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2017.04.05

LiSAのサプライズ登場も!AnimeJapan2017『劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』ステージレポート

LiSAのサプライズ登場も!AnimeJapan2017『劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』ステージレポート

3月25日、東京ビックサイトにて開催されたAnimeJapan2017のREDステージで、現在劇場公開真っ最中の『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』スペシャルステージが行われた。松岡禎丞(キリト役)、戸松 遥(アスナ役)、伊藤かな恵(ユイ役)、日高里菜(シリカ役)、高垣彩陽(リズベット役)、竹達彩奈(リーファ役)が出演し、本作の魅力をステージで語る豪華なステージとなった。2月18日から公開が始まり、6週間で国内動員140万人、興行収入20億円を突破した本作。今回はAnimeJapan2017の全ステージ中、観覧応募数が最多となった本ステージをレポートする。

登壇者の自己紹介では、トップを飾る松岡の「オーディナル・スケール、起動!」に引きずられるように、それぞれがソロでこのセリフを発するスペシャルな演出が。ユイ役の伊藤は、劇中でそもそもこのセリフがなかったとのことで、初めての「オーディナル・スケール、起動!」に新鮮さを感じていた。リズベットもシリカもソロではないため、本イベントを観覧しているファンだけに贈るサービスとなった。

劇場版の話題では、公開が始まってから1ヶ月以上経過した現在でも劇場の舞台挨拶は続いており、松岡はすでに25回の舞台挨拶を行っていると語られた。また、本作のキャスト同士のLINEグループがあり、そこでは舞台挨拶で訪れた地方での写真で賑わっているとのこと。ただ、おいしいごはんの写真を送っているのはほとんど竹達のようで、それに対して「伊藤ちゃんも送っているよ!」と異を唱えていたが、「このステージ会場の10分前まで弁当を食べていたのは私とかな恵ちゃんと彩奈ちゃんの3人でした(笑)」との高垣の暴露で、会場は笑いに包まれていた。

自己紹介が終わると劇中で使用されたAR装置≪オーグマー≫の新たな使い方をキャストが考えるという大喜利に突入。キャスト全員にスケッチブックが行き渡ると、高垣が真っ先に書き上げ、≪オーグマー≫にちなんで「おークマー」とクマのイラストとともにダジャレを披露。一方、女性キャストで多かった回答は「試着」や「きせかえ」といった実用性の高いものが多かった。自身に対しての試着だけでなく、他人にも好きな服を着せることができるといったものもあり、非常にかわいらしい意見が飛び交っていた。なお、今回唯一の男性キャストである松岡の回答は、原作者つながりの『アクセル・ワールド』ネタから、「フィジカルフルバースト!!」。とイケメンボイスと勢いで誤魔化そうとするものの、女性陣から軽くスルーされ「さっきから気になっていたんだけど、裸足に靴履いてる?」と全く関係ないことを指摘される始末。これには松岡も返す言葉があまり見当たらず、「松岡くんにARでどんな靴下を履かせたいか?」に急遽お題が変更。女性キャストたちからそれぞれ素敵な「松岡くんの靴下案」が提示されていた。

キャストによるトークも終盤に差し掛かり、それぞれが本日の感想を述べた。「イベントではとても賑やかなこの『SAO』ですが、映画本編ではカッコいいシーンがたくさんあるので、何度も観ていただきたいです」(竹達)「日本だけではなく、世界中に制作陣全員が自信を持ってお届けできていると思います。ずっと劇場で公開されていたらいいんですけど、今のうちに『SAO』の世界をたっぷり体感していただきたいです」(高垣)「たくさんこだわりが詰まった作品になっています。何度も劇場に足を運んでそれを感じていただきたいです。まだ『SAO』のキャラクターたちが動いている様子をもっと観たいです。これからも『SAO』の応援をよろしくお願いします」(日高)「私も実際に何度か劇場に足を運んでいるのですが、なんど観ても新しい発見があります。毎週来場者特典もあるし4DXもあるということで、私もまた観に行きたいと思っています!」(伊藤)「サウンドや4DXなど劇場でしか味わうことができないといった内容になっています。後半の方のアクションシーンは、本当にイラストに力を入れて作ってくださいました。劇場でいろんなところから聴こえてくる音と絵を一緒に楽しんでいただきたいです。楽しみ方が無限にある作品なので、これからもよろしくお願いします」(戸松)「『SAO』を5年間やってきて、ここまで来ることができたもの皆さんのおかげです。様々な展開を見せてきたこのコンテンツですが、是非第3期を!劇場もまだまだ公開中です。また特典をいただきに、自分も劇場に足を運ぶと思います」(松岡)とそれぞれが作品の思いの丈を語り、盛大な拍手の中キャストによるトークステージは終了した。

そして、今回新情報こそなかったものの、サプライズとして劇場版主題歌を担当したLiSAがステージに!「楽しむ準備いい!?」とステージへの煽りをかぶせ、イントロとともに登場した彼女は「Catch the Moment」を熱唱。サプライズ登場にもかかわらず、心が燃えたぎるような激熱なステージに会場の盛り上がりは最高潮に達した。劇中でも、最も盛り上がるシーンにこの楽曲が挿入歌としても使われており、そのシーンにオーバーラップする贅沢なライブとなった。

2月に全国公開され、3月からは4DX上映も始まった本作。4月に突入しても、興行収入の更新の勢いは止まらないだろう。イベント内で松岡が口にしていた『第3期』はあるのか?アニメ放送だけに収まらず、今後の『SAO』のさまざまな展開からまだまだ目が離せない。

Text by 藤田隆盛


●作品情報
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
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公開中
<イントロダクション>
TVアニメ『ソードアート・オンライン』シリーズは、第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原 礫氏による小説が原作となる、謎の次世代オンラインゲーム《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた作品である。2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、日本国内での累計発行部数は1,250万部を突破(全世界1,900万部)。そして2度のTVアニメ化やゲーム化、コミカライズ、グッズ制作などを行っており、幅広くメディアミックス展開されている。そして2017年春、川原 礫氏の完全書き下ろしによる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の公開が決定。世界中のファンがその日を待ち望んでいる。

<ストーリー>
2022年。天才プログラマー・茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫―― その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。それから4年……。
≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。≪オーグマー≫。
フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。
≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。
その爆発的な広がりを牽引したのは、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。
アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……。

【STAFF】
原作:川原 礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:伊藤智彦
脚本:川原 礫・伊藤智彦
キャラクターデザイン・総作画監督:足立慎吾
モンスターデザイン:柳 隆太
プロップデザイン:西口智也
UIデザイン:ワツジサトシ
美術監督:長島孝幸
美術監修:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲
色彩設計:橋本 賢
コンセプトアート:堀 壮太郎
撮影監督:脇 顯太朗
CG監督:雲藤隆太
編集:西山 茂
音響監督:岩浪美和
音楽:梶浦由記
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
製作:SAO MOVIE Project
主題歌:LiSA 「Catch the Moment」

【CAST】
キリト(桐ヶ谷和人):松岡禎丞
アスナ(結城明日奈):戸松遥
ユイ:伊藤かな恵
リーファ(桐ヶ谷直葉):竹達彩奈
シリカ(綾野珪子):日高里菜
リズベット(篠崎里香):高垣彩陽
シノン(朝田詩乃):沢城みゆき
クライン(壷井遼太郎):平田広明
エギル(アンドリュー・ギルバート・ミルズ):安元洋貴
茅場晶彦:山寺宏一
ユナ:神田沙也加
エイジ:井上芳雄
重村:鹿賀丈史

(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project

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