第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説が原作となる、謎の次世代オンラインゲーム《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いたTVアニメ『ソードアート・オンライン』シリーズ。2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、日本国内での累計発行部数は1,250万部を突破(全世界1,900万部)した大ヒットシリーズ。
2度のTVアニメ化やゲーム化、コミカライズ、グッズ制作など、幅広くメディアミックス展開されており、現在、製作会社『スカイダンス・メディア』によるハリウッドドラマ化も進行中だ。
そして、2017年2月18日(土)、川原礫氏の完全書き下ろしによる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の全国ロードショーがスタート。全国のファンが喜びの声をあげている。
この度、本作の公開を記念して2月18日(土)に新宿バルト9にて豪華ゲスト登壇の初日舞台挨拶を実施した。舞台挨拶には、本作の主人公・キリト役の松岡禎丞、ヒロインのアスナを演じた戸松 遥というお馴染みの顔ぶれに加えて、劇場版オリジナルのゲストキャラクターのユナを演じた神田沙也加、エイジ役の井上芳雄、重村教授役の鹿賀丈史という、いつもはミュージカルや舞台で活躍する豪華な顔ぶれが登壇!
さらに、TVシリーズ第1期から『ソードアート・オンライン』を手がけてきた伊藤智彦監督も登壇し、非常に豪華な顔ぶれが出揃った!
舞台挨拶が開始すると、上映を観終わったばかりの観客席からは興奮と熱気が立ち込めており、今回初めてアニメ作品の舞台あいさつに参加したミュージカル界の貴公子・井上芳雄は「温度が違いますね!いつもこんな感じなんですか?春が来ているのかと思いました(笑)」と、『ソードアート・オンライン』ファンの熱気に驚きながら、観客席を沸かせた。
また、普段はミュージカルの分野で活躍する神田沙也加・井上芳雄・鹿賀丈史と同じ壇上に立ったことに対して、松岡禎丞は、普段の倍以上に緊張しており「普段はこれだけ豪華なメンバーで舞台挨拶することなんて無いです。こんなに緊張する舞台挨拶も初めてです」と語り、会場から笑いと応援の声が上がった。
今回のゲストキャラクターについて伊藤監督は「劇場版ともなると、普段とは違う人たちを入れたく思い、ミュージカルの人たちならアニメと親和性があると思い、皆さんにお願いすることにしました」とキャスティングの結果に満足した様子で語った。
またアニメ好きで知られる神田沙也加は「今回お話を頂いて、マネージャーさんから『ソードアート・オンライン』という言葉を全部聞く前に『やります!』と即答しました」と本作に対する思いを語り、それを聞いた松岡禎丞は「神田さんは別の作品でご一緒した時から、本当に上手な人だなと思っていました」とそのアニメファンの魂とミュージカル女優のスキルを併せ持つ神田沙也加を称えた。
そのほか、声優と舞台俳優の異なる視点からみたお互いの演技などにもついて語られ、終始笑いに溢れた和やかな舞台挨拶となった。
以下、ゲストコメントをご紹介しよう。
<ゲストコメント>
Q:ゲスト声優のキャスティングについて
伊藤智彦監督:
劇場版となると普段のアニメとは違う人たちを入れたく思っていました。ミュージカル俳優の方々の演技ならアニメの声と親和性があるんじゃないかと思い皆さんにお願いすることにしました。
Q:ゲスト声優の依頼を受けて
神田沙也加:
最初にマネージャーさんからアニメのゲスト声優の話と聞いていて、作品名の『ソードアー…』まで聞いてすぐに「やります!」と答えました。アフレコの時から公開をすごく楽しみにしていたので、キャラクターとして映画の中に存在出来るだけでも嬉しいのですが、劇中でいくつも歌を歌わせて頂いたり、梶浦さんともお仕事させて頂いたりと、とても嬉しい宝物のような思い出になりました。
井上芳雄:
お話を頂いた時は「なんで僕にお話が来たのだろう?」と思いました。神田さんのように劇中で歌を歌うわけでも無いし(笑)、この作品のこともよく知らず、ARやVRなど最初はとっつきにくい印象を持っていたのですが、脚本を読むうちにこの世界に入っていって、人間臭いドラマなど、色んな魅力に溢れる作品だと思いました。普段は基本的に良い人の役しかしないのですが、今回エイジ役を演じてみて「悪役いいな」と思いました(笑)。
鹿賀丈史:
私は今回が声優という仕事は2回目です。この『ソードアート・オンライン』という作品は、専門用語が多くて何度かNGを出してしまったりもしたのですが、出来上がりを観てホッとしました。新しい世界観が反映されていて面白い作品に出たんだなと実感しました。
Q:声優からみた舞台俳優の演技について
松岡禎丞:
本当に若輩の身として言わせて頂くと、神田さんとは別作品でご一緒した時から本当に上手い方だと思っていました。井上さんも初めてのアフレコだったというのに、普通なら1~2年をかけて学んでいくところを、現場で周囲から吸収し1回のアフレから堂々と駆け抜けるのが凄まじいなと思いました。
鹿賀さんは台本の読み方から、僕とは次元の違うところにいるなと思いました。演じる上では負けないつもりで挑みましたが、とても貴重な体験になりました。
戸松遥:
お名前をお聞きした時、本当に凄いなと思いました。舞台やミュージカルの第一線で演じていらっしゃる方々と共演させて頂く機会って本当にないので貴重な経験をさせて頂きました。
私たち声優には出来ない表現方法などをしていらして、その様子を見ているだけで本当に勉強になりました。
Q:締めの挨拶
松岡禎丞
何度も言ってきたことですが、今回の劇場版は原作・TVアニメと続いてきた『ソードアート・オンライン』の集大成になった作品です。キリトの視点、エイジの視点、重村の視点と、色々な人たちの立場に立って、異なる見え方がする作品です。是非とも何度も劇場に足を運んで頂き、自分なりの解釈を持って頂けたらと思います。
