISS」、そして鈴木&蒼井による「ハルハナ」と、5月にリリースされたばかりの「IDOL SONG」収録のデュエット曲で聴かせた。さらにそのシングルに収録されたソロ曲の「Melting of snow」(前野)、「オン・ユア・マーク!」(森久保)、「BE PROUD」(鈴木)、「シンクロニズム」(蒼井)もそれぞれにキャラクターを意識したパフォーマンスで指先に至るまでQUARTET NIGHTの世界を放って堪能させる。QUARTET NIGHTパートに続いたのは、「Shining Dream Festa」のテーマソング2曲。「DAY DREAM」で、夏の煌めきと華やぐ歌声が印象的な楽曲を寺島、谷山、諏訪部、下野、森久保、鈴木が楽し気に駆けるような歌声で響かせれば、後を受けた鈴村、宮野、鳥海、蒼井、前野が夏の妖艶な光を思わせる「NIGHT DREAM」で会場のハートを奪う。そしてこの歌が終わるとライブはST☆RISHのパフォーマンスタイムへ。

トロッコで会場を移動しながらファンの間近で「Be the light!」を歌った宮野、ウィニングロードから登場して笑顔も近くへ届けた下野の「初恋をまた始めよう」、生楽器の繊細な旋律と演奏とともに「Tears in love」を芯まで沁み入る歌声で聴かせた谷山、バランススクーターで軽やかに移動しながらダンスパフォーマンスで魅せた諏訪部の「Give Me True Love」、黒猫を抱いた少年の登場からステージを堪能させた鳥海の「甘美なるアルカディア」、美しく躍動する噴水の動きとともに「I swear…」を伸びやかに歌い上げた鈴村。そしてソロコーナーの締め括りは寺島の「Brilliant Days」だ。キッズダンサーと一緒に笑顔いっぱいに歌い、会場一体で大合唱していたところへST☆RISHのメンバーが現れて、がっちりと寺島と抱き合う。感動の場面にオーディエンスの笑みも深まっていった。

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