戸松遥
今回の『劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』は新しい世界観が広がっていて、本当にこんな世界が待っているんじゃないかと思えるようなワクワクする夢の詰まった作品です。どの登場人物の視点から観るかで物語の見え方も違ってくるので、ぜひ何度でも楽しんで頂けたら嬉しいです。
神田沙也加
今回『ソードアート・オンライン』シリーズ内に入らせて頂けて本当に嬉しいです。街を歩くと電光掲示板が動いているのを見かけることもあって、未来的な感じがしてワクワクしていました。こういう未来が本当に来るんじゃないかと切に願っています。好きなキャラクターもいるかと思いますが、みんな活躍するので是非楽しんでください。
井上芳雄
たくさんのファンの方々に楽しんで頂けたらなと思います。今の時代によく合った作品で、自分達が脈々と続けてきた人間のドラマもたくさんあります。僕は鼻歌しか歌っていないですが、僕たちを通してミュージカルファンの方にも是非観て頂いて、全世界の人々にも楽しんで頂きたいです。
鹿賀丈史
今日はみなさんの熱気を感じました。普通の映画とは違う熱さを感じました。これだけのファンの方々にお集まり頂き、さらに多くの方々にも楽しんで頂きたいと思うので、皆様ぜひ口コミなどで宣伝をお願いします。
伊藤智彦監督
やっと公開日を迎えられて本当に嬉しく思っています。我々スタッフとしては映像面でも音響面でも大きなスクリーンで観るための迫力を持った作品にするべく制作しました。大迫力の作品になったので劇場へお越しください!
劇場版 ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール-』初日舞台挨拶
2月18日(土)10:20イベント開始(※8:10の回上映後)
会場:新宿バルト9 シアター9
ゲスト:松岡禎丞(キリト役)、戸松 遥(アスナ役)、神田沙也加(ユナ役)、井上芳雄(エイジ役)、鹿賀丈史(重村教授役)、伊藤智彦 監督、MC:吉田尚記(ニッポン放送)
●作品情報
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
公開中
<イントロダクション>
TVアニメ『ソードアート・オンライン』シリーズは、第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原 礫氏による小説が原作となる、謎の次世代オンラインゲーム《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた作品である。2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、日本国内での累計発行部数は1,250万部を突破(全世界1,900万部)。そして2度のTVアニメ化やゲーム化、コミカライズ、グッズ制作などを行っており、幅広くメディアミックス展開されている。そして2017年春、川原 礫氏の完全書き下ろしによる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の公開が決定。世界中のファンがその日を待ち望んでいる。
<ストーリー>
2022年。天才プログラマー・茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫―― その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。それから4年……。
≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。≪オーグマー≫。
フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。
≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。
その爆発的な広がりを牽引したのは、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。
アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……。
【STAFF】
原作:川原 礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:伊藤智彦
脚本:川原 礫・伊藤智彦
キャラクターデザイン・総作画監督:足立慎吾
モンスターデザイン:柳 隆太
プロップデザイン:西口智也
UIデザイン:ワツジサトシ
美術監督:長島孝幸
美術監修:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲
色彩設計:橋本 賢
コンセプトアート:堀 壮太郎
撮影監督:脇 顯太朗
CG監督:雲藤隆太
編集:西山 茂
音響監督:岩浪美和
音楽:梶浦由記
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
製作:SAO MOVIE Project
主題歌:LiSA 「Catch the Moment」
【CAST】
キリト(桐ヶ谷和人):松岡禎丞
アスナ(結城明日奈):戸松遥
ユイ:伊藤かな恵
リーファ(桐ヶ谷直葉):竹達彩奈
シリカ(綾野珪子):日高里菜
リズベット(篠崎里香):高垣彩陽
シノン(朝田詩乃):沢城みゆき
クライン(壷井遼太郎):平田広明
エギル(アンドリュー・ギルバート・ミルズ):安元洋貴
茅場晶彦:山寺宏一
ユナ:神田沙也加
エイジ:井上芳雄
重村:鹿賀丈史
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
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